
アパートで利用できるWi-Fiのおすすめを種類別に10社紹介!

アパートで暮らすときに気になるのが、自由にWi-Fiの端末を設置できるかどうかという点です。光回線はNTTのフレッツ光のみ可能など、使える光回線が決められているケースもあります。ただ、有線となる光回線を利用しないのであれば、自由にWi-Fiプランを選ぶことも可能です。
そこで、アパートで利用できるおすすめのWi-Fi 10社をご紹介します。
※本記事は2022年9月30日に更新されたものです。
現在の状況とは異なる可能性があることを予めご了承ください。
目次
まずはWi-Fiを契約する前にアパートのインターネット環境を確認
アパートでWi-Fiを利用する手順では、最初にアパートのインターネット環境をチェックします。
既に光回線が引き込まれて部屋にLANポートが用意されている場合は、プロバイダと契約すればインターネットが直ぐに使える環境かも知れません。また、プロバイダ契約なしで入居後直ぐに、インターネットに接続できるケースもあります。
インターネット完備のアパートは契約不要ですぐに使える
最近増えてきているのが、インターネット完備のアパートです。
「完備」とは、パートの建物や各部屋への回線工事が完了していて、さらにプロバイダ契約もオーナーが済ませてくれていることを意味します。したがってインターネット完備のアパートは、契約を済ませて部屋に引っ越したその日からインターネットの利用が可能です。
メリットは大きく、家賃にインターネットの回線料金が含まれているため、プロバイダとの契約が不要で、手間がありません。ただし部屋でWi-Fiを使うには、Wi-Fi用のルーターを用意する必要があります。
部屋のLANポートとノートパソコンにケーブルをつないでインターネットを使うことは可能ですが、スマホでは不可能なので、インターネット完備のアパートではWi-Fiルーターを用意しましょう。
中には、Wi-Fiルーターさえも完備しているアパートもあるので、入居時に確認しておくことをおすすめします。
インターネット対応のアパートは工事なしで契約すれば使える
次にインターネット対応のアパートについてですが、この場合は先ほどの「完備」とは違って、プロバイダ契約が必要となります。
インターネット対応のアパートでは、回線が共用スペースや各部屋まで引き込まれているので、回線に対応したプロバイダに契約して引き込み工事をすれば、インターネットを使うことが可能です。
アパート契約の際に、どの回線が引き込まれているか確認しておいて、引越しのタイミングに合わせて、プロバイダによる回線用のルーター設置工事を依頼しておけば、引越し当日からインターネットを利用できます。
Wi-Fiを利用するなら、引越しの荷物の中にWi-Fiルーターも入れておけば問題ありません。また、光回線用のルーターにWi-Fi機能が搭載されていれば、Wi-Fiルーターが不要となるので便利です。
インターネット非対応のアパートは置くだけのWi-FiやモバイルWi-Fiなら使える
アパートがインターネットに非対応であれば、工事が不要のWi-Fi回線がおすすめです。インターネット非対応のアパートでは、ほとんどの場合入居者による独自の回線工事はNGとなります。アパートは大家さんの所有物なので、入居者が自由に工事できない決まりとなっているためです。
そこでインターネット非対応のアパートには、工事不要でコンセントに電源を挿すだけで利用できるホームルーターや、自由に持ち運べるモバイル型Wi-Fiを利用すれば、引越し当日からインターネットの利用が可能です。
アパートで契約可能なWi-Fiの中で最適なものを選ぶことが大切
アパートでインターネットを利用するには、3つのパターンがあることは先にお伝えしたとおりです。それぞれのパターンで特徴があり、入居者が最適な方法でインターネット利用できるのがベストです。ここでは、各パターンについておすすめなタイプを解説します。
光回線はこんな人におすすめ
インターネット完備のアパートや、インターネット対応のアパートでは、光回線を使うことができます。光回線はスピードが速いので、オンラインゲームや動画などの鑑賞に向いています。
また光回線にWi-Fiルーターを接続すれば、Wi-Fiでスマホやタブレット、パソコンなどを一度に利用が可能です。ただし、光回線は外へ持ち出すことができない点には注意が必要です。
光回線がおすすめな人は、自宅のみでゲームや動画鑑賞をメインで利用する人です。
インターネット完備のアパートではプロバイダの契約が不要なので、料金は発生しません。しかしインターネット対応のアパートではプロバイダ契約が必要となるので、月々4,000~6,000円程度のプロバイダ料金が必要になります。
置くだけのWi-Fiはこんな人におすすめ
置くだけのWi-Fiは、文字どおり機器の電源ケーブルをコンセントにつなげば、工事不要で置くだけで直ぐにWi-Fiを利用できます。
Wi-Fiなので、スマホやタブレット、パソコンが同時にインターネットに接続できるメリットがあります。利用できるデータ容量は無制限※で、安定してオンラインゲームや動画鑑賞を楽しむことができます。
※一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります。
置くだけのWi-Fiがおすすめな人は、インターネット非対応のアパートで、ゲームや動画をよく利用する人です。置くだけのWi-Fiも先の光回線と同じく、外への持ち出しはできません。置くだけのWi-Fiにはプロバイダ料が込みとなっていて、利用料金は月々3,000~4,000円台です。
モバイル型Wi-Fiはこんな人におすすめ
モバイル型Wi-Fiは、どこでもインターネットに接続できるアイテムです。
大きさは手のひらサイズで、重さも100g~200gとコンパクトです。工事が不要で対応エリア内であれば、部屋や外出先を問わずどこでもWi-Fiを用いてインターネット利用できるのが最大のメリットです。
使用するデータ容量は無制限※のプランもありますが、月間100GBのプランがメインとなっています。通信速度は利用する場所にもよりますが、光回線のように常に安定したスピードではなく、ムラのあるケースもあります。
利用料金はプランによって異なりますが、本体のレンタル代込みで2,000円~4,000円ほどとなっています。
モバイル型Wi-Fiがおすすめな人は、インターネット非対応のアパートの人や、外出先でもインターネットを利用したい人、オンラインゲームや動画鑑賞がメインでなく、SNSメインでインターネット利用する人です。
アパートで利用できる光回線おすすめ2社
アパートで利用可能なおすすめできる光回線を2社ご紹介していきます。「SoftBank 光・NURO 光・」これら有名な光回線の特徴を詳しく解説します。
SoftBank 光:どれだけ使っても月額料金が同じ

「SoftBank 光」なら、高速インターネットが定額で使い放題なのが特徴です。通信速度は最大1Gbps※なので、ゲームも動画もストレスフリーで楽しめます。プロバイダ料は通信費の中にコミコミとなっているので、別途請求がありません。
※ 1Gbpsとは技術規格上の最大速度です。実際には、お客様のご利用環境や回線状況により、低下する場合があります。
アパートで利用するなら、1年間の利用料は実質月額2,080円とリーズナブルな料金で、データは使い放題です。内訳としては、月々の料金4,180円(税込)~から、2,100円(税込)~のキャンペーン実質割引がマイナスされて、実質月額2,080円(税込)~となります。
この費用以外には、初月に事務手数料税込3,300円が必要です。SoftBank 光に申し込むと、工事完了までの間はSoftBank AirまたはPocket WiFi が無料レンタルできるので、工事完了を待たず、直ぐにインターネット利用ができるのも嬉しいメリットです。
NURO 光:圧倒的に速い回線速度で快適に利用可能

「NURO 光」は、他社が提供している最大1Gbps※の回線スピードの倍となる、最大2Gbps※の回線スピードを提供しています。家族全員が同時に動画鑑賞をしても遅延なく快適にインターネットを使えるでしょう。
しかも、データ利用は無制限※なのでゲームも動画も遠慮なく楽しめます。気になる月額利用料は、開通から12ヶ月目までが980円(税込)の料金設定です。
その後13ヶ月目以降は月額5,200円(税込)、でご利用いただけます。
新規入会特典が適用されると、工事費が実質無料となり設定サポートも完全無料です。NURO 光でも工事が完了して開通するまでの間、月間容量無制限で利用できるホームルーターを最大2ヵ月月額980円(税込)で提供してもらえます。
※ベストエフォート方式のため、通信環境により実際の通信速度は変化します
※一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります
アパートで利用できる置くだけのWi-Fiおすすめ4社
インターネット非対応のアパートでゲームや動画を楽しむなら、置くだけのWi-Fiが便利です。ここでは、置くだけのWi-Fi利用でおすすめできる4社の特徴を、詳しく解説します。
Broad WiMAX:5G回線が追加料金なしで利用可能

「Broad WiMAX」は高速通信が可能な5G回線が追加料金なしで利用できるので、置くだけのWi-Fiでもゲームや動画をストレスなく楽しむことが可能です。
「ギガ放題バリュープラン」なら、5G高速通信※3も追加料金なしで月額1,397円(税込)~で利用可能です。
その後2ヵ月目以降は月額3,883円(税込)となります。対応エリア内では月間のデータ容量は無制限※1なので、遠慮なくインターネットの利用が可能です。
Broad WiMAXで利用する高速回線対応端末は、工事不要の「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」と「ZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L11」のどちらかを選べます。どちらとも通信速度は、下り最大2.7Gbps※2、上り最大183Mbps※2の高速スピードを誇るスペックなので、通信速度に変わりはありません。
※1 一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります。
※2 ベストエフォート方式のため、通信環境により実際の通信速度は変化します。
※3 5Gの提供エリアは一部です。5Gのご利用には対応した端末が必要です。
WiFi革命セット:セットで申し込むと革命的な割引

「WiFi革命セット」の特徴は、置くだけのWi-Fi端末と外に持ち出して使えるモバイル型Wi-Fiがセットになっている点です。
アパートの部屋の中ではホームルーターの端末を利用して、データ容量無制限 ※2でインターネットを楽しみます。外出の際にはモバイル型Wi-Fiの端末を持って出かけることで、どこでもインターネットを楽しむことができ、2つのスタイルが可能となります。
部屋の中で利用する端末は、ホームルーターと呼ばれる「モバレコAir」で、下り最大2.1Gbps ※1の高速通信※3が可能となり、データ容量は使い放題の無制限※2。
外出先で利用するポケット型Wi-Fiは「ONE MOBILE」で、下り最大150Mbps ※上り最大50Mbps※のスピードなので、外出先でもストレスなくインターネット利用が可能です。
ただし「ONE MOBILE」には、月100GBまでのデータ容量の制限があります。この2台セットでレンタルする際の料金は、2ヵ月目までは月額2,706円(税込)~、3ヵ月から24ヵ月までは、月額4,218円(税込)~になります。
注意点は、モバレコAirに初月のみ事務手数料が税込3,300円必要なことと、ONE MOBILE は、25ヵ月目からは利用できなくなることです。もちろん2年間の利用のみを検討しているのなら、問題はありません。
※1 ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。ご利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。動画やファイル交換ソフトなどをご利用の場合は速度が低下する場合があります。詳しくはSoftBank Airの速度制限などについてをご確認ください。
※2 ご利用が集中する時間帯は、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。
※3 SoftBank Airでご利用いただける5G対象エリアは限られます。事前に対象エリアをご確認の上、ご契約ください。5Gエリアに加えて4Gエリアでもご利用いただけます。また、ご利用にはAirターミナル5が必要です。
モバレコ Air :SoftBank・Y!mobileユーザーはお得

「モバレコ Air」は、SoftbankとY!mobileユーザーにはお得なプランが用意されています。
データ容量は無制限※で1年間の実質月額が927円(税込)~と驚きのプライスです。この料金で5Gの高速通信が利用できるので、快適なインターネットを利用できます。
安さの秘密はSoftBank社とのコラボレーションが実現し、限定月額となっていることにあります。
月額料金の仕組みは速度重視のプランで、通常月額料金5,368円(税込)+Airターミナル割賦金36回払い1,980円(税込)のところ、月々割でターミナル割賦金相当額が割引になりターミナル割賦金実質0円になります。
さらに端末購入プランによって30,000円のキャッシュバックが適用されるので、1年間の月額料金を税込価格で計算すると「41,124円-30,000円(キャッシュバック)=11,124円」この金額を12ヵ月で割ると「11,124÷12ヵ月=円」となり、1年間は実質月額927円(税込)だけの支払いで済むのです。
その後、13ヵ月~24ヵ月は月額3,679円(税込)でホームルーターを使えます。端末レンタルプランもありますが、月額費用は端末購入のほうが断然安くなるので購入プランがおすすめです。
※一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります
ドコモ home 5G :契約期間や違約金なし

「ドコモ home 5G」は、ドコモ光の5G対応※1のホームルーターです。特徴としては、工事不要にて直ぐに使えるWi-Fiで、データ容量は無制限※2となっています。さらに通信速度は5G対応で、下り最大4.2Gbps ※3の超高速通信が可能です。
docomoユーザーならスマホとのセット割で永年最大1,100円スマホ料金がおトクになります。ドコモ home 5Gの利用金額は、ずっと定額の月額4,950円(税込)で契約期間が存在しないので、不要になるまで同額で使い続けることができます。
しかも解約時の手数料が不要なので、いつでも解約が可能な点も見逃せません。税込39,600円の端末料金も月々サポートで無料となるので、月額利用料の他には初月に発生する事務手数料税込3,300円のみで済みます。
docomoユーザーでなくても、ドコモ home 5Gの利用料金は変わらず解約手数料も不要なので、超高速通信を試したい人にはおすすめです。
※1 5G通信は5Gエリア内に限られます。
※2 一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります
※3 ベストエフォート方式のため、通信環境により実際の通信速度は変化します
アパートで利用できるモバイルWi-Fiおすすめ4社
続いては、アパートで利用できるモバイル型Wi-Fiについて解説します。部屋の中だけでなく外出先に携帯して、カフェでも公園でもどこでもWi-Fi利用できる、おすすめの4社の特徴を見ていきましょう。
Broad WiMAX:下り最大速度2.7Gbps※1

「Broad WiMAX 」は先の「置くだけのWi-Fi」でも、おすすめとして紹介しています。
料金的にはモバイル型Wi-Fiも同じ内容となり、5G※3の高速通信回線が追加料金なしの、月額1,397円(税込)~の「ギガ放題バリュープラン」 ※2が利用できます。
改めて紹介すると、初月は1,397円(税込)~で日割り計算の対象となります。
2カ月目からはずっと定額となり、月額3,883円(税込)とシンプルな料金携帯です。最低利用期間は2年ですが、「契約機関の縛りを気にしたくない」という場合には「ギガ放題フリープラン」なら縛りがありません。
ギガ放題フリープランは初月1,397円、2カ月目以降月額4,070円の定額制となっています。縛りなしでもひと月あたり187円しか変わらないのは嬉しいですね。
モバイル型Wi-Fiとして利用するおすすめ端末は、最大速度下り2.7Gbps ※1、上り最大183Mbps※1の「Speed Wi-Fi 5G X11」です。この端末のスペックは、2.4インチのディスプレイ搭載、幅約136×高さ68×厚み14.8mm、重量は約174gの軽量コンパクトな端末で、最大16台まで同時接続が可能です。
もう一つおすすめな端末の「Galaxy 5G mobile Wi-Fi」は、最大速度下り2.2Gbps ※1上り最大183Mbps※1とわずかに下りのスピードが落ちますが、実際にはあまり差は感じないでしょう。5.3インチのTFTタッチディスプレイ搭載で、幅約147×高さ76×厚み10.9mm、重量は約203gと少し大きめサイズです。最大10台の、同時接続が可能なスペックとなっています。
※1 ベストエフォート方式のため、通信環境により実際の通信速度は変化します
※2 一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります
※3 5Gの提供エリアは一部です。5Gのご利用には対応した端末が必要です。
hi-ho Let’s Wi-Fi:大容量モデルで動画も長く視聴可能

「hi-ho Let’s Wi-Fi」利用料金は「もっと鬼コスパキャンペーン」を利用すると、通常プランでは契約期間は2年間、初月は月額3,278円(税込)~、1ヵ月目~11ヵ月目も同額の月額3,278円(税込)、12ヵ月目以降は月額4,730円(税込)です。さらに初月に発生する事務手数料税込3,300円が無料になります。
通常プランのデータ利用量は、1日最大7GBで月間210GBと大容量です。工事不要で届いたらすぐ利用できて、docomo・SoftBank・auの3キャリアを自動で選択する「クラウドSIM」を採用、手続きなしで海外でも利用できる端末が提供されます。
そんな端末のスペックは、下り最大150Mbps※ 上り最大50Mbps※の高速スピード、タッチパネル式カラー液晶ディスプレイ搭載で、最大10台の同時接続が可能です。
※ベストエフォート方式のため、通信環境により実際の通信速度は変化します
MUGEN WiFi:3日間の速度制限なし

「MUGEN WiFi」は業界初の全額返金サービスを提供しているモバイル型Wi-Fiです。必ず30日間お試しサービスがついてくるので、実際に契約するのは30日間のお試し期間が終了した後となる、ユニークな契約方法となっています。
最大10,000円のキャッシュバックがあるので、月額利用料は実質3,328円(税込)~、データ利用は100GBの大容量です。1日あたりの速度制限は設けていないので、月100GBまでは使い放題となります。
端末代も無料で、午前中12時までの申し込みで最短翌日から利用できるのも、MUGEN WiFiのメリットです。
端末のスペックは、下り最大150Mbps※ 上り最大50Mbps※の高速スピード、3,000mAhの大容量バッテリー搭載なのに重さは約125gと軽量です。最大10台まで同時接続が可能な端末が、無料で提供されます。
※ベストエフォート方式のため、通信環境により実際の通信速度は変化します
ZEUS WiFi :大手3キャリアの回線を利用可能

「ZEUS WiFi」は「値段重視・神コスパ」をキャッチフレーズにしているモバイル型Wi-Fiです。利用できる回線は「docomo・au・SoftBank」の大手3キャリアで、この内最もつながりやすい回線に自動接続する「クラウドSIM」を採用しています。また、海外106ヵ国でもそのまま利用できるメリットがあります。
提供されるプランは利用するデータ容量で選択できて、20GBプランで初月~6ヵ月目まで月額980円(税込)、7ヵ月目以降は月額2,178円(税込)です。
40GBプランでは、初月~6ヵ月目まで月額1,480円(税込)7ヵ月目以降は月額2,948円(税込)の提供となります。
MAXとなる100GBプランでは、初月~10ヵ月目まで月額1,980円(税込)11ヵ月目以降は月額3,828円(税込)で提供されます。
これらの料金は契約期間2年間の縛りありプランで3年目以降(25か月目以降)はいつ解約しても、解約事務手数料は0円になります。また、解約事務手数料がいつでも0円となる契約期間縛りのない「フリープラン」では、20GBで月額2,618円(税込)40GBで月額3,278円(税込)、100GBでは月額4,708円(税込)で利用できます。
端末料金は無料で、申し込みから最短翌日に発送され、届いた日から直ぐにインターネット利用できます。端末のスペックは、下り最大150Mbps※ 上り最大50Mbps※の高速スピード、クラウドSIM対応で海外でもそのまま利用可能です。バッテリーは最大10時間使用できて、最大10台まで同時接続が可能なスペックです。
※ベストエフォート方式のため、通信環境により実際の通信速度は変化します
アパートで光回線を契約&利用するまでの流れ
ここまでシーン別におすすめできる光回線・ホームルーター・モバイル型Wi-Fiのおすすめなプロバイダの特徴を解説してきました。ここからは、各シーンでの手続き方法を解説します。
まずは、アパートで光回線を契約して、利用するまでの流れについて見ていきましょう。
「インターネット完備・対応」アパートの場合
インターネット完備のアパートでは、部屋のLANポートまで既に回線が届いているので、特に個人でプロバイダなどと契約することはありません。プロバイダも大家さんが契約しているので、家賃の中にプロバイダ料金も含まれていると考えていいでしょう。
必要になるのは部屋の中で利用する際のWi-Fiルーターです。インターネット完備のアパートでは、Wi-Fiルーターを用意して部屋のLANポートにケーブルを差し込めば、すぐにスマホやタブレットでインターネットを利用できます。
次に、インターネット対応のアパートの場合は、プロバイダへの契約が必要になってきます。この場合の契約と利用までの流れは、次の手順を参考にしてもらえるとよいでしょう。
1:契約時にどの回線が利用されているのか確認する
2:回線を確認して、利用可能なプロバイダを探して工事予約をする
3:できれば引越し当日に工事日を合わせる
4:引越しの際にWi-Fiルーターも用意しておく
インターネット対応のアパートは、この手順で契約&利用が可能となります。回線の工事は大きな配線工事でなく開通工事のみであるため、30分ほどで完了します。その際にWi-Fiの利用できる光回線のルーターにしておくと、開通してすぐにWi-Fiでインターネット利用できます。
Wi-Fi機能が付いていない光回線のルーターであれば、引越し時にWi-Fiルーターを用意しておけば回線開通と同時にWi-Fiの利用が可能です。
「インターネット完備・対応」アパートでも他の光回線を利用したい場合
インターネット完備または対応可能なアパートで、既に引き込まれている光回線以外の回線を利用したい場合は、契約時もしくは検討する際に確認が必要です。
光回線の工事は電柱や回線から、ケーブルをアパートに引き込む工事が必要となります。したがって、アパートのパイプスペースなどを使うので大家さんの許可が必要です。ほとんどのケースで、他の回線を工事するのはNGとなるでしょう。もしもOKだった場合は、次の手順となってきます。
1:希望する回線と契約して工事日を決める
2:同時にプロバイダも契約しておく
3:引越し当日以降に回線の引き込み工事を行なう
4:部屋まで回線を引き込んで光回線のルーターを設置
5:Wi-Fiルーターにてインターネット利用を開始
この場合も、光回線のルーターにWi-Fi機能が搭載したルーターを選ぶと便利です。回線の契約とプロバイダの契約は、できるだけ同時に行なう方がおすすめです。
また、このパターンの最大の注意点は、アパートを退去する際には撤去工事も必要になる点です。アパートを引き払う時は、原状回復 が原則なので個人で利用していた回線は、すべて元の状態に戻す必要があります。アパートに引き込んだケーブルなど、回線に関連する全ての設備を撤去する必要があるので、十分にご注意ください。
アパートでホームルーターやモバイル型Wi-Fiを契約&利用するまでの流れ
次に、アパートでホームルーター・モバイル型Wi-Fiを、利用するまでの手順を解説します。それぞれ端末が届けば、電源やスイッチを入れるだけでインターネットへの接続は可能です。ただし少し注意点もあるので、その辺を含めて分かりやすく解説しておきます。
手順1.興味のあるプロバイダの提供エリアを確認する
まずは、申し込みたいと考えているプロバイダが提供している対応エリアを確認します。
ほとんどのプロバイダでは地図でエリア表示されているので、現在地を間違えないようにしましょう。
特に現在地が対応エリアの着色の境界付近だと対応なのか未対応なのか、あるいは電波の受信状況が悪いのかなど、色々な疑問が生じます。対応エリアの境界付近の場合は、プロバイダに対応可能であるか確認しておきましょう。
また、docomoなどでは氏名・住所・携帯番号を入力することで、専門スタッフが提供可能であるか確認してくれます。
手順2.ホームページから申し込む
ホームルーター・モバイル型Wi-Fiの申し込みは、各社とも公式サイトから申し込むようになっています。
申し込み時に間違えやすい情報として「住所」が挙げられます。既に引越しが終わっている場合や、現住所に住んでいる人は問題ありませんが、新しくアパートに引越しを行なうと同時にホームルーター・モバイル型Wi-Fiに申し込む時は、新しい引越し先の住所を入力します。
間違えて旧住所を入力しても当分の間は郵便物が転送されますが、その内転送サービスも終了してしまうので、郵便物が届かなくなります。申し込み時には、現住所となる住所を入力することを忘れないようにしましょう。
手順3.端末が届いたらコンセントに挿す
モバイル型Wi-Fiやホームルーターの端末が届いたら、ホームルーターはコンセントに電源を挿せば、直ぐにインターネットに接続できます。モバイル型Wi-Fiの場合は、充電されていれば本体のスイッチを入れるだけでインターネットに接続できます。
ただし、端末が発信するWi-Fiを使うにはスマホやタブレット、パソコンなどのWi-Fi設定にて、SSIDやパスワードの入力が必要です。これらの情報は、端末の裏面などに貼られたシールに記載されているので、端末が届いたら必ず確認しましょう。
アパートで利用できるWi-FiのよくあるQ&A
最後に、アパートで利用できるWi-Fiについての「よくある疑問」について、お答えしておきます。基本的な疑問はここで解決できるはずなので、参考にしてください。
インターネット完備・対応・非対応ってどういう意味なの?
最近では、アパートのチラシやパンフレットに「インターネット完備」や「インターネット対応」「インターネット非対応」とのコメントが記載されています。
インターネット完備のアパートは、インターネット回線の工事が完了していて、アパートの部屋まで回線が引かれていることを表しています。加えて、プロバイダの契約も大家さんが行なっているので、家賃の支払いのみでインターネットを無料利用できます。
インターネット対応のコメントの場合、アパートの共用部分や部屋まで回線の工事が完了していることを示しています。インターネットを利用するなら、回線に対応したプロバイダと契約すればインターネットを使うことができます。多くの場合、契約時に仲介会社から説明があるので困ることはありません。
インターネット非対応のコメントがある場合は、アパートに光回線の引き込みはされていません。また、多くの場合入居者が勝手に、光回線を部屋に引き込む工事もNGとなります。この場合は、モバイル型Wi-Fiなど、工事不要で利用できるプロバイダと契約することになります。
Wi-Fi完備済みアパートの場合は料金がかかるの?
Wi-Fi完備のアパートでは、家賃の中にプロバイダ利用料が含まれています。加えてWi-Fi完備であるため、Wi-Fiルーターも既に設置済みです。
部屋の説明書にSSIDやパスワードが記載されているので、使用するスマホやタブレット、パソコンなどのWi-Fi設定に入力すれば、そのまま無料でインターネットを使うことができます。
Wi-Fi完備済みアパートのWi-Fiの回線速度が遅い場合はどうしたらいいの?
既存の部屋にWi-Fiが完備されていて、スピードが遅くよく遅延する場合は、まずWi-Fiルーターの置き場所を部屋の真ん中に移動させましょう。
ただ、LANケーブルが短くてWi-Fiルーターを移動できない場合や、Wi-Fiルーターが見えない所に設置されているケースでは、この方法はNGとなります。
次に試すのは、Wi-Fiの種類を変更することです。Wi-Fiには、2.4GHzと5GHzの2種類があり、5GHzの方が速いとして、こちらの設定をしているケースが多いです。
ですが障害物がある部屋では、2.4GHzの方が速い速度の場合もあります。特に、Wi-Fiルーターが見えないところに設置されている場合は、5GHzから2.4GHzに変更することで、スピードが改善されることもあります。
変更方法は、スマホなどのWi-Fi設定で2.4GHz用のSSIDを選べば問題ありません。アパートの部屋で通信速度が変わる場合は、スピードが遅くなる部屋にWi-Fiの中継器を設置すれば、スピードの速い屋と同じ速度が確保できます。
ただ、Wi-Fi完備のアパートでは1つの光回線を各部屋で同時利用しているので、時間帯によっては極端にスピードが落ちることもあります。
それでもSNSの利用なら問題ないですが、ゲームや動画鑑賞をするのであれば、少し不安なところも否めません。どうしても利用する回線のスピードを上げたいなら、モバイル型Wi-Fiの契約を検討してみることをおすすめします。
大東建託のアパートに住んでいる場合はどうしたらいいの?
大東建託のアパートでは、「DK SELECTネットサービス」が付帯している部屋なら、契約料金にプロバイダ料が含まれていてLANポートや、Wi-Fiルーターが各部屋に設置されています。そうでない大東建託のアパートでは、現住所のある地域の「大東建託専用インターネットご案内センター」に問い合わせする必要があります。光回線の引き込み工事を許可してくれるかは不明ですが、OKの場合は退去時に原状回復求められるので、ビスや釘を使って建物に穴を空けた場合は、補修費用を求められます。最も安全なのは、「DK SELECTネットサービス」が付帯してなければ、モバイル型Wi-Fiを利用した方が賢明です。
まとめ
今回はアパートで利用できるWi-Fiについて、さまざまなシーンにおいての利用方法などを詳しく解説してきました。
また、光回線とモバイル型Wi-Fiの、おすすめできるプロバイダを10社紹介しています。アパートには「インターネット完備・対応・非対応」の3種類が存在して、それぞれの特徴によって、部屋で使うインターネットの費用が異なってきます。
その点を踏まえて記事内で詳しく解説していますので、ぜひとも参考にして頂いて、アパートで楽しいインターネットライフを送ってくださいね。
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