楽天モバイルのポケット型Wi-Fiがつながらない?販売状況やメリット・デメリットも解説

2022.10.04
楽天モバイルのポケット型Wi-Fiがつながらない?販売状況やメリット・デメリットも解説

現代ではわからないことや気になることを調べるためや、動画を見るためにネットを利用するのが当たり前になっており、それにともなってWi-Fiの需要も高まっています。

しかし、Wi-Fiといってもその種類は豊富で、置き型のルーターや持ち運べるポケット型Wi-Fiなどがあるため、Wi-Fiのツールを選ぶ際の選択肢は非常に多いです。

そんなWi-Fiのなかから、今回は楽天モバイルのポケット型Wi-Fiを詳しく紹介します。

※本記事は2022年10月3日に作成されたものです。
現在の状況とは異なる可能性があることをあらかじめご了承ください。

目次

楽天モバイルのポケット型Wi-Fiがつながらないというのは本当?

Wi-Fi選びで際に気になることは、ちゃんとWi-Fiがつながるのかということでしょう。

2019年10月からサービスが始まった楽天の自社回線は、大手キャリアのdocomo・SoftBank・auに比べると新しいネットワークということもあり、エリアによっては基地局の設備が整っていない場合があります。

そのため、使う場所によってはWi-Fiに接続しにくくなってしまうのです。

楽天モバイルのポケット型Wi-Fiの販売状況

Rakuten Mobile

以前は「Rakuten WiFi Pocket」というオリジナルのWi-Fiルーターが存在しましたが、現在は名前を「Rakuten WiFi Pocket 2B/2C」に変更し、グレードアップして販売されています。

重さは以前の端末よりも現在の「Rakuten WiFi Pocket 2B/2C」の方が少し重くなりましたが、接続できるデバイスの数が増えたことで、一度に多くのデバイスでWi-Fiが使用可能です。

そして、現在販売されている端末には「2B」と「2C」の2種類がありますが、違いは重さと充電口のみでそれ以外はまったく同じ仕様になっています。

2Bは重さ約106gで充電口がType-B、2Cは重さ約107gで充電口がType-Cとなっており、充電口以外の仕様自体にほとんど違いはないため自分の普段使っている充電器に合わせてどちらかを選ぶとよいでしょう。

楽天モバイルのポケット型Wi-Fi「Rakuten WiFi Pocket 2B/2C」の概要スペック
現在販売されている端末は2種類存在しますが、重さと充電口以外はまったく同じ仕様であるため、ここでは代表例として2Bの概要スペックをご紹介します。

製品名Rakuten WiFi Pocket 2B
メーカーZTE Corporation
ブラック/ホワイト
サイズ(高さ/幅/厚さ)63.8×107.3×15(mm)
重さ約106g
バッテリー容量約2,520mAh
連続通信時間約10時間
連続待受時間約300時間
通信速度下り最大150Mbps 上り最大50Mbps
海外での利用可能
テザリング上限16台
WPS対応
回線識別不可能
付属品Micro USB Type-Bケーブル クイックスタートガイド
SIMタイプmicroSIM
本体価格4,401円(税込)

海外で利用する際は設定が必要になりますが、設定すると世界の一部の国と地域で月2GBまでなら「Rakuten UN-LIMITⅦ」料金プラン内でWi-Fiが利用できます。

しかし2GBを超えた場合は速度が制限されることに注意してください。制限されている間は1GB500円で増やすことが可能です。

以前のルーターよりも優れている点は、海外でも使用可能・テザリングが16台まで可能・SIMタイプがmicroSIMで小さいということです。

とくに接続できる最大台数が10台から16台に増えたのは利用者にとってもありがたいでしょう。

また、重さはおよそ100gから106gと少し重くなりましたが、およそ薄さは17,1mmから15mmと薄くなったので、持ち運ぶ際にスペースをあまりとらずにすむでしょう。

楽天モバイルのポケット型Wi-Fiのメリット
Wi-Fiはキャリアやサービス内容によってさまざまなメリットが得られますが、楽天モバイルのポケット型Wi-Fiには主に以下のようなメリットがあります。

 ● キャンペーンとポイントにより端末代が実質0円になる
 ● 初期費用を安く抑えられる
 ● 料金は使った分を支払うだけで済む
 ● QRコードを読み取るだけで接続できる
 ● 回線エリア内の通信であればデータを無制限で使える
 ● 契約期間の縛りがなくいつでも解約できる

ここではこれらのメリットについて詳しくご紹介するので、Wi-Fiを選ぶ際の参考にしてみてください。

キャンペーンとポイントにより端末代が実質0円になる

楽天モバイルでは現在キャンペーンが実施されており、条件を満たすと端末代が実質0円になります。

適用条件は「Rakuten UN-LIMITⅦ(ラクテンアンリミットセブン)」というサービスに申し込み、同時に「Rakuten WiFi Pocket 2B/2C」のいずれかを購入することです。

  1. プランの申し込みと同時にWi-Fi端末の購入=端末代4,401円(税込)
  2. Wi-Fi端末を購入したことによるポイント還元=1,401ポイント
  3. Rakuten UN-LIMIT Ⅶへの新規申し込みによるポイント還元=3,000ポイント

1,401ポイントと3,000ポイントを足すと4,401ポイントとなるため、端末代が実質0円です。

なお、1,401ポイントは端末を購入した月の翌々月の末日頃に付与され、3,000ポイントはRakuten UN-LIMIT Ⅶの開通が確認された月の翌々月の末日頃に、期間限定ポイントとして付与されます。

初期費用を安く抑えられる

キャンペーンを活用すれば端末代が0円になるため、そのぶん最初にかかる初期費用が安く抑えられます。

Wi-Fiに限らず初期費用が抑えられるのは利用者にとって大きなメリットでしょう。

また、Wi-Fiによっては契約する際にいくらか契約事務手数料がかかる場合もありますが、楽天モバイルは申し込み時にかかる契約事務手数料が0円なので、その点においても費用を抑えることが可能です。

初期費用が高いとWi-Fiを契約する際にためらってしまいますが、端末代が実質無料で契約事務手数料もかからないとなると契約のハードルも下がりますね。

料金は使った分を支払うだけで済む

楽天モバイルのポケット型Wi-Fiは、その月に使用した分だけの料金が発生する仕組みになっています。

 ● 3GBまで:月額 1,078円(税込)
 ● 20GBまで:月額 2,178円(税込)

20GBを超えた後はどれだけ使っても月額3,278円(税込)となっています。※

人によってもしくはその月によって使用するGB数は異なるため、使った分で料金が変わるのはお得だといえるでしょう。

また、20GBを超えたあとは50GBや100GBを使っても料金が一律で変わらないので、思う存分使用できるのは楽天モバイルの魅力です。

※一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります。

QRコードを読み取るだけで接続できる

Wi-Fiを使用する際、難しい設定などが必要になると思っている方もいるかもしれませんが、楽天モバイルのポケット型Wi-Fiは、本体のQRコードを、使用しているスマートフォンなどで読み取れば簡単に接続できます。

とくに難しい設定がなければ複雑な手順もいらないので、誰でも簡単にWi-Fiを使用できるでしょう。

回線エリア内の通信であればデータを無制限で使える

楽天のポケット型Wi-Fiは「何日間で何GBまで」という制限がないうえ、楽天回線であればデータ容量を無制限に使用できるというメリットがあります。※

しかし、エリアによってはまだ楽天回線が普及していない場合があるため、このメリットは楽天回線が普及しているエリアの利用者にしか適用されません。

そのため、契約する際は自宅や職場がエリア内なのか事前に確認することをおすすめします。

※一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります。

契約期間の縛りがなくいつでも解約できる

Wi-Fiによっては契約期間に縛りがあり、契約期間内に解約すると違約金が発生してしまう場合があります。

しかし、楽天モバイルのポケット型Wi-Fiには契約期間の縛りがなく、いつ解約しても違約金が発生することはありません。

契約期間に縛りがあるWi-Fiサービスでは、期間が設定されている代わりに初期費用が無料になるキャンペーンなどしています。

楽天モバイルの場合は端末代が実質0円で、契約期間以外の面でもサービスが充実しています。

よってWi-Fiサービスを乗り換えるハードルは、他社に比べて低いと言えるでしょう。

楽天モバイルのポケット型Wi-Fiのデメリット

どんなWi-Fiサービスでも少なからずデメリットはありますが、楽天モバイルのポケット型Wi-Fiには主に以下のようなデメリットがあります。

 ● 屋内はパートナー回線につながってしまう可能性が高い
 ● データ無制限は楽天回線に接続されている場合のみ
 ● ルーター側では接続回線を見分けられない
 ● 5G通信が行えない

契約する際は事前にこれらの内容を知っておくことも大切なので、ここでは各デメリットについて詳しくご紹介します。

屋内はパートナー回線につながってしまう可能性が高い

エリアによって提供されている回線は異なりますが、楽天回線・パートナー回線がどちらも提供されている場合、電波が強力な方をキャッチすることからパートナー回線につながる可能性が高いです。

パートナー回線は室内や地下でも電波が届くくらい強力ですが、楽天回線は障害物の奥まで電波が届きにくいためどうしても負けてしまいます。

よって、パートナー回線につながるとデータ無制限という大きなメリットを得られなくなるのです。

データ無制限は楽天回線に接続されている場合のみ

電波が強いならパートナー回線につながってもいいのではないかと考える方もいるかと思います。

しかしパートナー回線のデータ容量は1ヶ月5GBまでと決まっているため、頻繁につなげると制限がかかり、パートナー回線使用時は速度が遅くなってしまいます。

あくまでもデータ無制限は楽天回線に接続されている時のみなので、楽天回線のエリア外で利用を考えている方は注意が必要です。※

速度制限がかかってしまった場合、速度が128kbpsまで落ちてしまうため、Wi-Fiを使用するうえでかなりのストレスになります。契約する前は使用する場所がエリア内なのかを必ず確認しましょう。

※一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります。

ルーター側では接続回線を見分けられない

パートナー回線を5GB使用すると制限がかかるため、Wi-Fiを使用している間はどちらの回線につながっているかこまめに確認したいところですが、ルーター側からは接続回線を見分けられません。

見分ける際は、スマートフォンなどのデバイスから専用アプリを使って確認する必要があるので、確認するのに手間がかかるというデメリットがあります。

自宅や、持ち運んで頻繁に使用する場所では、最初のうちにどちらの回線につながっているかアプリから確認しておきましょう。

5G通信が行えない

現在楽天モバイルのWi-Fiルーターは5Gに対応しておらず、現段階では5G通信が行えません。

ただ、5Gに対応しているエリア自体がまだそこまで多くないので、よほど速度にこだわりがなければ5Gが使えなくても不便だと思うことはないでしょう。

楽天モバイルのポケット型Wi-Fiの評判・口コミは?

楽天モバイルのポケット型Wi-Fiに限らず、お金をかけて何かを契約する際は誰しもインターネットで評判や口コミを調べるでしょう。

とくに最近では、TwitterやInstagramといったSNSを通じて実際に商品を利用している・したことのある利用者の口コミが簡単に検索できるため、契約前にはそういったSNSを駆使して口コミを検索することをおすすめします。

良い評判・口コミ

Twitterでは「使用している間ずっと楽天回線につながっており、充電の持ちも良さそうだ」「酷評で不安だったが、家の中でも普通につながって問題がないうえに6,000ポイントまでもらえてありがたい」「電波が悪条件な自宅でも通信速度が安定し、総合的にみても使える」などの良い評判・口コミが見られました。

やはり楽天の自社回線エリアで使用している方は、エリア外の方に比べて不便を感じることが少なく、通信速度も安定しているようです。

バッテリーの持ちに関しては、1日目のフレッシュな状態だからかそれなりに良いという声があれば、バッテリー容量が小さいという声もあるため、どれだけ長持ちするかは利用者による感じ方の違いといったところでしょう。

また、契約の際にポイントがもらえるという点も利用者からの評価が高かったです。

悪い評判・口コミ

良い評判・口コミがあれば、一方で悪い評判・口コミもいくつか見られました。

Twitterでは「スマートフォンのデータ通信速度とルーターからWi-Fi接続した際の速度を比較するとWi-Fiに接続した際の速度がデータ通信に比べてかなり遅い」「楽天モバイルのテザリングでWi-Fi環境をつくっていたが、パートナー回線ばかりにつながって使い物にならない」「Wi-Fiの扇型マークに「!」マークが表示され、Wi-Fiルーター本体のハードリセットを行わないと復活しない」といった悪い評判・口コミが見られ、不便を感じている方もいるようです。

パートナー回線ばかりにつながると5GBを超えた際に速度制限がかかってしまい、通信速度が遅くなるといった点が主なデメリットとして挙げられるため、楽天の自社回線が普及していないエリアで利用する場合はメインではなくサブのWi-Fiとして使うなど、使い分けをした方がいいでしょう。

楽天モバイルのポケット型Wi-Fiを実質無料にするための手順

楽天モバイルのポケット型Wi-Fiは端末代を実質無料で契約できますが、契約には手順があります。

しかし、なかには実際に契約しようと思っても契約のしかたがいまいち分からないという方もいるでしょう。

そこで、ここでは端末代が実質無料になるキャンペーンへの参加方法をわかりやすくご紹介します。

これから楽天モバイルのポケット型Wi-Fiを契約しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

手順①:公式サイトにログインし、必要なものを準備する

契約するにあたってすべての利用者が必要となるものは、

 ● 本人確認書類
 ● 楽天会員ログイン用のユーザーIDとパスワード
 ● 支払いのためのクレジットカードもしくは銀行口座情報

の3つで、他社から乗り換える場合に限り、契約者名義のMNP予約番号も必要となります。

本人確認書類は日本国籍の方であれば、

 ● 運転免許証
 ● 運転経歴証明書
 ● マイナンバーカード(個人番号カード)
 ● 精神障がい者保健福祉手帳
 ● 療育手帳など

の中からいずれか1つが必要となり、外国籍の方であれば、在留カード・特別永住証明書が必要です。

また、楽天会員情報は普段から楽天を利用している方であればとくに問題ありませんが、楽天に会員登録していないという方は事前に会員登録をしておかなければならないので注意しましょう。

手順②:「Rakuten WiFi Pocket 2B/2C」と「Rakuten UN-LIMITⅦ」を同時に申し込む

必要なものがすべて準備できれば、次は「Rakuten WiFi Pocket 2B/2C」の詳細ページへ移動し、ページ内にある「購入する」ボタンを押したあと、ホワイト/ブラックの2色から自分が希望するカラーを選択して「SIM+プランで申し込む」という項目にチェックを入れてからページ内下部にある「この内容で申し込む」というボタンを押します。

そのあとは手順に従って申し込みを完了させるだけです。

手順③:本人確認の審査完了後、自宅に端末が届くのを待つ

申し込みが完了すると次に本人確認の審査が行われ、審査が終わり次第端末が発送されるので、端末が自宅に届くまで待ちましょう。

この時、本人確認の審査状況や発送状況が気になる方もいるかと思いますが、それらの状況は「my 楽天モバイル」でログインすれば確認できるので、気になる方はチェックすることをおすすめします。

手順④:「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」の開通が確認された月の翌々月末3,000ポイントが付与される

端末が自宅に届き「Rakuten UN-LIMITⅦ」の開通が確認されると、開通が確認された月の翌々月末に楽天ポイントで3,000ポイントが付与されます。

以上の手順通りにプランの申し込みとWi-Fi購入を同時にすることで、3,000ポイントに加えてWi-Fi端末の購入による1,401ポイントが別途付与され、結果的に実質無料で楽天モバイルのポケット型Wi-Fiを契約できるのです。

契約に必要なものをすべて準備すればあとは流れに沿って進めるだけなので、とくに難しいことはなく誰でもお得にWi-Fiを使用できるでしょう。

楽天モバイルのポケット型Wi-Fiはこんな人におすすめ

楽天のポケット型Wi-Fiにはさまざまなメリット・デメリットがありますが、住んでいる場所や求めているWi-Fiの条件によって、楽天モバイルのポケット型Wi-Fiをおすすめできる人がいます。

 ● 普段から楽天を利用している人
 ● 楽天回線の対象エリア内に住んでいる人
 ● できるだけお得なポケット型Wi-Fiを使いたい人
 ● 短期間のみポケット型Wi-Fiを使いたい人
 ● 月によって使用するデータ通信量が異なる人

以上の点に当てはまる人は楽天モバイルのポケット型Wi-Fiがおすすめできるので、なぜおすすめできるのかを詳しくご紹介します。

普段から楽天を利用している人

普段から楽天を利用している人であれば申し込む際新たに会員登録する必要がなく、スムーズに手続きを進められるうえ、楽天のクレジットカードを使っていれば契約の際に必要となるクレジットカード情報もすぐに用意できます。

また、特典である3,000ポイントは楽天ポイントとして付与されるので、使い慣れた楽天市場などのサイトで買い物に活用できます。

普段から楽天を利用している人であれば勝手が分かっているため、楽天モバイルのポケット型Wi-Fiを契約する際もとくに心配はないでしょう。

楽天回線の対象エリアに住んでいる人

楽天回線の対象エリアに住んでいる人は、楽天モバイルのポケット型Wi-Fiを使用する際得られるメリットとして挙げたデータ無制限の恩恵を受けられるため、毎月快適にWi-Fiを使用し続けられるでしょう。※

Wi-Fiは毎日使うものであることから速度を重視する人も多いため、ストレスなく使用できる環境が整っている人には楽天モバイルのポケット型Wi-Fiがおすすめできます。

※一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります。

できるだけお得なポケット型Wi-Fiを使いたい人

端末代が実質0円になり、契約事務手数料がかからない楽天モバイルのポケット型Wi-Fiはかなりお得です。

楽天回線のエリア外に住んでいるがそこまで速度にこだわりがなく、とりあえずWi-Fiが使えればいいという人であれば、お得に利用できる楽天のポケット型Wi-Fiが適しています。

短期間のみポケット型Wi-Fiを使いたい人

何年以内に解約すると違約金がかかるなど契約期間に縛られているのがネックになり、Wi-Fiの契約を悩んでいる人もいるかと思いますが、楽天モバイルのポケット型Wi-Fiは契約期間に縛りがないため短期間のみ利用したい場合にも安心です。

サービスによって金額は前後しますが、Wi-Fiの違約金は決して安くないので、長いこと使う予定がない人にとって契約期間がないのは魅力的でしょう。

月によって使用するデータ通信量が異なる人

Wi-Fiを利用する際は月額いくらと料金が固定されている場合がほとんどですが、楽天モバイルのポケット型Wi-Fiはその月のデータ通信量によって料金が変わるので、あまり使わない月は料金を安く済ませられます。

データ通信量が多い月・少ない月がはっきりしている人の場合は、少ない月だとかなりお得にWi-Fiを使えるので節約にもつながるでしょう。使い方に合わせてお得に使い続けられるのは大きな魅力です。

楽天モバイルのポケット型Wi-Fiはこんな人には向いていない

住んでいる場所や求めているWi-Fiの条件によって楽天モバイルのポケット型Wi-Fiをおすすめできる人もいますが、一方で利用は避けた方がいい人も存在します。

 ● 楽天回線のエリア外に住んでいる人
 ● 高画質で映画や動画を視聴したい人
 ● 家族や友人と複数人で使いたい人
 ● オンラインゲームを快適に楽しみたい人

以上の点に当てはまる人は、楽天モバイルのポケット型Wi-Fiを利用するのは避けた方がいいので、その理由を詳しくご紹介します。

楽天回線のエリア外に住んでいる人

楽天モバイルのポケット型Wi-Fiが無制限に使えるのは楽天回線のエリア内だけなので、楽天回線のエリア外に住んでいる人にはおすすめできません。※

エリア外で利用する際はパートナー回線へつながり、そのまま5GB使用すると通信速度に制限がかかってしまうため、利用者のストレスも溜まります。

なので、申し込む前には必ず楽天モバイルの通信エリアを確認したうえで申し込みを行いましょう。

通信エリアの確認は楽天モバイルの公式サイトから誰でも簡単に行えます。

※一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります。

高画質で映画や動画を視聴したい人

高画質で映画や動画を楽しみたい方には、楽天モバイルのポケット型Wi-Fiよりも速度の速いWi-Fiがおすすめです。

最近ではネットフリックスやアマゾンプライム、YouTubeなどを利用する人が多く、普段はテレビで映画や動画を見ているという人も多いでしょう。

しかし楽天モバイルのポケット型Wi-Fiでは速度の関係上、あまり画質を高く設定すると途切れながら再生される場合があります。

画質にこだわらない方なら我慢できるかもしれませんが、画質にこだわりたい・大画面で綺麗な映像を楽しみたいという方には利用をおすすめできません。

家族や友人と複数人で使いたい人

これは楽天モバイル以外のポケット型Wi-Fiにも言えることですが、家族や友人など複数人でWi-Fiを使用したい場合は、工事不要なホームルーターや速度が速く安定している光回線がおすすめです。

ポケット型Wi-Fiは小さいため、持ち歩いてどんな場所でも使えるというメリットがありますが、その分大人数で使用すると速度が遅くなるなどのデメリットがあります。

よって複数人でWi-Fiを使用する場合は、ポケット型Wi-Fiよりも速度の安定したものがよいでしょう。

オンラインゲームを快適に楽しみたい人

オンラインゲームを行う場合はとくにインターネットの速さが重要になるので、楽天モバイルのポケット型Wi-Fiではラグが発生してしまい、まともにプレイできない事態に陥ります。

趣味や娯楽であるゲームを快適な環境でプレイしたいなら、速度が速く安定しているWi-Fiを選びましょう。

楽天モバイルのポケット型Wi-Fiに関するよくある質問

楽天モバイルのポケット型Wi-Fiを申し込む際・利用する際に気になる点が人それぞれあると思います。そして、誰しも契約する前に疑問点はすべて解決しておきたいでしょう。

ここでは楽天モバイルのポケット型Wi-Fiに関するよくある質問をいくつかご紹介するので、気になる点がある方はチェックしてみてください。

2Bと2Cの違いってなんなの?

2Bと2Cは、USBタイプが異なります。

毎年新型のiPhoneが発売されると、充電口がType-Cではないとよく耳にしますが、USBのタイプにはType-BやType-Cといういくつかの種類が存在しており、そのタイプの違いが2Bと2Cの大きな違いです。

製品自体の機能に差はないため、好みのUSBタイプで選べば問題ありません。

2Bと2CのSIMはスマートフォンでも使えるの?

Rakuten WiFi Pocket 2B/2Cで使用しているSIMカードをnanoSIMサイズに切り離すと、スマートフォンでも使用できます。

再度Rakuten WiFi Pocket 2B/2CでSIMカードを使用したい場合は、SIMの交換手続きを行い、自宅に届いたマルチSIMカードをmicroSIMサイズに切り離せば使用可能です。

ちなみにSIMの交換手続きは無料で行えます。

2Bと2Cの付属品は何があるの?

Rakuten WiFi Pocket 2B/2Cの本体とは別に、micro USB Type-Bケーブル(2Cの場合はType-Cケーブル)とクイックスタートガイド(安全上の注意)が入っています。

デバイスの最大接続数は何台なの?

以前のRakuten WiFi Pocketでは最大接続数が10台でしたが、現在のRakuten WiFi Pocket 2B/2Cでは最大16台まで異なるデバイスを接続できます。

つまり、最大16人が同じポケット型Wi-Fiに自分のスマートフォンを接続し、同時にWi-Fiを使用できるということです。

また、Rakuten WiFi Pocket 2B/2Cの本体画面右上には、現在接続しているデバイスの数が表示されているので、速度が遅いなど不便を感じた際はいくつのデバイスが接続されているかすぐに確認できます。

最大接続数が16台であっても、接続しているデバイスの数が多ければ多いほど速度に問題が生じるので、複数台での同時接続はなるべく避けるようにしましょう。

支払い方法は何が利用できるの?

楽天モバイルでは、クレジットカード/デビットカード・口座振替・代金引換・楽天ポイント利用などの支払い方法が用意されていますが、申し込み内容によって利用可能な決済方法が異なります。

クレジットカード/デビットカードは、月額利用料/製品代金のどちらでも利用可能・口座振替は、月額利用料のみで利用可能・代金引換は、製品代金のみで利用可能(場合によっては利用不可)・楽天ポイントは月額利用料/製品代金のどちらでも利用可能ですが、月額利用料の場合はクレジットカード/デビットカードでの支払い時のみ利用でき、製品代金の場合はクレジットカード/デビットカードでの一括払いもしくは分割払いの初回のみ利用可能です。

クレジットカードで支払いをする場合は、利用するクレジットカードによって製品の分割払い回数が異なり、デビットカードは楽天銀行デビットカードのみが利用できます。

そして、代金引換は製品代金を支払う際に利用できますが、本人確認方法で受け取り時に自宅で確認を選択した場合・送料含む商品の合計金額が300,001円(税込)以上の場合・楽天モバイルショップ(店舗)で製品を購入した場合は代金引換を利用できないので注意が必要です。

毎日のように楽天モバイルのポケット型Wi-Fiを利用していれば毎月いくらかの支払いが発生しますが、月額料金の支払いを楽天カードにすることで支払い額100円につき1ポイントが貯まります。

溜まったポイントは楽天市場や楽天トラベルといった楽天サービスはもちろんのこと、コンビニやドラッグストアなどでも利用できるので、楽天カードでの支払いを活用すればよりお得にWi-Fiを使えるでしょう。

申し込みをしてからどのくらいで届くの?

楽天モバイルのポケット型Wi-Fiを申し込んだ際、配送日時の指定がない場合は最短2日で届きます。

ただ、申し込みをした人の審査状況やその日の天候、配送状況によっては届くまで数日もしくは一週間ほどかかる場合もあるようです。

あまりにも製品が届かず、配送状況がどうなっているのか一度問い合わせたいといった場合には、楽天モバイルの公式サイトからチャットで問い合わせるか、直接電話で問い合わせてみましょう。

また、製品が出荷されたあと利用者の指定した住所に届けられず、楽天モバイルに製品が返送された場合は、14日以内に連絡をしないとキャンセル扱いになるので注意が必要です。

連続待受時間と連続使用時間はどれぐらいなの?

連続待受時間は約300時間・連続通信時間は約10時間がおおよその目安ですが、連続通信時間に関してはその時の使用状況や使用環境によって異なります。

より長い時間使用し続けたいという方は、管理画面にアクセスしてから詳細設定を選択し、その後Wi-Fiカバレッジの項目で近距離モードを選択して適用しましょう。

この設定によりWi-Fiの電波が届く範囲は狭くなりますが、その分電池の持ちが向上するので少しでも長くWi-Fiを使用したい方は試してみる価値アリです。

まとめ

楽天モバイルのポケット型Wi-Fiには、データ使用量が無制限・契約期間に縛りがないなどのメリットがある一方で、エリア外ではデータ使用量無制限の恩恵が受けられない・パートナー回線を使い続けると速度制限がかかるといったデメリットも存在します。※

そのため、楽天モバイルのポケット型Wi-Fiを申し込む際は必ず事前に通信エリアを確認しましょう。

よくWi-Fiを使用する自宅や職場がエリア内であれば、使い方に合った料金で快適にWi-Fiを使用できるため、契約を検討してみるのもアリですね。

※一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります。

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