Ping値の測定・改善方法を知っておこう!ゲームに必要な値も解説

2022.09.08
Ping値の測定・改善方法を知っておこう!ゲームに必要な値も解説

「タイムラグが酷くてまともにオンラインゲームがプレイできない」「応答まで時間がかかってリモート会議がしづらい」このような悩みを抱えている方は、Ping値に注目すると状況が改善するかもしれません。

Ping値とは反応速度のことで、この値が小さいほどサーバーからの応答が早く、タイムラグが少ないことを指しています。

この記事ではPing値の計測方法やPing値の改善方法、スムーズな動作が魅力的なおすすめの光回線を解説しています。お金も手間もかけず、簡単に回線状況を改善する方法がいくつもありますので、ぜひ最後までご覧ください。

※本記事は2022年9月6日に更新されたものです。
現在の状況とは異なる可能性があることを予めご了承ください。

Ping値とは応答速度のこと

Ping(ピング、ピン)値とはインターネット通信における”応答速度”のことです。

入力した情報をサーバーが受け取って処理するまでの時間がms(ミリ秒)で表されます。インターネットの回線状況が極めて重要になるFPS等のオンラインゲームの画面でよく目にする機会があるでしょう。このPing値が大きいとタイムラグが生じやすくなります。

Ping値は「低い方が高速」

Ping値は、低い方が高速です。

50m走が6秒の人と10秒の人では、6秒の人の方が速いように、Ping値は低い方が速いのです。体感速度と言っても良いでしょう。

ms(ミリ秒)の「ミリ」は1000分の1を表しているため、応答速度を例に挙げると下記のような順で並ぶことになります。

応答速度Ping値応答にかかる秒数
速い1ms0.001秒
10ms0.01秒
100ms0.1秒
遅い1000ms1秒

後述しますが、インターネット回線に関する用語として外せないのがPing値と回線速度です。回線速度の方は値が大きくなるほど通信環境が良いことを示すので、この2つを区別して覚える必要があります。

Ping値・回線速度の目安

Ping値、回線速度と言われても、どのくらいの数値があれば何ができるというイメージが湧きにくいですよね。目安がわかる一覧表にまとめてみました。

・Ping値の目安

Ping値目安
〜15msかなり速い
(スピード感が求められるオンラインゲーム向け)
16〜35ms速い
(スピード感が求められないオンラインゲーム向け)
36〜50ms普通
51~100ms遅い
101ms〜かなり遅い

参考:ノジマ

普通にインターネットに接続してWEBサイトやSNSを見るぶんには50ms〜100ms程度、オンラインゲームをカジュアルにプレイしたい方であれば50ms程あるとよいでしょう。

・回線速度の目安

回線速度(下り)目安
30~100Mbpsオンラインゲーム向け
3~25MbpsYouTubeなどの動画視聴向け
1~10MbpsWEBサイトやSNSの閲覧向け
128Kbps〜1MbpsメールやSNSのメッセージ向け

参考:ノジマ

インターネットの普段利用であれば、回線速度は1〜10Mbpsで良いです。もし動画をサクサク観るのであれば、25Mbpsは欲しいところです。

また、ライトにオンラインゲームをプレイするのであれば30Mbps、動きの激しいゲームをプレイするのであれば100Mbpsが出るように意識する必要があります。

Ping値と回線速度の違い

「Ping値」と「回線速度」はインターネット回線における2大重要ワードです。
表を使ってこれらの違いを理解しておきましょう。

項目Ping値回線速度
概要応答速度(タイムラグ)1秒間に送信できるデータ量
単位ms(ミリ秒)bps(ビットパーセカンド)
通信状況

1ms:0.001秒
10ms:0.01秒
100ms:0.1秒
1Gbps(1000Mbps)
1Mbps(1000Kbps)
1Kbps(1000bps)
重要視されるタイミングオンラインゲーム、トレード動画観賞、オンラインセミナー

Ping値は何か情報を送ってからサーバーが応答してくれるまでの応答時間を指しています。

この値が小さいほど通信環境は良好と言えます。Ping値が重要視されるのはオンラインゲームやトレードなどの、こちらの行動にタイムラグが影響するときです。

一方で回線速度は、1秒間にどれだけのデータ量が送信できるのかを表しています。上り(アップロード)と下り(ダウンロード)の2種があり、bpsを基準として1000倍ごとに単位がK(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)と変わっていきます。

データ量なので、bpsが多いほど大量のデータを送受信できます。回線速度が重要視されるのは動画観賞やオンラインセミナーなど、大量のデータを受信する必要があるときです。

Ping値と回線速度は影響するポイントが異なるため、以下のような2つの回線でも、向き不向きが生じます。

パターンオンラインゲームオンラインセミナー
下り100MbpsでPingが100ms×
下り10MbpsでPingが10ms×

下り100Mbps(回線速度:良)でPing100ms(Ping値:悪)の場合、大量のデータを送受信するオンラインセミナーなどには優れていますが、リアルタイム性が問われるオンラインゲームやトレードなどの局面には向きません。

反対に下り10Mbps(回線速度:悪)でPing10ms(Ping値:良)の場合、送受信できるデータ量は少ないものの、応答速度が速いため、こちらの場合はオンラインゲームやトレードなど、リアルタイム性が問われる場面に向いています。

Ping値の影響を実感するタイミング

上記でPing値はリアルタイム性が求められる局面に向いていると説明しましたが、実際にPing値の影響を実感する時はどのようなタイミングなのでしょうか?

○オンラインゲーム

まずは、オンラインゲームをするタイミングが挙げられます。

とくにFPSのような0コンマ1秒の世界では、タイムラグはストレスとなるでしょう。ここぞというときにスピードで負けてしまい、1位を逃してしまうこともあるかもしれません。

○オンライン会議

オンラインセミナーのように一方的に話を聞くだけであれば問題ありませんが、会議のような自分も何かしらのアクションを起こす場では、Ping値が重要になってきます。

○ネットショッピングで先着商品を購入する際

コラボスニーカーやテーマパークのチケットなど、インターネットで先着〇〇名と限られている商品を買う際も、レスポンスの状況を示すPing値が重要になってきます。

Ping値の計測方法

Ping値を計測するには、計測サイトや、計測機能のあるアプリを使います。

計測ボタンをクリックする、あるいはWEBサイトを開いただけで素早くPing値を計測してくれるのです。

ここからは無料でPing値を計測できるサイト、アプリを紹介しているので、チェックしてみましょう。

Ping値を測定する際に便利なサイト

これから紹介するサイトは、検索エンジンからそれぞれのWEBサイトにアクセスして、ボタンをクリックするだけで簡単にPing値を計測できます。

それぞれの特徴やメリットを紹介していきます。

Speed test

SPEEDTEST

Speed testはWEBサイトを開くと表示される”GO”というボタンをクリックするだけで、Ping値、回線速度(ダウンロード・アップロード)、プロバイダ(契約中の通信業者)を計測してくれます。ほんの30秒ほどでこれらの計測が完了するため、大変便利です。

WEBサイトは全体的に英語で書かれていますが、計測開始後に表示されるダウンロード・アップロードなどはカタカナで表記されています。

USEN GATE02

USEN GATE02

USEN GATE02はWEBサイトを開くと表示される計測開始ボタンをクリックするだけで、Ping値、Jitter値(Ping値の揺らぎ、少ない方が回線は安定)、回線速度(ダウンロード・アップロード)を10秒ほどで計測してくれます。

実際、各種数値を計測してもらっても、それがどのくらい速いのかわからないことが多いですよね。USEN GATE02は計測結果に基づき、用途別に回線状況が良いか普通か悪いかの診断をしてくれます。診断してくれる用途は以下のとおりです。

 ●WEBサービス(WEBサイト閲覧、SNS利用、ビデオ通話)
 ●YouTubeでの動画閲覧(高画質(480p)、フルHD(1080p)、4K)
 ●ゲーム(オンラインゲーム、スマホアプリゲーム)
 ●ビジネス(メール、ビデオ会議、クラウド利用、大容量通信(動画や画像の送受信))

Ping値を測定する際に便利なアプリ

ここからはPing値を測定する際に便利なスマートフォンアプリを紹介していきます。

RBB SPEED TEST

RBB SPEED TESTは、自身のPing値、回線速度(上り・下り)だけでなく、全国の平均データと比較できる測定アプリです。回線に関するデータを確認する場合は、メニューから「データ」をタップします。

測定方法はアプリを起動後に「測定開始」を押すだけの簡単操作です。Ping値、下りスピード(ダウンロード速度)、上りスピード(アップロード速度)と順番に計測していきます。

より正確に回線状況を知りたい方は、回線の種類やプロバイダなど、詳細な設定をすることもできます。「条件設定」をタップして、お使いの回線・プロバイダを選択していきましょう。

Speed Test Master

このアプリでは、「遅延」という表示がPing値に該当します。またPing値だけでなく、ダウンロード(下りの回線速度)、アップロード(上りの回線速度)も、同時に計測できます。

ただ測るだけではなく、画面を下にスライドすることで過去の計測データの確認や平均値との比較もできます。

このアプリでは課金をすることで広告の非表示やさらに高度な機能が使えるようになります。「Pingテスト」や「ネット状況診断」など気になる機能がある方は検討してみてはいかがでしょうか?

Speed check Internet Speed Test

このアプリはシンプルな操作性が特徴で、必要な情報が見やすく、回線に詳しくない方でも使いやすい測定アプリです。Android、iOSどちらも対応しています。

Ping値や上下の回線速度、セキュリティ状況、動作環境のパフォーマンスを確認できます。

このアプリを使ってPing値を測る際、EUのレギュレーション(規定)の同意が必要になります。「Agree」をタップすると同意となり、計測が始まります。計測後に広告が表示されますが、課金することで非表示にできます。

オンラインゲームで必要なPing値はどれくらい?

タイムラグが勝敗を分けるオンラインゲームでは、Ping値がとても重要な要素になってきます。イギリスのeスポーツ協会はPing値について次のように言及しています。

The best levels to sit at are between 15 and 45ms, but anything up till 100ms is still acceptable. Anything above 100ms can start to make the game unplayable, and can be very detrimental in a fast-paced game. Sometimes, if the ping is too high, games can reject your connection and throw you out of the match.

訳:
最適なレベルは15~45ミリ秒で、100ミリ秒までは許容範囲です。100ミリ秒を超えると、ゲームがプレイできなくなり、ペースの速いゲームでは非常に不利になる可能性があります。pingが高すぎると、ゲームが接続を拒否し、試合から除外されることがあります。

引用:British Esports「Ping, latency and lag: What you need to know

もし本気でオンラインゲームをプレイするのであれば、Ping値をできるだけ少ない数値に抑えた環境を整えることをおすすめします。

Ping値はゲームのサーバーに影響を受ける

実はPing値は利用回線のPing値がそのままPing値に反映されるわけではありません。どのゲームもサーバーによる影響を受けます。

人気FPSゲーム「Apex Legends」を例に出すと、国内の東京サーバーだけでなく、シンガポールや台湾などさまざまな海外都市のサーバーを選択できます。

他のサーバーに接続できるメリットとしては、Ping値の低いサーバーを選択できる、プレイヤー層が異なることです。

そのあたりのバランスを考慮してゲームを進めるのも、オンラインゲームの新たな楽しみ方なのではないでしょうか。

ゲームジャンルごとの推奨Ping値

ゲームジャンルごとの推奨Ping値は以下のようになります。

推奨Ping値スピードゲームジャンル
〜15msかなり速いFPSやTPS、格闘ゲームなど
繊細な対人戦がメインのオンラインゲーム
〜30ms速いMOBAやシューティングゲームなど
対人戦がメインのゲーム
〜50ms普通育成ゲームや対CPUゲーム
~100ms遅いTGCやボードゲーム

参考:ノジマ
参考:NURO光乗り換え完全ガイド

FPSや格闘ゲームのような一瞬の判断が勝敗を分けるゲームではPing値をどれだけ下げられるかがカギとなります。Ping値が低いに越したことはないので、いくらこだわっても損はありません。

一方で、思考時間が重要になるTCG系はそこまでPing値に気を配らなくても大丈夫です。

オンラインゲームでPing値が低いと?

Ping値が低ければ低いほど、コントローラーから入力した操作が実際のゲームキャラクターに反映されるスピードが速くなります。

先ほどから繰り返しお伝えしていますが、Ping値が高ければその分コントローラーの操作と、実際のゲームキャラクターの動きにはタイムラグが発生しやすくなるため、オンラインゲームではいかにPing値を低く下げられるかが勝敗を分けます。

FPSであれば0.1秒で勝負が決まってしまったり、格闘ゲームでなかなかコンボが続かなかったりと、本来勝てる相手に勝てなくなってしまう可能性があるため、Ping値をできるだけ低くしましょう。

PS5やPS4で回線速度を確認する方法

PS5もPS4も、設定から回線速度を確認できます。

流れとしては「設定」→「インターネット」→「インターネット接続を診断」となります。

まずはホーム画面から設定を開き、ネットワークを選択します。すると画面下部の方に「インターネット接続を診断」という選択肢が表示されるので、そちらを押して上下の回線速度を計測・確認できます。

Ping値は各ゲームのサーバーによって異なるため、この機能で計測できるのは回線速度ということを覚えておきましょう。

Switchで回線速度を確認する方法

流れとしては「設定」→「インターネット」→「接続テスト」となります。

まずはホーム画面から歯車マークの設定を開き、インターネットを選択します。
すると「接続テスト」という表示が出てくるので、そちらを選択して確認しましょう。

上下の回線速度を測ることができます。こちらもPS5・PS4同様、計測できるのは回線速度ということを覚えておきましょう。

Ping値と回線速度を改善するには

Ping値と回線速度を改善する方法を解説していきます。

上から試しやすい順に並んでいるので、試してみる際は順番に上から実施することをおすすめします。

使っていないプログラムを閉じる

スマートフォンやPCは、アプリ(プログラム)を起動しているほど、電力消費と応答速度にマイナスの影響を与えます。使っていないウインドウを閉じるだけでも端末の処理にかかる時間が減り、Ping値の改善につながります。

また不要なアプリを削除することで、本来不要アプリのデータを維持するために使っていたリソースが解放されるので、端末の応答速度改善にもつながります。

端末・ルーターを再起動する

応答に時間がかかる、回線状況が悪いと感じたら、まずはWi-Fiの再接続を行ってみましょう。

スマートフォンやPCを操作して、Wi-Fiをオフにして、もう一度つないでみます。
それでも状況が改善しなければ、ルーターの電源を落としてみましょう。

コンセントからプラグを引き抜くと電源が落ちるので、再びプラグを差し込み、ルーターを再起動させましょう。

接続機器を減らしてみる

Ping値や回線速度が不調の場合、ルーターに接続している機器が多すぎるのかもしれません。

1つの回線から複数の機器に通信回線を分けている場合には、速い回線速度を求めても分散してしまいます。そのため、使用しない機器の接続を切ることで、回線速度が改善する可能性があります。

とくにオンラインゲームやトレードなど、絶対にタイムラグを起こしたくないときは、使用しない機器との接続を切ってみましょう。

ルーターの置き場所を変更する

Ping値が高くなる、回線速度が遅くなる原因の大部分はWi-Fiにあります。

ルーターとそれぞれ接続する機器との物理的距離が遠くなるほど回線状況は悪くなっていきます。

また、Wi-Fiには2つの周波数帯(2.4GHz・5GHz)があり、状況に応じて選べるようになっていますが、2.4GHzは家電による電波干渉に弱く、5GHzは壁や天井などの物理的干渉に弱いという特徴があります。

これらのことを踏まえると、自分がデバイスを持ってルーターの側に近づくか、ルーターの置き場所を変えるか、の2択になります。デスクトップPCのような大きな設置物を動かすのであれば、軽くて小さいルーターの置き場所を変更しましょう。

有線で接続する

上記のようにWi-Fi(無線)接続ではどうしてもPing値の増加、回線速度の低下を招いてしまう場合があります。そこでおすすめなのが有線接続です。

ケーブルの届く距離でしか機器を設置できませんが、通信回線が安定し、状況も改善する場合が多いです。もしお金に余裕があれば、高品質の有線ケーブルを用意すると、さらに無線と有線の回線速度の違いがはっきりするでしょう。

PLCアダプターを使用する

無線、有線に続く第3の選択肢として、PLCアダプターというものがあります。

これはコンセントを利用してインターネット環境を構築できる便利なアイテムです。電波や物理的な干渉も受けず回線の距離減衰もありません。ただPLCアダプターの設計上、同じ分電盤を利用しているコンセントにしかネットワークを構築できないのがデメリットです。

Ping値のよい光回線に乗り換える

これまで端末やルーターに原因がある場合の対策を紹介してきましたが、回線をPing値のよい光回線に変えるという根本的な解決方法もあります。

目安としてはPing値が30ms程度であれば普段の生活もオンラインゲームもサクサク楽しめます。

参考:ノジマ

MM総研が2022年5月31日に発表した「2021年度のブロードバンド回線事業者の加入件数調査結果(2021年4月~2022年3月)」によると、日本国内で最も普及しているのはフレッツおよびコラボ光からなるNTTの回線です。

参考:MM総研「ブロードバンド回線事業者の加入件数調査」(2022年3月末時点)

しかしPing値や回線速度にこだわるのであれば、NURO光のような独自回線の方がおすすめといえます。独自回線業者はNTTの回線の中で使われてない回線(ダークファイバー)を使っているため、回線が混雑しにくいのが特徴です。

参考:NURO光

おすすめの光回線は後ほど解説します。

PCを買い替える

これまで端末やルーター、ケーブル、回線に関して対策を解説してきましたが、PCに原因がある場合もあります。

とくに古いパソコンや、明らかに用途に対してスペックが不足しているPCではPing値が大きくなってしまうのは仕方のないことです。

オンラインゲームを目的としているのであれば高性能CPU、グラフィックボード搭載など、それぞれの用途に合わせたPCに買い替えるとPing値が改善します。PCを複数持っている方はそれぞれの端末でPing値測定を行ってみましょう。

もしも同じ回線を使っているのにデバイスで差が出たらPCの買い替えを検討しましょう。

Ping値が改善されないとき

「回線やPCがダメになっている」と思い込んで新しいものを買う前に、もしもの可能性を予測して対策する術を身につけておきましょう。

回線を再接続、再起動してもPing値が改善されない場合、プロバイダに障害が発生していないか確認しましょう。障害が発生したときには、公式サイトや公式SNSに情報が掲載されているはずです。

またTwitter等のSNSを見て、同じ回線を使っている人が同様の状態に陥っているのであれば、回線障害の可能性がありますので公式サイトをチェックしてみましょう。

もしプロバイダに問題がありそうな場合、問い合わせをしてみると新しいルーターとの交換や原因調査をしてくれることがあります。

場合によっては回線の変更も検討しよう

回線の障害が多発する、電源が落ちてしまうなど、日常生活に影響が出ている場合は回線の変更を検討することをおすすめします。

また、家族が増えた、使用端末が増えたなど、Wi-Fiに接続する機器が増えるほど回線は分配され応答・回線速度が低下していきます。

Wi-Fiは機器の経年劣化と技術の進歩が同時に発生しているため、最新技術との性能差はどんどん開いていきます。下の項でPing値、回線速度に優れた光回線を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

Ping値を重視して光回線を選ぶなら

Ping値を重視して回線を選ぶのであれば、2つ意識すべきことがあります。
それは光回線を選ぶことと、IPv6に対応しているかどうかです。

モバイル型Wi-Fiルーターやホームルーターでは、回線速度やPing値の安定性に欠ける上、気候の影響を受けて通信状況が悪くなってしまいます。

また、光回線はモバイル型Wi-Fiルーター・ホームルーターと比べてPing値が3分の1程度です。光回線の種類によってPing値のバラつきはありますが、それでも光回線の方が持ち運びできるホームルーターよりもPing値が低く、タイムラグを減らすことができます。

参考:株式会社エイチームライフデザイン「soldi
参考:株式会社イード「くらべてネット

IPv6(IPv4 over IPv6 IPoE)とは、回線の混雑していないルートを自動で判別、接続してくれる通信規格のことです。とくに集合住宅でよく見られる問題ですが、夜間や週末など、家に人がいる時間帯は皆回線を使用しているため、回線が集中・混雑してしまい、回線速度が低下してしまいます。

その問題点を解決するためにIPv6という通信規格が重要になってくるのです。すべての回線業者がIPv6に対応しているわけではないので、最初から対応している業者を選択しましょう。

以上の点を踏まえて、ここからはPing値を重視した際のおすすめ光回線を2つ紹介していきます。

auひかり

auひかり

auひかりはKDDIが提供している光回線サービスです。

もちろん、無料でIPv6に接続できます。auひかりの最大の特徴は独自回線を使用している点です。多くの光回線はフレッツ光という全国に張り巡らされた回線を使用しています。

フレッツ光は対応エリアに優れていますが、肝心のPing値、回線速度が独自回線と比較すると劣っています。

参考:ヒカリク

一方でauひかりは全国36の都道府県に対応しており、Ping値、回線速度ともに優れています。下記の表を見てください。

auひかり光回線の平均値
Ping値(低い方が良い)19.97ms21.1ms
上り回線速度(高い方が良い)363.2Mbps236.59Mbps
下り回線速度(高い方が良い)424.24Mbps321.18Mbps

出典:みんなのネット回線速度2022年3月測定データ

光回線全体の平均値と比較すると、その差は歴然です。

Ping値は20msを切り、回線速度は100Mbps以上の差があります。またauひかりはコストの面でもおすすめです。auのスマートフォンをお使いの方は、auスマートバリューの加入で月額料金から最大1,100円が割引となります。

さらに「auひかり 乗りかえスタートサポート上乗せキャッシュバック」を利用すると他社違約金として最大30,000円が還元されるうえ、上乗せキャッシュバックとしてauひかりホーム(戸建て向け)で最大25,000円、auひかりマンション(マンション向け)で最大15,000円のキャッシュバックが受けられます。

またauひかりはどのプロバイダを選択しても料金が変わらないため、自分や家庭の状況に合ったプロバイダを選択できます。

ソフトバンク光

SoftBank光

ソフトバンク光はフレッツ光回線とYahoo!BBプロバイダがセットになったものです。フレッツ光の回線網を使用しているため、すでにフレッツ光と契約している方は工事が不要になります。すぐに使い始められるのは嬉しいポイントですね。

しかしプロバイダはYahoo!BBしか選べないので、その点に注意が必要です。

ソフトバンク光は月額513円の光BBユニットを利用することで、IPv6高速ハイブリットを利用できます。IPv6を使用することで回線の混雑を回避できるので、オンラインゲームをプレイする方はぜひ申し込むことをおすすめします。

またソフトバンクの携帯電話をお使いの方がソフトバンク光と契約すると「おうち割 光セット」の適用で、スマホの月額料金が最大1,100円割引されます。家族であれば最大10台まで割引が適用されます。

Ping値、回線速度に関して見ていくと、Ping値がとくに優れています。
下記の表をご覧ください。

ソフトバンク光光回線の平均値
Ping値(低い方が良い)17.24ms21.1ms
上り回線速度(高い方が良い)209.54Mbps236.59Mbps
下り回線速度(高い方が良い)316.93Mbps321.18Mbps

出典:みんなのネット回線速度2022年3月測定データ

Ping値は平均値よりも約4ms低い17.24msです。回線速度が上下ともに平均値よりも低いですが、100Mbpsを超えている時点で、普段使いする上では特に困ることはないと言えるでしょう。

Pingを測定して快適にインターネットを楽しもう

Ping値はサーバーの応答速度を示すもので、低ければ低いほど通信状況が良いことを表しています。

ゲーム中やリモート会議中にタイムラグが生じる場合や、手元の操作がなかなか反映されない場合は、Ping値が高くなっている可能性があります。

WEBサイトやアプリで簡単に計測できるので、ぜひ試してみましょう。とくにオンラインゲームをプレイする方は、それぞれのゲームタイトルに応じたPing値がありますので、そちらを参考に回線を選びましょう。

おすすめの回線は、Ping値が20msを下回るauひかり、ソフトバンク光の2つです。Ping値を最適化して、快適なインターネットを楽しみましょう。

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