ホームルーターとモバイル型Wi-Fiルーターの具体的な違いとは?

2022.09.30
ホームルーターとモバイル型Wi-Fiルーターの具体的な違いとは?

最近ではスマートフォンを利用する方が増えると同時に、Wi-Fiサービスの利用も増えていることと思います。Wi-Fi環境が整っていれば、スマートフォンの通信容量を気にすることなくインターネットを楽しめるため、通信制限とも無縁の生活をおくれます。

しかしWi-Fiの種類もさまざまで、いざサービスに申し込もうと思ってもどの端末を利用すればいいか迷ってしまう方が多いでしょう。

Wi-Fiを使用する際は、初めに光回線・ホームルーター・モバイル型Wi-Fiルーターの3つの中からどのタイプを利用するか決めなければなりません。

今回はそのうちの2つ、ホームルーター・モバイル型Wi-Fiルーターの特徴や利用するうえでのメリット・デメリットを、これからWi-Fiサービスを契約しようと考えている方に向けてそれぞれ紹介します。

※本記事は2022年9月29日に更新されたものです。現在の状況とは異なる可能性があることをあらかじめご了承ください。

目次

ホームルーターとモバイル型Wi-Fiルーターの具体的な違い

Wi-Fiを使いたいという目的は一つにしろ、ホームルーターとモバイル型Wi-Fiルーターには端末としての違いがいくつかあります。

端末の違いがあるということは、もちろん総合的なスペックもまったく異なるため、ここでは具体的な違いを詳しく紹介します。

端末や電波強度、通信速度、接続台数などの違いを紹介します。Wi-Fiサービスを契約する際はそれぞれの特徴を理解したうえで、自分の使用する環境や用途に適したタイプを選びましょう。

端末の違い

第一に、ホームルーターとモバイル型Wi-Fiルーターは、端末のサイズや使用方法がまったく違います。

ホームルーターはコンセントに挿さすことで電源が起動し、Wi-Fiを使用できるようになる端末です。一方、モバイル型Wi-Fiルーターは手軽に持ち運べるサイズとなっており、充電さえあればコンセントがなくても外出先で自由に使用することが可能です。

サイズはホームルーターの方が大きいですが、そこまで極端に大きいわけではなくティッシュボックスくらいのサイズ感なので、置き場所を工夫すれば普段の生活でも邪魔になりません。

モバイル型Wi-Fiルーターは端末にもよりますが、手のひらよりも小さいサイズの端末がほとんどで、小さめのバックでも入れるスペースを確保できるでしょう。

ホームルーターは少しサイズが大きく、コンセントに挿して自宅など特定の場所で使える端末・モバイル型Wi-Fiルーターはサイズがコンパクトです。

以上のように、これら2つの端末の大きな違いは使用方法とサイズ感になります。

電波強度の違い

Wi-Fiを使用するうえで電波強度はかなり重要な項目ですが、ホームルーターとモバイル型Wi-Fiルーターでは電波強度が異なります。

結論からいうと、電波強度は端末自体が大きく強力なアンテナを搭載しているホームルーターの方が強いです。モバイル型Wi-Fiルーターは端末がコンパクトな分、どうしてもホームルーターより電波強度が劣ってしまいます。

電波強度が弱いとWi-Fiにつながらない、安定して通信できないなどのケースがあるため、自宅のみでWi-Fiを利用する方はホームルーターの方がおすすめです。

しかし、モバイル型Wi-Fiルーターの電波強度が極めて弱いわけではないため、使っていくなかでまったく不自由を感じない方もいます。電波強度が弱いからという理由だけで端末を決めるのではなく、自分の用途に合わせて選ぶことが大切です。

通信速度の違い

機器が違うともちろんのことスペックも変わってくるため、ホームルーターとモバイル型Wi-Fiルーターでは通信速度が異なります。

各サービスの公式サイトには端末の最大通信速度が記載されていますが、あくまでも最大速度は理論上その端末が出せる最も速い速度です。基本的には記載されている数値よりも遅い速度で通信が行われています。

モバイル型Wi-Fiルーターのスペックを確認した際に、最大通信速度が速いからといって契約すると、思っていたよりも速度が出ないという事態に陥るため気を付けましょう。

通信速度が遅いとオンラインゲームや高画質で動画を視聴する際に、ゲームが途中で切断されてしまうことや、動画が何度も止まってしまうなどの可能性があります。

通信速度を必要とする作業を頻繁する方は、モバイル型Wi-Fiルーターよりもホームルーターの利用がおすすめです。

接続台数の違い

同時に接続できるデバイス数は端末によって異なります。サイズがコンパクトなモバイル型Wi-Fiルーターよりも、総合的なスペックが高いホームルーターの方が同時に多くのデバイスを接続できます。

一方で、モバイル型Wi-Fiルーターでもある程度の台数が接続可能で、極端に使用するデバイス数が多くなければモバイル型Wi-Fiルーターでも充分です。

ただ、同時に接続するデバイス数が増えると、電波強度や通信速度に支障をきたす可能性があります。家族で暮らしている方や、スマートフォンだけでなくパソコンやゲーム機などデバイスを多く所持している方は、より接続可能台数が多い端末を利用するとよいでしょう。

接続できる台数に余裕があれば、友人がWi-Fiを使いたいときや普段使用するデバイスが増えても対応できるため、契約時は使用する端末の接続可能台数までしっかり確認することをおすすめします。

回線の違い

ホームルーターとモバイル型Wi-Fiルーターは、サービスを提供している会社が異なるため回線が違います。

モバイル型Wi-Fiルーターは、Wi-Fiとはまったく関係のない事業を行っている会社でも比較的事業に参入しやすいため、さまざまな会社からサービスが提供されています。

モバイル型Wi-Fiルーターが使っている回線は大きく分けると2つに分類され、1つは独自回線のWiMAX2+やWiMAX+5Gがメインとなっています。安定かつ通信制限にかかりづらい「WiMAX回線」です。

もう1つはソフトバンク・ドコモ・au回線が使える「クラウドSIMを採用しているタイプの回線」です。

クラウドSIMを採用しているタイプは、Wi-Fi接続時にソフトバンク・ドコモ・au回線の中から一番つながりやすい回線に自動で切り替えてくれるためより広いエリアで利用できます。

そしてホームルーターに関しては、提供している会社がソフトバンク・ドコモ・auのため、使っている回線もこれら3社の回線です。

いずれも大手通信キャリアのため、よっぽど人の少ない地域や山の中でなければ日本中どこで使用しても快適に通信できるでしょう。

ホームルーターのメリット

Wi-Fiサービスを選ぶ際は、まずどのタイプの端末を利用するか決めなければならないため、それぞれのメリット・デメリットを知っておく必要があります。

たとえばコンセントに挿せばすぐに使用できることや、初期設定も簡単にできること、広い範囲で使用できることなど、ホームルーターにはいくつかのメリットがあります。ここではメリットの内容を詳しく紹介します。

コンセントに挿せばすぐに使用できる

ホームルーターを使用する際は、面倒な工事や手間のかかる設定する必要がなく、コンセントに挿すだけでWi-Fiが使えるようになります。

コンセントさえあればどこでも簡単かつすぐに端末を使用できるため、機械に疎い方もスムーズに使い始められるでしょう。

しかし契約するサービスによっては、申し込んだ住所以外で端末を使用すると通信規制の対象になる可能性があるため、引っ越す際は必ず住所変更を行わなければなりません。

コンセントがあればどこでも快適に使用できるわけではなく、あくまで契約した住所のみで使用できるので、他人の家に持ち込んで使うといったことは不可能です。

初期設定も簡単にできる

ホームルーターをコンセントに挿せばすぐにWi-Fiが使用できるため、とくに難しい初期設定はありません。

難しい初期設定がないため、誰でも簡単にWi-Fiを使い始められるのはホームルーターの大きなメリットでしょう。

設定が難しそうでなかなか契約に踏み出せない方がいるかもしれませんが、自分で行う作業はコンセントに挿すだけなのでとくに心配はいりません。

ただ、ホームルーターが起動した後は端末に記載されているSSIDを選択し、パスワードを入力する必要があります。

端末に記載されているパスワードを入力しなければ、ホームルーターが起動しているにもかかわらずWi-Fiを使用できないため必ず接続を完了させましょう。

広い範囲で使用できる

ソフトバンク・ドコモ・auといった大手通信キャリアがホームルーターを提供しているため、Wi-Fiの通信には各キャリアの回線が使われています。

よほど人の少ない地域や山の中でなければ、日本中どこで端末を使用しても快適に通信できます。

広い範囲で使用できるホームルーターなら、どこに住んでいても安心して契約できるでしょう。

契約の際、自分の住んでいる地域がエリア内なのか心配な場合は、各サービスの公式サイトから契約前に確認してもらうことをおすすめします。

多くの端末に同時接続できる

モバイル型Wi-Fiルーターに比べて、ホームルーターは同時に接続できるデバイス数が多いです。

一人暮らしで利用を考えている方や、スマートフォン以外のデバイスを接続することがない方にとってはあまりメリットになりません。しかし、家族など複数人で暮らしている方や、普段から使用するデバイスが多い方にとってはメリットになるでしょう。

接続可能台数の上限に達するとWi-Fiを使用できないデバイスが出てきて、接続しすぎることで通信環境が悪くなることもあるため、Wi-Fiサービスを契約する際は接続可能台数に余裕のある端末を選ぶとよいでしょう。

ホームルーターのデメリット

さまざまなメリットがある一方でデメリットもいくつか存在するので、ホームルーターを利用する際はメリットだけでなくデメリットも事前に知っておくことが大切です。

たとえばコンセントがない場所では使用できないことや、光回線ほど通信速度が安定しないなど、ホームルーターには以上のデメリットがあるため、ここでは各デメリットの内容を詳しく紹介します。

コンセントがない場所では使用できない

ホームルーターはコンセントさえあれば使用できますが、逆にいうとコンセントがない場所では使用できません。

モバイル型Wi-Fiルーターは充電さえあればどこでも端末を起動して使えますが、ホームルーターは電力がないと端末の起動すら行えません。

光回線ほど通信速度が安定しない

モバイル型Wi-Fiルーターよりも端末のスペックが高く、ある程度安定した速度でWi-Fiが使えるホームルーターですが光回線ほど速度は安定していません。

光回線とは光ファイバーを利用してデータを送受信する通信回線のことで、利用する際は設置工事しなければならず、それなりの時間と手間がかかります。

しかしその分、通信速度はどのタイプのWi-Fiよりも速いです。

ホームルーターでは光回線ほど通信速度が安定しないため、日頃からオンラインゲームや高画質での動画視聴したい方は、使用中に不便を感じることがあるでしょう。

普段の生活でそこまで通信速度を必要としない方は不自由なく使い続けられますが、通信速度を必要とする方は速度の速い光回線の利用をおすすめします。

モバイル型Wi-Fiルーターよりも提供会社が少ない

ホームルーターは、まったく関係のない事業を行っている会社でも比較的事業に参入しやすいモバイル型Wi-Fiルーターに比べて、提供している会社が少ないです。

より多くのサービスを比較し、その中から最も自分に合ったサービスを選びたいという方がいても、提供会社が限られているためあまり多くの選択肢はありません。

ホームルーターを使用する際は、限られた選択肢の中からサービスを選びましょう。

モバイル型Wi-Fiルーターのメリット

ホームルーターにメリット・デメリットがあるように、モバイル型Wi-Fiルーターにもメリット・デメリットがあります。ここではそれぞれの内容をわかりやすく紹介します。

簡単に持ち運べる

モバイル型Wi-Fiルーターは手のひらよりも小さいサイズの端末がほとんどなため、手軽に持ち運べて外出先でも使用できます。

外出時はバッグに入れて持ち運びたい方が多いと思いますが、どの端末もコンパクトなのでかさばらずに済みますし、入れておくだけでどこにいてもWi-Fiが使用できるのは大きなメリットです。

モバイル型Wi-Fiルーターを持っていれば、家だけでなくカフェなどでもインターネットに接続できます。普段自宅で仕事や調べものをしている方は、モバイル型Wi-Fiルーターを使って気分転換に外で作業してみるのもいいでしょう。

コンセントがなくても使用できる

モバイル型Wi-Fiルーターは、端末自体の充電があればコンセントがない場所でも使用できます。

コンパクトな端末一つで場所を選ばず、Wi-Fiを使えるのはモバイル型Wi-Fiルーターだけです。外出先で頻繁にインターネットを利用する方は、モバイル型Wi-Fiルーターの利用がおすすめです。

ただ、端末の充電が切れてしまうとインターネット通信できなくなるため、持ち運ぶ際は事前にしっかり充電しておかなければなりません。パソコンで作業している間に充電が切れてしまうと、作業が続けられなくなるので気を付けましょう。

契約できる会社が多く存在する

モバイル型Wi-Fiルーターは、まったく関係のない事業をしている会社でも比較的事業に参入しやすいため契約できる会社が多くあります。

会社によってサービス内容が異なるため、さまざまなサービスを比較・検討して自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。

契約できる会社が多いとその分選択肢が広がるため、気になったサービスは細かく内容をチェックすることが大切です。

モバイル型Wi-Fiルーターのデメリット

何事にもメリットがあればデメリットもあります。モバイル型Wi-Fiルーターには以上のデメリットがあるため、利用する際は契約前に内容を把握しておかなければなりません。

電池残量が減ったら充電しなければならない

モバイル型Wi-Fiルーターは電池で動いているわけではないため、電池残量が減ってきたら充電しなければなりません。

端末がコンパクトであることから、自宅など特定の場所だけでなく外出先でも利用できますが、外で充電が切れてしまうとWi-Fiに接続できなくなるため気を付けましょう。

一日中充電がもつ端末もありますが、心配な方はモバイルバッテリーを常に持っておくと安心です。また、一日中外に出かける場合は、充電切れを避けるため外出前に100%まで充電しておくことをおすすめします。

光回線やホームルーターより通信速度が安定しない

光回線は設置工事をしなければ利用できませんが、その分通信速度が速く安定しています。また、ホームルーターは契約した住所以外では使えませんが、手軽に設置して高速通信できます。

以上の2つは特定の場所でしか使用できませんが、通信速度が速く安定しているのが魅力です。

一方モバイル型Wi-Fiルーターは、手軽に持ち運べて場所を選ばずWi-Fiに接続できます。

その分光回線やホームルーターより通信速度が安定しないため、速度の速さや安定感を求める方はモバイル型Wi-Fiルーターではなく、光回線やホームルーターを利用するとよいでしょう。

ホームルーターより同時接続できる端末が少ない

モバイル型Wi-Fiルーターは端末がコンパクトで持ち運びやすいのが最大の特徴ですが、端末自体が小さいためスペックはホームルーターより劣ってしまいます。

同時に接続できるデバイス数はホームルーターに比べると少ないため、もし「家族など複数人でWi-Fiを使いたい」「パソコンやゲーム機など接続するデバイス数が多い」といった場合は、モバイル型Wi-Fiルーターだと間に合わない可能性が出てくるでしょう。

そのような事態を避けるためにも、Wi-Fiサービスを契約する際は契約前に同時接続できる台数をしっかり確認する必要があります。

通信無制限の端末をレンタルできる会社は少ない

モバイル型Wi-Fiルーターを提供するサービスでは、月に何GBまでと通信容量に上限のあるサービスが多いため、通信容量無制限で端末をレンタルできる会社は少ないです。

外出先でもWi-Fiを無制限に使いたいという方は、限られたサービスの中から自分に合っているサービスを選択しましょう。

ホームルーターの利用に向いている人

それぞれ端末には異なるメリット・デメリットがあるため、利用に向いている人の特徴も変わってきます。

自宅でインターネットを利用することが多い方や、光回線を自宅へ引き込めない方などに当てはまる方はホームルーターの利用に向いています。

自宅でインターネットを利用することが多い人

外出先ではなく、自宅でインターネットをよく利用する方はホームルーターが向いています。

通信強度・通信速度・接続可能台数など、端末のスペックを比較した際にホームルーターはモバイル型Wi-Fiルーターよりも性能が高いため、自宅だけでの利用には向いているでしょう。

仕事中は会社のWi-Fiを利用する方や、そもそも外出先でインターネットを使わない方は、簡単に設置できるうえ快適に通信できるホームルーターがおすすめです。

光回線を自宅へ引き込めない人

賃貸に住んでおり、利用規約によって光回線の引き込み工事が行えない方はホームルーターを利用しましょう。

ホームルーターであればコンセントに挿すだけでWi-Fiが使えるようになるため、工事をせずともWi-Fi環境を整えられます。

光回線ほど速度に安定感はありませんが、現在は5Gに対応している端末も出ているため、利用する地域によっては手軽に高速通信を実現できるでしょう。

大人数で利用したい人

大人数で利用する場合は、モバイル型Wi-Fiルーターだとすべてのデバイスを接続できない可能性があるため、接続可能台数が多いホームルーターの利用をおすすめします。

一人暮らしで他に接続する人がいない場合や、普段使っているデバイス数が少ないといった場合はモバイル型Wi-Fiルーターでも充分です。

しかし、家族で暮らしている・スマートフォン以外にパソコンやゲーム機など接続する台数が多いなどの場合は、接続可能台数に余裕がある端末を選びましょう。

引っ越しが多い人

ホームルーターは契約した住所以外では使えませんが、アカウントのページから住所変更すれば引っ越した際にもすぐに新しい住所で利用できます。

光回線は設置するために工事が必要になりますが、ホームルーターはアカウントの住所変更だけでWi-Fi環境を整えられるため、引っ越しが多い方に向いているでしょう。

モバイル型Wi-Fiルーターの利用に向いている人

モバイル型Wi-Fiルーターは、外出先でよくインターネットを利用する人や、できるだけ月額料金を抑えて利用したい人、部屋をすっきりさせたい人などに向いています。

ここではなぜモバイル型Wi-Fiルーターの利用に向いているのかをわかりやすく紹介します。

外出先でよくインターネットを利用する人

モバイル型Wi-Fiルーター最大の特徴は、サイズがコンパクトで手軽に持ち運べる点で、外出先で頻繁にインターネットを利用する方には向いています。

また、自宅で仕事をすると気が散って作業が捗らない方や、気分転換に外で仕事をしたい方なども、モバイル型Wi-Fiルーターを利用すれば外で仕事するのが可能です。

できるだけ月額料金を抑えて利用したい人

光回線やホームルーターに比べてモバイル型Wi-Fiルーターはサービス自体の料金が安いため、月額料金を抑えて利用したい方には向いています。

人それぞれ必要とする通信容量は異なりますが、少ない容量のプランを契約することでより安くWi-Fiを利用できます。

自分は毎月どのくらいの通信量を消費しているのか把握したうえで、契約するプランを決めましょう。

部屋をすっきりさせたい人

モバイル型Wi-Fiルーターは端末自体が非常に小さくコンパクトで、部屋で使う際もまったく邪魔になりません。

ホームルーターを置いて部屋の見栄えが悪くなるのを避けたい方や、部屋をすっきりさせたい方にはモバイル型Wi-Fiルーターがおすすめです。

少人数で利用したい人

モバイル型Wi-Fiルーターの接続可能台数はホームルーターに比べれば少ないですが、少人数で利用する分には充分な台数でしょう。

接続可能な範囲であれば、モバイル型Wi-Fiルーターが一番月額料金を抑えられるサービスです。契約する際は普段どれくらいの台数を接続するか、事前に確認しておくことをおすすめします。

おすすめのホームルーター3選

ここではおすすめのホームルーターを3つ紹介するので、これから利用を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

ドコモhome5G

ドコモHome5G

ドコモhome5Gは、使用する際面倒な設定が一切なく、コンセントに挿すだけですぐに利用できるホームルーターです。

通信容量は無制限※1のため、容量を気にすることなくWi-Fiを利用できます。さらに通信速度は下り最大4.2Gbps※2と非常に速度が速く、5Gの提供エリアでは常に高速通信で快適なインターネット環境を実現できるでしょう。

また、契約期間に縛りがないためいつ解約しても違約金が発生せず、ずっと月額4,950円(税込)で利用できます。契約の際は月々サポートが適用され、端末購入代金が実質無料になる非常にお得なサービスです。

※1 一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります。
※2 5Gの提供エリアは一部に限られます。伝送速度は最大1201Mbps(規格上の最大値)

モバレコAir

モバレコAir

モバレコAirは、ソフトバンクと株式会社グッド・ラックの公式コラボブランドで、SoftBankAirと同じ機能をもつホームルーターを2年間もの間割り引き価格で利用できるサービスです。

端末を購入する場合は、1年間実質月額927円(税込)※1で容量無制限※2のWi-Fiを利用でき、5Gに対応しているエリアでは下り最大2.1Gbps※3の高速通信を実現できます。

また、月額料金が安くなるキャンペーンだけでなく、他社回線からの乗り換えで違約金と撤去工事費が満額還元されるキャンペーンや、サイト限定の30,000円キャッシュバックキャンペーンなども実施されているため、上手く活用してお得にWi-Fiを利用しましょう。

※1 実質月額は「モバレコAir限定キャッシュバック」により進呈する30,000円を12分割した額をモバレコAir(端末購入の場合)の月額基本料金から引いた金額です。<税込の実質月額927円 = 12ヵ月平均月額料金3,427円(1~2ヵ月目実請求額2,167円+3~12ヵ月目実請求額3,679円÷12ヵ月間) – キャッシュバックを12分割した額2,500円>実際のお支払金額は1~2ヵ月目2,167円/月、3~24カ月目3,679円/月、25ヵ月目以降は5,368円/月となります。
※2 一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります。
※3 最大下り速度はスペック上の最大値です。実際の通信速度を表すものではありません。 SoftBank Airでご利用いただける5G対象エリアは限られます。事前に対象エリアをご確認の上、ご契約ください。5Gエリアに加えて4Gエリアでもご利用いただけます。

Broad WiMAX

Broad WiMAX

Broad WiMAXは、業界最安級の月額1,397円(税込)から利用でき、満足度NO.1の評価を獲得(2021年7月・日本マーケティングリサーチ機構調べ)しているWi-Fiサービスです。

配線工事や端末の難しい設定が不要で、店舗受け取りサービスを活用すれば最短申し込み当日から容量無制限※1のWi-Fiを利用できます。

全国実人口カバーは1億人・屋外基地局は20,000局を達成しているうえ、一部エリアでは下り最大2.7Gbps※2の高速通信ができます。

よほど人の少ない地域や森の中などでなければ、誰でも快適にインターネットを利用できるでしょう。

※1 一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります。
※2 *5Gは一部エリアでの提供です。表記の通信速度はシステム上の最大速度となります。通信速度は、通信環境やネットワークの混雑状況などに応じて低下します。

おすすめのモバイル型Wi-Fiルーター

ここではおすすめのモバイル型Wi-Fiルーターを3つ紹介します。

WiFi革命セット

WiFi MAX革命セット

WiFi革命セットは、ホームルーターとモバイル型Wi-Fiルーターがセットになったサービスで、最大71,280円(税込)もお得になる割引キャンペーンが行われています。

提供されるホームルーターの端末名は「ターミナル5/Airターミナル」で、スペックは以下の通りです。

 ● 通信速度は下り最大2.1Gbps※1
 ● 周波数帯は2.4GHz帯/5GHz帯
 ● 同時接続台数は最大128台
 ● データ容量は無制限※2

また、モバイル型Wi-Fiルーターの端末名は「ONEMOBILE」で、スペックは以下の通りです。

 ● 通信速度は下り最大150Mbps/上り最大50Mbps
 ● 連続通信時間は最大12時間
 ● 同時接続台数は最大5台
 ● データ容量は月間100GB

2つの端末がセットになったサービスで、自宅では安定して通信できるターミナル5/Airターミナル、外出先ではコンパクトなONEMOBILEといったように端末の使い分けが可能です。

※1 一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります。
※2 最大下り速度はスペック上の最大値です。実際の通信速度を表すものではありません。SoftBank Airでご利用いただける5G対象エリアは限られます。事前に対象エリアをご確認の上、ご契約ください。5Gエリアに加えて4Gエリアでもご利用いただけます。

楽天モバイル

Rakuten Mobile

楽天モバイルは、プランの申し込みと端末の同時購入で本体価格が1円になるうえ、4,401ポイント還元キャンペーンが適用されるため端末を実質0円で購入できます。

通信量が3GBまでなら月額1,078円(税込)、20GBまでなら月額2,178円(税込)、20GB超過後はどれだけ使っても月額3,278円(税込)という料金プランになっています。毎月の通信量にムラがある方でもお得に利用できるでしょう。

また、申し込み時は契約事務手数料が発生しないため、初期費用なしで使い始めることが可能です。

THEWiFi

THE WiFi

THEWiFiは、端末レンタル料金が無料なうえ、最短即日発送と気軽に利用できるWi-Fiサービスです。

通常料金の場合だと月額3,828円(税込)で100GBまで使用できます。

このほか1GBまでは月額1,298円(税込)、5GBまでは月額1,628円(税込)、20GBまでは月額2,068円、40GBまでは月額2,596円(税込)、100GBまでは3,960円(税込)と、利用した容量に応じて月額料金が変動するプランも用意されています。

また、すべての容量を使い切ってしまった場合は、2,200円(税込)で10GB、4,400円で20GB、6,600円で30GBを追加できるので安心です。

回線に関しては、ソフトバンク・ドコモ・auの3キャリアに対応しているため広範囲でつながりやすいです。万が一の時でもオペレーターが365日対応してくれるアフターケアがついており、困ったことがある際は気軽に問い合わせてみましょう。

まとめ

ホームルーターとモバイル型Wi-Fiルーターにはそれぞれ異なるメリット・デメリットがあるため、Wi-Fiサービスを契約する際は、自身がどのタイプに向いているかよく考えなければなりません。

主にインターネットを自宅で利用する方はホームルーター、外出先でもインターネットを必要とする作業が多い方はモバイル型Wi-Fiルーターがおすすめです。

さまざまなサービスを比較してより自分に合ったサービスを見つけましょう。

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