
ドコモのポケット型Wi-Fiはおトク?それとも割高?料金プランや注意点などを解説!

ドコモのポケット型Wi-Fiは通信速度に優れており、データ無制限※1にも対応、大手のキャリアならではの強みを有している点が魅力です。
さらに、キャンペーンや割引等も定期的に行っているので、新規で契約するとよりお得な料金で契約できます。
しかし、気になるのはポケット型Wi-Fiのスペックに対して相応な料金なのかどうかです。ドコモのポケット型Wi-Fiの利用料金はお得と言えるのでしょうか。それとも割高なのでしょうか。
ドコモのポケット型Wi-Fiの料金プランから注意点まで紹介します。
※1一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります
※本記事は2022年9月30日に更新されたものです。
現在の状況とは異なる可能性があることを予めご了承ください。
目次
ドコモのポケット型Wi-Fiの基本情報
ドコモのポケット型Wi-Fiは、
● 5Gギガホプレミア
● 5Gギガライト
● ギガホプレミア
● ギガライト
以上4つのプランの中から選択して利用できます。データ容量は、5Gギガホプレミアは無制限※1、ギガホプレミアは60GB、5Gギガライトとギガライトは1GBから7GBとなっています。
そして、下り最大通信速度は4Gが最大1.7Gbps※2、5Gが最大4.2Gbps※2・3と他社よりも頭一つ抜けている通信速度です。いずれのプランも速度制限にかかると最大1Mbps※2と、人によってはストレスを感じる通信速度になってしまう点には注意が必要です。
また、契約するには事務手数料の3,300円(税込)が必要です。しかし、docomoオンラインショップからの申し込みであれば無料になるので、余計なコストを削減したい人はdocomoオンラインショップからの申し込みを推奨します。
なお、端末は買い取りとなっているため、途中解約の場合、残りの端末代を支払わなければなりません。支払い方法はクレジットカード、口座振替から自分に合った支払いが可能です。
自宅にドコモの光回線を引いている人は、ドコモ光セット割の対象になるので、最大1,100円(税込)/月が割引されます。
※1 一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります。
※2 ベストエフォート方式のため、通信環境により実際の通信速度は変化します。
※3 5Gサービスは一部エリアに限ります
ドコモのポケット型Wi-Fiの料金プラン
ドコモのポケット型Wi-Fiの料金プランは以下の通りです。
5Gギガホプレミア
5Gギガホプレミア※1は、月間データ容量が無制限※2で、月額7,315円(税込)となっています。さらに月間データ使用量が3GB以下の場合は、月額5,665円(税込)で利用可能です。
データ容量を無制限※で利用するには、この5Gギガホプレミアを契約する必要があります。
※1 5Gサービスは一部エリアに限ります
※2 一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります。
ギガホプレミア
ギガホプレミアは、月間データ容量が60GBまでで、月額7,205円(税込)の料金が発生します。ただし、1か月のデータ利用量が3GB以下の場合は月額5,555円(税込)です。
1か月60GBまでで事足りる人であればギガホプレミアがおすすめです。とはいえ、5Gギガホプレミアと料金が大して変わらない上、ギガホプレミアは4Gにしか対応していないので、選択する人は限られてくるでしょう。
5Gギガホプレミア(5Gスマホ)+データプラス(ルーター)
既にドコモのスマートフォンを持っている人で、新しくルーターを契約する場合は5Gギガホプレミア※での契約がおすすめです。5Gと名称があるように、5Gに対応したスマートフォンを持っている人限定のプランです。
データ容量は30GBで、月額1,100円(税込)の金額が発生します。ドコモのギガプランとペアとなっていれば使用可能データ量をシェアできるプランです。しかし、ルーター側で使用できる月々のデータ量は30GBとなってしまう点には注意しましょう。
※ 5Gサービスは一部エリアに限ります
ギガホプレミア(4Gスマホ)+データプラス(ルーター)
5Gに対応していないドコモのスマートフォンを持っている人で、新しくルーターだけ契約する場合に適用されるプランです。
データ容量や料金の変化は一切なく全て同じであるため、30GBで月額1,100円(税込)です。
5Gギガライトとギガライト
5Gギガライトとギガライトは1GBから7GBまで使用できるプランです。5G対応※1かどうかで契約するプランが異なりますが、料金に変化はありません。
● 1GBの場合は月額3,465円(税込)
● 3GBの場合は月額4,565円(税込)
● 5GBの場合は月額5,665円(税込)
● 7GBの場合は月額6,765円(税込)
※1 5Gサービスは一部エリアに限ります
※2 一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります
ドコモのポケット型Wi-Fi端末
ドコモで提供しているポケット型Wi-Fi端末は3種類です。いずれもレンタルに対応していませんが、一括購入か分割購入で支払えるようになっています。
以下にポケット型Wi-Fiのスペックを記載しているので、選ぶ際の参考にしてみてください。
【5G対応】Wi-FiSTATIONSH-52A
Wi-FiSTATIONSH-52Aは、2020年の6月に発売された5Gに対応しているポケット型Wi-Fiです。端末価格は68,904円(税込)となっています。
最大通信速度は、5Gは下り最大4.2Gbps※、上り最大480Mbps※、4Gは下り最大1.7Gbps※、上り最大131.3Mbps※と、かなり快適な通信速度でインターネットを楽しむことが可能です。
対応LANケーブルの規格もIEEE802.3bz(2.5GBASE-T)、IEEE802.3ab(1000BASE-T)、IEEE802.3u(100BASE-TX)と、ドコモで提供しているポケット型Wi-Fiの中で最も多くなっています。
対応無線規格も、2.4GHz帯/5GHz帯に対応しており、IEEE802.11n(Wi-Fi 4)/最大300Mbps※、IEEE802.11ac(Wi-Fi 5)/最大867Mbps※、IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)/最大1201Mbps※と現在の主流を取り入れています。
※ベストエフォート方式のため、通信環境により実際の通信速度は変化します。5Gは一部のエリアでの提供です。
【4G(LTE)】Wi-FiSTATIONSH-05L
Wi-FiSTATIONSH-05Lは、2019年の11月に発売されたポケット型Wi-Fiの中で最も古いタイプです。5Gには対応していませんが、27,720円(税込)で入手できる最も安価なルーターとなっています。
古いタイプであるため、下り最大988Mbps※、上り最大75Mbps※とやや物足りない通信速度で提供されています。さらに、対応無線規格もIEEE802.11n(Wi-Fi 4)/最大300Mbps※、IEEE802.11ac(Wi-Fi 5)/最大867Mbps※とWi-Fi6に対応していない部分も目立ちます。
他にも有線の接続ができないなどの弱点がありますが、最も安価で入手したい人に適した商品です。
※ベストエフォート方式のため、通信環境により実際の通信速度は変化します。
【5G対応】Wi-FiSTATIONSH-52B
Wi-FiSTATIONSH-52Bは、最も新しい2021年の9月に発売されたポケット型Wi-Fiです。SH-52Aと同様に5Gに対応しており、35,640円(税込)とSH-52Aよりも安く入手できるのが特徴です。
通信速度は5Gが下り最大4.2Gbps※、上り最大218Mbps※、4Gが下り最大1.7Gbps※、上り最大131.3Mbps※と5Gの上り速度が若干遅くなっています。対応無線規格はSH-52Aと同じ仕様です。
※ベストエフォート方式のため、通信環境により実際の通信速度は変化します。5Gは一部のエリアでの提供です。
しかし、対応LANケーブル規格がIEEE802.3ab(1000BASE-T)、IEEE802.3u(100BASE-TX)にしか対応しておらず、IEEEE802.3bzには対応していません。
とはいえ、既に発売されているSH-52Aの上位版であるため、SH-52Aより低価格でSH-52Aと変わらないスペックのポケット型Wi-Fiを入手できます。現在発売されているポケット型Wi-Fiの中で、もっともおすすめの商品です。
ドコモのポケット型Wi-Fiを契約するメリット
ドコモのポケットWi-Fiを契約するメリットは主に5つです。
通信速度はポケット型Wi-Fiの中でも最速クラス
ドコモのポケット型Wi-Fiは、他社のポケット型Wi-Fiと比較すると通信速度に大きな強みを持っています。
ちなみに、ソフトバンクやワイモバイルのPocket WiFi 5G A101ZT の最大速度は2.4Gbps ※1、WiMAXの最大速度は2.7Gbps※2です。
つまりドコモのポケット型Wi-Fiの最大速度である4.2Gbps※3は、他社のポケット型Wi-Fiの約2倍の速度だと分かります。
※1 5G利用時。無線LAN接続時は下り最大884Mbps、USBケーブル接続により下り最大2.4Gbpsに対応。千葉県柏市増尾の一部エリアで提供中。記載している通信サービスはベストエフォート方式です。
※2 技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。
※3ベストエフォート方式のため、通信環境により実際の通信速度は変化します。5Gは一部のエリアでの提供です。
ポケット型Wi-Fiは利便性が高い反面、特筆するスペックが搭載されておらず、外出時には通信速度に満足できない人も多かった背景があります。
ところが、ドコモのポケット型Wi-Fiを利用すれば、ポケット型Wi-Fiの弱点であった通信速度がストレスにならないので、快適にインターネットを楽しむことが可能です。
Wi-Fiの端末をモバイルバッテリーとしても使用できる
ドコモのポケット型Wi-Fiは、スマートフォンやタブレットのモバイルバッテリーとしても利用できるメリットがあります。
ドコモのポケット型Wi-Fiのバッテリーは、全て4,000mAhと大容量のため、スマートフォン1台分の充電が可能です。
当然ですが、ポケット型Wi-Fiのバッテリー充電残量が少なければ、スマートフォンを満足できるほど充電することができないため注意が必要です。す
山間部でも使用できる
ドコモのポケット型Wi-Fiは、山間部や地方でも問題なく利用できるのがメリットです。ドコモのLTE/4G(800MHz帯)の人口カバー率は99.7%となっています。
参考:総務省 令和3年度携帯電話及び全国BWAに係る電波の利用状況調査の評価結果
5Gエリアに関しては、様々な事業者が5Gエリアを発展させているため、まだまだ利用できる場所が少なく、ドコモも例外ではありません。ドコモは2024年3月までに5Gの人口カバー率90%以上を目指しています。
参照:ドコモ報道八表資料
さらに、ドコモでは山間部で通信ができるように、山頂方向に電波を発射する登山道対策専用アンテナを設置したり、小型基地局を山小屋の付近に設置したりしています。
他にも、ブースタ基地局を設置したり、登山シーズン限定で基地局を設置したりする取り組みも行っています。
山の天気は平地よりも変化しやすいため、ドコモのポケット型Wi-Fiが1つあると登山において非常に強力な味方となってくれて安心です。
速度が落ちても約1Mbps※の通信速度
ドコモに限らず、ポケット型Wi-Fiは使いすぎると速度制限にかかってしまいます。しかし、通信速度は約1Mbps※であり、メールやメッセージの送受信やSNSの閲覧にはなんら問題がありません。
確かに、通信制限にかかってしまうと、快適なインターネット環境とは言い難いです。そんな中、速度制限にかかってしまっても、ある程度は快適なインターネットが利用できるのも他社を圧倒する通信速度を提供しているドコモならではのメリットです。
※ベストエフォート方式のため、通信環境により実際の通信速度は変化します
専用クレードルで受信の感度を高めることができる
ドコモのオプションにある、専用のクレードルを使えば受信の感度を高められるのもメリットです。部屋で安定したWi-Fiを利用する時におすすめです。
また、クレードルがあれば部屋の中でポケット型Wi-Fiをなくしてしまう心配もありません。さらに、パソコンを有線LANにできるので、安定したパソコン作業が可能です。
USB接続もできるクレードルなので、LAN端子がないパソコンでもUSB接続できます。
ドコモのポケット型Wi-Fiを契約するデメリット
ドコモのポケット型Wi-Fiを契約するデメリット主に5つです。
他社のポケット型Wi-Fiと比較すると料金が割高
ドコモのポケット型Wi-Fiの料金を見てみると、他社よりも料金が高額に設定されているのが目立ちます。さらに、普段からポケット型Wi-Fiを使うのであれば、選択肢はおのずと5Gギガホプレミアとギガホプレミアに限られます。
5Gギガライトとギガライトのプランに関してはあまり申し込みをするメリットがありません。少ない容量に対して、データ容量無制限※プランや60GBプランとあまり変わらない料金を支払わなければならないからです。
※一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります。
ドコモユーザーであればデータプラスに申し込みをすればポケット型Wi-Fiを入手できますが、全員がドコモユーザーではないですよね。
具体的な金額の比較に関しては後述していますが、比較してみると料金が割高である点は否めないので、ドコモのポケット型Wi-Fiを契約する上では躊躇する懸念材料となります。
スマホとペアにする場合はデータ容量が最大30GBしか使えない
ドコモのポケット型Wi-Fiの5Gギガホプレミアにして、ドコモのスマートフォンとセットにすれば、ポケット型Wi-Fiもデータ容量無制限※で利用できると認識してしまいがちですが、実態は異なります。
※一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります。
スマートフォンはデータ容量無制限※で利用できますが、ポケット型Wi-Fiは30GBまでしか利用できません。ギガホプレミアの60GBでも同様であるため、スマートフォンとペアにした時点で30GBまでしか利用できないのはデメリットです。
無制限で利用するためには単独新規契約が必要
ドコモのポケット型Wi-Fiをデータ容量無制限※で利用するためには、ポケット型Wi-Fiを単独で5Gギガホプレミアにする必要があります。しかしながら、基本料金が月額7,315円(税込)となっており割高です。
2台目としてポケット型Wi-Fiを契約すれば、ポケット型Wi-Fiの基本料金は月額1,100円(税込)までに抑えられますが、30GBの制限があるのでデータ容量無制限※ではなくなってしまいます。
月額料金に適用できる割引が少ない
5Gギガホプレミアで同時に利用できる割引は、以下の3つです。
● みんなドコモ割
● ドコモ光セット割
● dカードお支払割
みんなドコモ割は、同一「ファミリー割引」グループ内の音声回線数に応じて各回線で毎月最大1,100円(税込)が割引になるサービスです。ドコモ光セット割は、同一「ファミリー割引」グループ内でドコモ光を契約している場合に、月額最大1,100円(税込)が割り引かれます。いずれも、複数回線の契約が条件なので、利用できる人は限られます。
dカードお支払割は、利用料金の支払い方法をdカードに設定するだけなので簡単に割引が受けられますが、割引額は毎月187円(税込)なので、あまりお得さを感じられないでしょう。
割引の詳細は後述しますが、月額料金を抑えられる割引が少ないことはデメリットです。
ドコモのポケット型Wi-Fiがおすすめな人・おすすめではない人
ドコモのポケット型Wi-Fiがおすすめの人と、おすすめではない人を紹介します。
ドコモのポケット型Wi-Fiがおすすめな人
現在、ドコモのスマートフォンを使用している人はドコモのポケット型Wi-Fiがおすすめです。2台目として申し込みをすれば、ポケット型Wi-Fiを単独で契約するよりも基本料金が安くなるデータプラスプランがあります。
ドコモユーザーがデータプラスプランを使って契約すればポケット型Wi-Fiを単独で契約するよりもお得に利用できます。ポケット型Wi-Fiの利用が月30GBまでで事足りるドコモユーザーなら、申し込みをしても良いでしょう。
また、ドコモのポケット型Wi-Fiは、他社のポケット型Wi-Fiよりも最大通信速度が速い傾向にあるため、速度が速いポケット型Wi-Fiを使いたい人にもおすすめです。使えるエリアも広い魅力があります。
外出時に快適なインターネットができるポケット型Wi-Fiを探している人であれば、間違いなくドコモのポケット型Wi-Fiが悩みを解決してくれます。
他には、5Gに対応しているルーターが欲しい人も、ドコモのポケット型Wi-Fiがおすすめです。
上述した通り、LTE/4G(800MHz帯)の人口カバー率は99.7%であり、公式ホームページでもストロングポイントとして明記しています。
参考:総務省 令和3年度携帯電話及び全国BWAに係る電波の利用状況調査の評価結果
また、ドコモは2024年3月までに5Gの人口カバー率90%以上を目指していると発表しています。このようなことから、5G回線を使って恩恵を受けたい人はドコモのポケット型Wi-Fiがおすすめです。
参考:ドコモホームページ 2022年3月11日付報道発表資料
ドコモのポケット型Wi-Fiをおすすめできない人
安さを追求する人にはドコモのポケット型Wi-Fiはおすすめできません。料金だけを見れば他社でもっとお得に契約できるので、とにかく安く費用を抑えたい人には不向きです。
また、ドコモユーザーではない人もおすすめできません。ドコモユーザーであれば適用される割引が、他社のユーザーであれば適用されない場合があるからです。
ポケット型Wi-Fiの契約と同時にスマートフォンもドコモに切り替えるのであれば良いかもしれませんが、手間と時間をかけた分の見返りが少ないため今から乗り換えても安く契約できるとは限りません。
さらにデータ容量無制限※でWi-Fiを利用したいのであれば、高額な月額を支払わなければならないので、今からドコモユーザーに乗り換えることはおすすめできないのです。
※一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります
ドコモのポケット型Wi-Fiをおトクに契約するには?
ドコモのポケット型Wi-Fiをお得に契約するには、ドコモが実施している割引サービスや特典を上手に使いましょう。
現在実施している割引・特典を紹介するので、契約の際に役立ててください。
最大187円割引の「dカードお支払割」
1つ目は、dカードかdカードGOLDを使ってドコモの利用料金を支払うと、毎月187円(税込)の割引になるキャンペーンです。
本割引を利用するには、クレジットカードの機能が搭載されたdカードかdカードGOLDの申し込みをする必要があります。
dカードは年会費が無料であり、通常の買い物で100円(税込)ごとに1%のポイントが貯まります。また、ドコモの利用料金については、1,100円(税込)につき10ポイントが貯まります。
dカードGOLDは、11,000円(税込)の年会費がかかるものの、ドコモの利用料金1,100円(税込)につき100ポイントが貯まります。
コンスタントにドコモの利用料金を支払うのであれば、dカードGOLDを作成すれば、お得にポイントを貯められます。
最大1,100円割引の「みんなドコモ割」
みんなドコモ割は、家族にドコモユーザーが多いほど割引額が高くなるキャンペーンです。
1回線だと割引額がありませんが、2回線だと550円(税込)、3回線以上だと1,100円(税込)の割引が適用されます。家族でドコモを使っているのであれば、申し込みが欠かせないキャンペーンだと言えるでしょう。
さらに、家族であれば同居していなくても適用されるファミリー割引もあります。
最大1,100円割引の「ドコモ光セット割」
ドコモ光セット割は、ドコモのスマートフォンとドコモ光をセットで契約するとスマートフォンの月額料金が最大で1,100円(税込)割引されるキャンペーンです。
契約者と契約者の家族が対象になり、最大10回線まで割引されるので、大人数の家族でも10人まで割引されます。
しかし、料金プランによって割引額が異なることを認識しておいてください。というのも、ギガライトプランなら3GBまでの使用で550円(税込)、3GB以上となると、1,100円(税込)の割引になるからです。
かならず1,100円(税込)が割引されるわけではない点を、しっかりと把握しておきましょう。
ドコモのポケット型Wi-Fiと他社のポケット型Wi-Fiを比較
ドコモのポケット型Wi-Fiと、他社のポケット型Wi-Fiを比較します。比較対象とするのは「Broad WiMAX」と「Wi-Fi MAX革命セット」です。
Broad WiMAX

Broad WiMAXは初月の月額料金が1,397円(税込)~、2カ月目からの月額料金が3,883円(税込)~で利用できるポケット型Wi-Fiです。
Broad WiMAXは他社から乗り換えたユーザーに対して、上限19,000円(非課税)の違約金を還元するキャンペーンを実施しています。
契約期間であっても契約解除料の負担を軽減して乗り換えられるため、「乗り換えやすさ」の面を考えるとBroad WiMAXが優れています。
さらに、Webからの申し込みいただきクレカ支払を選択の上、初回指定オプションの加入で、初期費用20,743円(税込)が無料になるキャンペーンも実施しています。
さらに、Broad WiMAXはキャッシュバックキャンペーンも実施しています。
Webフォームから「ギガ放題バリュープラン」または「ギガ放題フリープラン」をクレジットカード払いでお申込み、かつ指定オプションサービスに初回加入したうえで2台同時に申込をした人に、5,000円キャッシュバックのキャンペーンを実施しています。
利用できる人が限られるキャンペーンではあるものの、ドコモにはキャッシュバックキャンペーンは存在しないので、2台以上必要な人にとってはBroad WiMAXが良いと言えます。
しかし、Broad WiMAXの通信速度は下り最大2.7Gbps※1ですが、ドコモの4.2Gbps※1・2には敵いません。
Broad WiMAXでは申し込み後のキャンセルにも対応しているため、万が一契約後に対応エリア外だと発覚しても問題なくキャンセルができます。
以上を加味すると、単にポケット型Wi-Fiを利用するのであれば、Broad WiMAXの利用がおすすめです。
※1 ベストエフォート方式のため、通信環境により実際の通信速度は変化します。
※2 5Gサービスは一部エリアに限ります
Wi-Fi MAX革命セット

Wi-Fi MAX革命セットは、ポケット型Wi-Fiとホームルーターの2つが利用できるプロバイダです。
家族全員が家でも外でもWi-Fiの利用ができるので「ポケット型Wi-Fiが今手元にないからWi-Fiが使えない」といった悩みを解消できます。さらに2台分使えることから、2台分の容量で快適な通信ができるのも魅力です。
Wi-Fi MAX革命セットは
● 1か月目 月額2,167円(税込)~
● 2か月目 月額3,080円(税込)~
● 3か月目以降 月額3,679円(税込)~
となっています。ドコモのギガライト月額3,465円(税込)1GBと比較すると、3か月目以降でドコモのギガライトが料金としては安くなります。
Wi-Fi MAX革命セットはポケット型Wi-Fiとホームルーターの両方が使えるので、コストパフォーマンスを考えるとWi-Fi MAX革命セットのほうがお得です。
とはいえ、Wi-Fi MAX革命セットのポケット型Wi-Fiの通信速度は下り最大150Mbps※1、置くだけのWi-Fiは下り最大2.1Gbps※1・2と、束になってもドコモの通信速度には勝てません。
ちなみにドコモもホームルーターのhome5Gも提供しています。ポケット型Wi-Fiと同様に5Gに対応。下り最大4.2Gbps※1・2の速度を実現しており、月額4,950円(税込)で利用可能です。
※1 ベストエフォート方式のため、通信環境により実際の通信速度は変化します
※2 5Gサービスは一部エリアに限ります
契約期間も違約金もなくデータ容量無制限※で利用できますが、ポケット型Wi-Fiとセットで契約すると非常に割高になります。
※一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります
キャンペーンに関しては、Wi-Fi MAX革命セットは「クレジットカードで端末購入を契約すれば、10,000円キャッシュバック」を実施しています。
ドコモにはキャッシュバックのキャンペーンがないので、キャンペーンに関してもWi-Fi MAX革命セットに軍配が上がります。ポケット型Wi-Fiとホームルーターの両方を使用したいのであれば、ドコモではなくWi-Fi MAX革命セットを利用しましょう。
結論:ドコモのポケット型Wi-Fiはドコモユーザーにおすすめ
他社と比較すると、料金の高さやキャンペーンの面に関してはどうしてもドコモが劣ってしまいます。
ドコモは通信速度に強みを持っていますが、割引の対象がドコモユーザーメインのため、ドコモのポケット型Wi-Fiはドコモユーザーにおすすめです。
ドコモのポケット型Wi-Fiを契約する際は、キャンペーンを上手に活用して申し込みましょう。
まとめ
ドコモのポケット型Wi-Fiは、他社と比較してみると高額です。
しかし、他社では実現できない通信速度を提供している唯一の事業者であるのも事実のため、通信速度を重要視する人や、ドコモユーザーでポケット型Wi-Fiがほしい人はドコモに申し込みましょう。
また、外出先や移動中でWi-Fiを利用する予定がない自宅での利用を希望しているのであれば、ポケット型Wi-Fiではなくhome5Gがおすすめです。
データ容量無制限※1で定額、契約期間も違約金もありませんし、スマートフォンとセットで利用すれば最大1,100円(税込み)の割引もしています。
強みである5Gの下り最大通信速度4.2Gbps※2での高速通信も可能となっているため、ホームルーターも検討してみてください。
※1 一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります
※2 ベストエフォート方式のため、通信環境により実際の通信速度は変化します。5Gは一部のエリアでの提供です。
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