
光回線の速度測定、どうやればいい?方法と見方を解説

auひかり、SoftBank光、ドコモ光など、色々な光回線がありますが、どれも同じだと思っていませんか?実は業者によって通信速度が異なるのです。
光回線を使用していて速度測定をしたことがない方は、最適な通信スピードを出せていない可能性があります。この記事では光回線の通信速度を測る方法や、おすすめの光回線業者を解説しています。
通信速度にお困りの方、引っ越しに伴い、自分に合った回線業者を探している方は必見です。
本記事は2022年9月13日に更新されたものです。
現在の状況とは異なる可能性があることを予めご了承ください。
目次
光回線の速度測定はここがおすすめ
あなたが今お使いの光回線がどのくらいの通信速度を出しているのか、ネットで簡単に調べることができます。
下記で紹介する4つのサイトでは測定ボタンを押したり、サイトを開いたりして完全無料で通信速度を測れます。それぞれのWEBサイトの特徴を見ていく前に、レイテンシやping速度といった基本的な用語について少し説明します。
まず、レイテンシとは、デバイスが動画などの読み込みをリクエストしてから、サービスが応答するまでの時間を指します。つまり、レイテンシが短ければ短いほど通信が速いということになるのです。
そして、クライアント情報とは、KDDIやドコモなど、通信会社(キャリア)の情報を指します。クライアント情報が見覚えのない名称の場合、フリーWi-Fiなどの自分が契約している回線ではない可能性がありますので注意してください。
ping速度とはデバイスからホストへの応答速度を指します。ms(ミリ秒)で表され、この値が小さい程、高速な通信が可能です。レイテンシと同様で、通信速度・応答速度に関わるものと認識しておいてください。
Google検索

Google検索で「スピードテスト」と入力すると、検索結果の一番上の欄に「速度テストを実行」というボタンが出てくるので、そのボタンを押すとテストの実施が可能です。
ダウンロード速度とアップロード速度、レイテンシ、サーバー情報を全部合わせて20秒程度で測定してくれます。
単に通信速度を測るだけでなく、計測結果を元にその通信速度があれば何ができるのか具体例を表示してくれるのが特徴です。
たとえばダウンロード速度が66.3Mbps、アップロードが66.5Mbpsという速度が計測された後に「このインターネット接続では、同時に複数のデバイスでのHD動画のストリーミング、ビデオ会議、ゲームを処理できます。」と表示されます。
”Mbps”という通信速度の単位だけでは一体どれくらい速いのかわかりづらいですが、何がどのくらいできるのか教えてくれるのは便利ですよね。
Fast.com:ページを開くだけで測定可能

「Fast.com」は動画配信サービスのNetflixが無料で提供している通信測定ツールです。
WEBブラウザで「Fast.com」と検索すると、検索結果の一番上に「Fast.com」のWEBサイトが出てくるので、クリックしてみましょう。ページを開くと20秒ほどで通信速度の測定が可能です。検索が終了すると画面に大きく「お使いのインターネットの速度」と表示されます。
これはダウンロード速度を表していて、ほかにもレイテンシ(アンロード)、レイテンシ(ロード済み)、アップロード速度、クライアント情報、サーバー情報を表示してくれます。
みんなのネット回線速度:ユーザーの測定結果を比較可能

みんなの速度測定サイトは、同じ回線を使っている同じ都道府県、市区町村の人と通信速度を比較できるWEBサイトです。
他の通信速度測定サイトと異なるのは、同じ回線を使っている人がどのくらいの通信速度(ダウンロード・アップロード速度)なのか比較できる点です。
住んでいる地域(都道府県〜市区町村まで)と使っている回線をすべて入力しなければならないため、スピーディーとは言えませんが、ユーザーの測定結果を比較可能なのはほかのサイトにはない魅力です。
BNRスピードテスト:2000年からの老舗測定サイト

BNRスピードテストは2000年からの老舗測定サイトです。測定開始というボタンを押すだけでアップロード速度とダウンロード速度を15秒程度で計測することができます。
他の計測サイトと比較して、測定完了までのスピードが速く、操作性がシンプルなので、誰でも簡単に回線速度を測れるのです。上り速度(アップロード)と下り速度(ダウンロード)は別々の測定ボタンで測定することになるため、使用する際は覚えておきましょう。
スマホの回線速度測定サイト・アプリの使い勝手
ここまで紹介した回線速度の測定サイト以外にも、スマートフォン用の回線速度測定サイトもあります。ここからはスマホの回線速度を測るサイトを紹介していきます。
スマホ用回線速度測定サイト:Google検索
Google検索で「スピードテスト」と入力すると、テストの実施が可能です。
検索結果の一番上の欄に「速度テストを実行」というボタンが出てくるので、そのボタンを押すとテストの実施が可能です。ダウンロード速度とアップロード速度、レイテンシ、サーバー情報を全部合わせて20秒程度で測定してくれます。
ここまで解説したように単に通信速度を測るだけでなく、計測結果を元にその通信速度があれば、何ができるのか具体例を表示してくれるのが特徴です。
スマホ用回線速度測定サイト:Fast.com
上記で紹介したFast.comもスマートフォンの通信速度を測ることができます。
WEBサイトを開けば自動で通信速度を測定できるのです。特にスマートフォンではクライアント情報に着目しましょう。あなたが契約しているキャリア(ドコモやau)ではない名称が表示された場合、意図せず別のWi-Fiに繋がっているかもしれません。
スマホ用回線速度測定サイト:speedtest.net

speedtest.netは、通信回線の専門用語を知らない人でもわかりやすい、シンプルな設計が特徴です。計測時間は20秒ほどで、お使いのキャリア、ダウンロード速度、ping速度を計測してくれます。スマートフォン(Android・iPhone)以外にPCにも対応しているため、ふと回線の調子が気になった時に計測してみると良いでしょう。
計測が終了すると、広告が表示されるため、不用意にクリックしないよう注意しましょう。
スマホ用回線速度測定アプリ:ドコモスピードテスト
ドコモスピードテストはキャリア(au・SoftBank・ドコモ)やOS(Android・iOS)に関わらず、お使いのスマートフォンの回線速度を測定することができるアプリです。
アプリを開いてボタン1つでダウンロード速度とアップロード速度を計測してくれます。また位置情報を許可することで、現在地周辺の電波状況の良いエリアや、周辺ユーザーと回線速度の比較も行えます。
ただ回線速度を測るだけではなく、他の人はどのくらいの回線速度が出ているのか、電波状況を改善するにはどのエリアに移動すれば良いのかが一目でわかるというのがドコモスピードテストアプリの強みです。
まれにドコモのスマートフォンをお使いの方で、アップデートを実施すると自動的にドコモスピードアプリがインストールされる場合があります。その際、不要であればアンインストールしましょう。
スマホ用回線速度測定アプリ:RBB SPEED TEST
RBB SPEED TESTもキャリア、OSに関わらずインストールして使用できる回線速度測定アプリです。1998年からWEBサイトでの計測サービスを展開しており、膨大なデータを活かして回線速度測定アプリもリリースされました。
スマートフォンやWi-Fiの通信速度(ダウンロード・アップロード)を簡単に測ることができます。最大の特徴としては、ランキング形式でお使いの回線の評価を客観的に確認できる点です。
時間帯、利用地域、プロバイダ、キャリア別にランキングが作成されるので、回線を変えようか悩んでいる方であれば、インストールして損はないアプリです。
スマホ用回線速度測定アプリ:Speedchecker Speed Test
Speedchecker Speed Testはシンプルな見た目で余計なものがないため、操作性が良く、通信回線に詳しくない人でも使いやすい設計となっています。このアプリ最大の特徴としては、身の回りのメディアをダウンロードする際の所要時間を算出してくれる点です。
今の通信回線の状態で曲、アルバム、TV番組、SDムービー、HDムービー、UHDムービーの6項目それぞれのダウンロードにかかる時間を計測してくれます。またping速度、ダウンロード時間、アップロード時間などの測定結果をSNSやメール、メッセージアプリで共有することが可能です。
光回線の速度測定、結果の見方は?
光回線の速度を計測すると、様々な項目が出てきます。
初見ではわからないことが多く、戸惑う方もいると思うので測定結果の見方を解説します。
用語に関してあらかじめ補足しておきますと、まず「上り」とはアップロード(デバイスからファイルをインターネット上へ送る)、一方で「下り」がダウンロード(インターネットからファイルをデバイスへ送る)を指します。
また、bps(ビーピーエス)という用語がありますが、これはビットパーセカンドの略称で、1秒間あたりに送信できるデータの量を指します。bpsの値が大きい程、通信速度が速くなります。bpsは1000bps→1Kbps、1000Kbps→1Mbps、1000Mbps→1Gbpsといったように、1000倍毎で単位がK(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)と単位が変わるのが特徴です。
普段利用なら100〜kbps~
テキスト中心としたWebページの閲覧には、100~200Kbps程あれば問題ないでしょう。ただし同じWeb閲覧でも、画像の多いサイトとなると0.5~1Mbps程度あった方が快適に閲覧できます。
メールやLINEでは、テキストだけのやりとりなら1送信につき100~200Kbps程度と考えておきましょう。
参考:LinkMate
動画をサクサク観たいなら0.5〜2Mbps
YouTubeや各種VODで動画を観る場合は0.5〜2Mbpsが目安です。
動画はデータ量が膨大なため、写真1枚を送信するのに要する時間とは比べ物にならない時間がかかります。さらに動画は画質が高くなればなるほど、送受信するデータ量は大きくなるため、どの画質で送受信するかによって必要な回線速度が変わります。
低画質では500kbps程度、標準画質では1Mbps程度、高画質は2Mbps程度を目安と考えるとよいでしょう。
参考:LinkMate
ゲームするなら100Mbps以上
動作の少ないボードゲームやパズルゲームでなく、動きの激しいアクションなどをサクサクプレイするためには30Mbps以上の回線速度が出せることが望ましいです。
最低でも30Mbpsあれば大抵のオンラインゲームをプレイできますが、タイムラグが発生する可能性があります。タイムラグが命取りとなるFPSのようなゲームをプレイする方はPing値も意識しましょう。
参考:Selectra「オンラインゲームで必要な通信速度は?」
光回線の速度測定で「遅いとき」の原因と対処法
最大通信速度「1Gbps」「5Gbps」をアピールポイントとしている光回線業者もいますが、実際に家庭で使用していると、その最大通信速度は出ないことがほとんどです。
なぜなら、光回線は時間帯、場所、環境によって速度が大幅に変化するからです。しかし、ちょっとした確認で遅くなった回線速度を改善できる場合があります。
ここからは光回線の速度測定で遅いと感じた時の原因と対処法について解説していきます。
端末
スマートフォンやPC、ルーター本体などの端末側に問題がある場合は、端末の再起動や周波数を変えてみることで回線速度が改善する可能性があります。
接続を一度切って再接続する
無線LANルーターを使ってWi-Fi接続している場合、接続を一度切って再接続すると改善される可能性があります。
スマートフォンやPCのWi-FiをOFFにして、もう一度接続し直すだけなので、数十秒で終わります。これが最も簡単な方法です。
端末を再起動してつなぐ
もし再接続で状況が改善されなければ、ルーターを再起動してみましょう。
電源プラグを抜いて1〜3分程度で再起動されます。状況改善まで少し時間がかかるので、先に再接続を試して効果がなかったら再起動を行いましょう。
周波数帯を変えてみる
あなたが使っている無線LANルーターの取扱説明書やパスワード表、スマホ、PCから確認可能な「接続できるWi-Fi一覧」に「2.4GHz」と「5GHz」という表記がありませんでしたか?
実はWi-Fiには2種類の周波数帯があり、特性があるのです。まず、「2.4GHz」は天井や壁などの物理的干渉に強く、遠くまで届きやすいのがメリットですが、家電などからの電波干渉を受けやすいデメリットがあります。
そして、「5GHz」は電波干渉に強いのですが、天井や壁などの物理的干渉に弱いという特徴があります。ワンルームや1Kなどの単身者用の間取りであれば問題ありませんが、壁、天井の多い戸建て住宅のようなタイプではWi-Fiルーターを置く位置が重要になってきます。
家電の位置や物理的干渉物の有無によって、2.4GHzと5GHzを適切に使い分けてみましょう。
IPv6に対応しているか確認する
週末や夜間などの、時間帯や曜日によって回線速度が低下している場合は、回線の混雑が原因かもしれません。そこで、使用している光回線がIPv6(IPv4 over IPv6 IPoE)に対応しているか確認してみましょう。
IPv6とは、回線の混雑していないルートを自動で判別、接続してくれる通信規格のことです。
すべての回線業者がIPv6に対応しているわけではありませんが、可能なところは通信規格をIPv6に変更できるので、ぜひ一度確認してみてください。
電波干渉
スマートフォン、タブレット、PC、ゲーム機などの端末が、ルーターに数多く接続していると、その分回線速度が落ちてしまいます。
1つのルーターの回線を分け合って使用しているからです。特にFPSのような一瞬のタイムラグが勝敗を分けるゲームをプレイする方にとって、回線速度の減衰は致命傷でしょう。
使っていない機器の接続を切るだけで、この問題は対策できますので、ゲーム好きで心当たりのある方はぜひ試してみましょう。
回線障害
再接続、再起動、周波数を変えてみたものの、状況が変わらない、あるいは回線が繋がらなくなってしまった場合、回線障害が発生している可能性があります。
これはあなたが所有しているルーターだけでなく、他の世帯でも同様の事象が発生しているため、回線業者への問い合わせ、WEBサイト、メールの確認、SNSで似たような事象を探すなど、最新の情報を手に入れましょう。
ケーブル
もしも無線LAN接続で光回線の速度が不安定なのであれば、有線接続を試してみましょう。
有線接続とはLANケーブルを使って、直接回線に繋ぐことを指します。無線で繋ぐよりも、高速で安定した回線速度を生み出せます。また、有線接続はケーブルとルーター、どちらかのスペックが低いと、低い方の回線速度しか出ない仕組みになっています。
そのため、ゲームをタイムラグなくやりこみたい方はぜひ高規格のルーター・LANケーブルの使用をおすすめします。
混雑している
集合住宅でよく見られる傾向ですが、光回線を使う人が多くなれば、その分回線が混雑して速度が低下します。夜間や週末など回線の使用者が増える時間帯、曜日に回線速度が遅くなっている場合、解散の混雑が原因と考えられます。
特に、住人であれば誰でも共通で使える光回線は、一本の管から通る回線を皆でシェアしている状態なので、回線速度が遅くなりがちです。ここまでで解説したIPv6の対応や、別の光回線を導入することでこの問題は解決できます。
おすすめの回線の実測平均値は?
多くの回線業者は最大通信速度「1Gbps」などのアピールポイントを抱えていますが、実際に家庭で使用すると最大速度が出ることはまずあり得ません。
回線を選ぶ上で重要なのは実際にどれくらいの回線速度を出せるのかです。そこでおすすめの回線の平均ダウンロード速度と、平均アップロード速度をまとめました。
速さで選ぶならFon光かNURO光
Fon光とNURO光はいくつかある回線サービスの中で、平均ダウンロード速度と平均アップロード速度が500Mbpsを超えている高速通信が特徴的な光回線業者です。
Fon光は、みんなのネット回線速度で直近3ヶ月に計測された60件のFon光の測定結果から計算された平均値で平均ダウンロード速度: 727.43Mbps、平均アップロード速度: 732.53Mbpsとなっています。(2022年9月2日時点)
参考:みんなのネット回線速度「Fon光の通信速度レポート」
一方NURO光は、直近3ヶ月に計測された34978件の測定結果から計算された平均値として、平均ダウンロード速度: 502.7Mbps、平均アップロード速度: 466.74Mbpsとなっています。(2022年9月2日時点)
参考:みんなのネット回線速度「NURO光の通信速度レポート」
対応エリアで選ぶならフレッツ光かキャリア回線
フレッツ光、キャリア回線(auひかり、SoftBank光、ドコモ光)は対応エリアに優れた回線業者です。日本全国に回線網が張り巡らされているため、基本的に居住地に左右されず契約が可能です。しかしNURO光のような独自回線と比較すると回線速度が遅い場合があるというデメリットがあります。
速さを求めるなら独自回線が狙い目?
ここまで解説したように、Fon光やNURO光のような独自回線は、平均回線速度が上下とも高速です。速さだけを求めるなら、利用者が比較的少ない独自回線が狙い目ですが注意すべき点が2つあります。
それは利用地域が限定されることと、キャンペーンが大手キャリア回線と比較して充実していないことです。
独自回線は利用者の多い首都圏を中心に対応エリアを広げていくため、まだ日本全国で利用できるというわけではありません。2022年2月時点でFon光は20、NURO光は21の都道府県でしか利用できません。またキャリア回線と比較するとキャンペーン、特典が限られており、コストを抑えにくいというデメリットも抱えています。
一方でauひかり、SoftBank光、ドコモ光のような大手キャリアが提供している光回線は、全国で対応可能、また、充実した特典が付いてくるというメリットがあります。
特典の例として、スマホの月額料金が割引されるというものがあります。お使いのスマホのキャリアがau、SoftBank、ドコモの方は、スマホと同一キャリアのインターネット回線を契約することで、スマホの月額料金が毎月割引されるため、比較的に携帯料金を安く抑えることができます。
上記の理由から、回線速度だけに着目して独自回線を選ぶのではなく、トータルで見た時にauひかり・SoftBank光・ドコモ光のような全国対応の光回線の方がおすすめです。
光回線の速度測定で遅い…乗り換えるならここ!
光回線の速度測定が遅いと感じたあなたにおすすめしたいのは、au、SoftBank、ドコモの大手キャリア3社が展開している光回線です。
基本的にお使いのスマホキャリアに合わせた回線を選ぶことをおすすめします。それぞれの回線について解説していきます。
auひかり

auひかりはKDDIが提供している光回線サービスです。auひかりの特徴として挙げられるのは、独自の光回線網による高速通信や充実した特典などがあります。
○独自の光回線網による高速通信
auひかりはKDDIが提供している独自の光回線を使用しているため、独自回線クラスの高速通信が可能です。さらに独自回線の弱みとも言える対応エリアをカバーした36都道府県のエリアに対応しています。
対応エリアも回線速度も妥協したくないという方は、独自の光回線網を使っているauひかりがおすすめです。
○充実した特典とセット割
auひかりはコストの面でもおすすめです。auの携帯電話を契約している方は、auスマートバリューの加入で最大1,100円が月々の利用料金から差し引かれます。
そのほかにも、工事費実質無料キャンペーンや他社から乗り換える際の解約金補填など充実の特典が用意されています。
○どのプロバイダを選んでも同じ料金
プロバイダとはインターネットに接続するサービスを提供・代行する業者のことです。プロバイダごとに特徴があったり、キャッシュバック、特典の内容が違ったり、料金が違ったりと多種多様です。
auひかりはどのプロバイダを選択しても料金が変わらないため、自分や家庭の状況に合ったプロバイダを選択できます。
Softbank光

SoftBank光はフレッツ光回線とYahoo!BBプロバイダがセットになったものです。
SoftBankの主な特徴として、ソフトバンクのスマホを利用している場合、充実したスマホセット割サービスが利用できることや、フレッツ光を利用していると工事不要になることがあります。
○充実したスマホセット割
SoftBankの携帯電話をお使いの方は「おうち割光セット」の適用で毎月のスマホ料金が最大1,100円割引されます。
おうち割光セットとはスマホと光回線をセットで利用している場合に適用される割引です。同じ家族であれば最大10台まで割引が適用されます。
○プロバイダはYahoo!BB一択
SoftBank光はプロバイダをYahoo!BBしか選べません。
プロバイダをどうしても選びたい方は別の光回線を選んだ方が良いですが特にプロバイダにこだわりがなければSoftBank光でも問題ないでしょう。
プロバイダには正解がないため、悩む時間がなくなるのはありがたいと考えることもできます。
○フレッツ光を利用していたら工事不要
SoftBank光はフレッツ光を利用している住宅では工事が不要になります。Wi-Fi工事は時間がかかるものが多く、時期によっては開通まで3ヶ月待ちということもあります。しかしフレッツ光は日本で最も普及している回線であることから、多くの場合に工事不要ですぐにSoftBank光を使い始めることができるのが嬉しいポイントです。
ドコモ光

ドコモ光はNTTドコモが提供する光回線サービスで、フレッツ光の回線網を使用しています。ドコモのギガプランをご利用の場合に、ご家族全員のスマホの月額料金から毎月最大1,100円(税込)割引となるドコモ光セット割(永年)※1も用意されている他、最大20,000円のキャッシュバックとdポイントが2,000ポイント※2もらえます。また、他社解約金補助も付いてきます。
主な特徴はプロバイダの選択肢が多いことや、ケーブルテレビと契約済みなら工事不要などです
※1「ahamo」は割引対象外となります。
※2 2,000ポイントに関しては、期間とご利用用途が限られます。
○プロバイダの選択肢が多い
ドコモはプロバイダの選択肢が多く、「ドコモ光 1ギガ」は24のプロバイダ、「ドコモ光 10ギガ」は7のプロバイダに対応しています。料金こそプロバイダによって変動してしまいますが、プロバイダに拘りたい方におすすめなのがドコモ光です。
○ケーブルテレビと契約済みなら工事不要
ドコモ光には「ドコモ光タイプC」というサービスがあり、すでにケーブルテレビの電話・テレビサービスを利用していれば、そのままドコモ光に変えることができます。
特に戸建で暮らしている世帯はこの傾向が多く、簡単に切り替えられるので便利なサービスです。
○超高速の10ギガプラン
とにかく回線速度にこだわりたい、家族が多くても問題ない通信速度を求めているなどのニーズに応えたプランが「ドコモ光10GBプラン」です。
最大通信速度が10Gbpsという脅威の通信速度を誇ります。戸建限定のプランですが、ゲームや動画を大画面で遅延なく見たい方や、家族全員がネットを使っていてもサクサク動く環境を整備したい方はドコモ光10GBプランがおすすめです。
まとめ
回線速度を測ることで、今使っている回線が適切な速度を出せているのかチェックすることができます。スマートフォン・PC・OSに関わらず、WEBブラウザやアプリで簡単かつ数十秒で上下の通信速度を計測できるのです。
思い通りの回線速度が出ていない場合は端末の再接続、ルーターの再起動、使用していない機器の切断、接続する周波数帯の変更などを試しましょう。
もしもそれらの対策をした上で今の回線速度に不満を抱えているのであれば、回線速度と対応エリア、特典に優れたauひかりSoftBank光、ドコモ光の検討をしてみましょう。
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