Wi-Fiが遅いとき、原因はこれかも?対処法を知って快適な生活を送ろう

2022.09.06
Wi-Fiが遅いとき、原因はこれかも?対処法を知って快適な生活を送ろう

自宅や会社など、Wi-Fiは今や場所を問わずあらゆる場面で使われています。
ポケット型Wi-Fiを駆使して、快適な通信環境を維持している方も少なくないでしょう。

そんななか、ネット回線を使っていて「回線速度が遅い」と感じたことは誰でも1度は経験しているでしょう。

Wi-Fiが遅くなる5つの原因、5つの対処法、マンションやアパートで起こりやすい理由、夜間に遅くなりやすい理由について解説します。

回線やプロバイダの変更についても説明しています。Wi-Fiの速度低下に悩んでいる、疑問があるという方の不安や不満を解消できるでしょう。

※本記事は2022年9月5日に作成されたものです。
現在の状況とは異なる可能性があることを予めご了承ください。

目次

Wi-Fiの速度が遅い原因は大きく5種類

Wi-Fiの速度が遅くなる原因は、主に

 ●ルーターとの距離
 ●接続端末数
 ●電波干渉
 ●端末の不具合
 ●ルーターの不具合

の5つです。1つずつ、詳しく解説していきます。

ルーターとの距離

ルーターと使用する端末の距離が離れすぎていると、電波が届きづらくなります。

たとえばリビングにルーターがあり、寝室で端末を使用しているなど、壁やドアで遮られるだけでも電波が悪く感じられることがあります。

とくに、コンクリートや鉄、水は電波を遮りやすいので注意してください。

○ルーターの置き場所を考える

ルーターを床に直置きしているのなら、1m以上離れた高いところに設置してください。床に直置きした場合、発信される電波の多くが床に反射されてしまいます。

結果、端末に届くまでにロスが増え、安定した速度が出しにくくなります。タンスやクローゼット、チェストなどにルーターを置いて速度に変化がないか、確認してください。

接続端末が多い

パソコンやスマートフォン、ゲーム機器など、Wi-Fiに接続している機器が多くなればなるほど回線が遅くなる傾向にあります。ルーターには接続できる端末の数に制限があります。

据え置き型Wi-Fiなら、一般的な機種で10台以上、モバイル型Wi-Fiなら一般的な機種で5~10台まで接続可能です。多くの人が接続するフリーWi-Fi、店舗などでも同じ現象が起こることがあります。

電波干渉

電子レンジやコードレス電話は、Wi-Fiと同じ2.4GHzの周波数帯域の電波を発しています。

こうした家電を使っているときに、Wi-Fiが遅い、重いと感じることがあります。家庭内だけでなく、近隣の住宅で家電を使用しているときも同様です。

端末の不具合

スマートフォン、タブレットやPCなど、端末の不具合でWi-Fiの遅滞が発生することがあります。端末の設定を見直すか、再起動をして様子を見てみましょう。

ルーターの不具合

ルーターの不具合によって回線速度が落ちるケースもあります。
真夏には、高温による不具合も確認されています。

Wi-Fiが遅い・調子が悪いときの対処法

Wi-Fiが遅い、または調子が悪いときの対処法は5つあります。

 ●ルーターと端末間の障害物を排除する
 ●アクセスポイントを変更する
 ●チャンネルを変更する
 ●端末の不具合を確認する
 ●ルーターやモデムの不具合を確認する

ほかにセキュリティソフトやプロバイダを見直してみましょう。少し高度な対処もあるため、PCやスマートフォンの扱いに自信のない方は避けたほうが無難です。

ルーターと端末間に障害物がないか確認

コンクリートや鉄、水は電波を通しにくいため、ルーターとデバイスの間にこうしたものがあると回線速度が遅いと感じる場合があります。壁やドア、電化製品、家具、置物など、端末とルーターのあいだを遮るものがないか確認してください。

ルーターを設置する際は、水槽や金属製ラックの近くは避けましょう。
また、床に直接置くのも避けてください。

○中継機を使う

ルーターから遠い場所で端末を使っているなら、ルーターの近くで端末を使って、速度に変化がないかみてみましょう。

ほかに、中継機を使う方法もあります。中継機は、文字通りルーターから出ている電波を中継地点として引き受け、より広範囲に飛ばす役割を果たしています。

中継機を使うことで、離れているところでも通信速度の安定が見込めます。

○ルーターの最適な置き場所をアプリで可視化

ルーターを置くのに最適な場所を可視化するアプリを使えば、ベストポジションを導き出せます。

スマートフォンを持って、場所を移動すると、場所に応じて電波強度を数値で示します。

(0~100)数値が大きければ大きいほど、電波が強いと判断します。自宅の間取りを写真で取り込んで使う「ヒートマップ」は、家の中で最も電波が強い場所を色分けして表示。

Wi-Fiを快適に使うために、こうしたアプリを使ってルーターの置き場所に適した位置を割り出すと便利です。

アクセスポイントを変更する

ルーターに同時接続している端末が多すぎるときは、ルーターのアクセスポイントを変更してみましょう。

1つのルーターで複数のアクセスポイントを使えるルーターなら、この対処法を試すことができます。SSID(アクセスポイントに接続するときに必要なID)が使えるか確認できたら、アクセスポイントを変更してください。

チャンネルを変更する

Wi-Fiで使われている周波数帯は一般的に2.4GHzです。

先ほどもお話ししましたが、Wi-Fiの周波数帯は電子レンジやコードレス電話と同じため、こうした家電を使用中に回線速度が遅いと感じることがあります。

その場合、ルーターのチャンネルを5GHzに変更すると、家電からの干渉を回避できます。両方の周波数帯に対応しているルーターなら、端末でそれぞれのチャンネルに対応した接続先を選べば、切り替えられます。

詳細はルーターによって異なるため、説明書やメーカーサイトから確認してください。

○5GHzを使用するデメリット

5GHzの周波数帯はWi-Fi専用の電波ですが、2.4GHzと比較して障害物に弱く、離れすぎると通信が途切れてしまいます。

もし5GHzに変えても状況がよくならないか、かえって悪化した場合には、別の方法で対処してください。

端末自体の不具合がないか確認

端末に不具合がないかを確認します。

OSのアップデートに伴って設定が変わっていたり、熱暴走を起こしていたりしませんか?設定を見直すか、再起動も試してみましょう。

また、古い端末を使用している場合は、OSのアップデートをするか買い換えも検討してください。

ルーター自体に不具合がないか確認

ルーターの不具合が疑われるときは、1度電源を切って時間をおいてから電源を入れ直してみます。再起動の仕方はルーターによって異なるため、説明書を確認してください。

ルーターの不具合は再起動で解消できることも多くあります。ほかに、ファームウェアのアップデートも試せます。アップデート出来るようなら、実行してください。

○ルーター規格を確認する

現在、Wi-Fiの最新規格は「Wi-Fi6」です。Wi-Fiは規格によって5GHzの対応や最高速度が異なります。

最新規格の「Wi-Fi6」は2.4GHzと5GHzの両方に対応するうえに、最高速度が9.6GHzと過去最速を誇ります。また、複数の端末を同時に使用したときも、速度を維持したまま快適に使えるのが特徴です。

もし、使っているルーターが「Wi-Fi6」以前の規格なら買い換えをおすすめします。Wi-Fi6は、Wi-Fi5や4など以前の規格にも対応しているため、問題なく接続できます。ただし、使いたい端末がWi-Fi6に対応していなければ利用できませんので、注意してください。

モデムが熱くなっていないか確認

モデムが熱くなっているときも、速度低下につながります。

モデムが熱を持っていないかを確認するときは、一時的なものなのか、モデムが古く常に熱がある状態かを確かめてください。1度電源を落とし、再起動して様子を見ましょう。

ただし、明らかに古いモデムや、熱がおさまらないようなら交換をおすすめします。

セキュリティソフトの誤検知

暗号化されていないサイトにアクセスしたときに、セキュリティソフトが危険と判断してブロックすることがあります。

セキュリティソフトは端末をウィルスなどの脅威から守るのに必要なツールですが、快適な通信の妨げになるようなら一時的に停止させましょう。停止前とあとで、通信速度に変化がみられるかを確認します。

もし変化がみられれば、別のセキュリティソフトを試してみてください。特定のサイトのみ遮断されるなら、セキュリティソフトの設定で認証させれば問題は解決します。

○複数のセキュリティソフトがインストールされている場合

PC購入時にセキュリティソフトがインストールされていて、更に自分でも別のセキュリティソフトをインストールした、というケースでは、互いに干渉して不具合が起こることがあります。

このように複数のセキュリティソフトをインストールすると、PCへの過剰な監視のために通信速度が低下したり、動作が不安定になったりします。セキュリティソフトは1つあれば十分です。

複数インストールされているなら削除するか、停止させましょう。

プロバイダを変更する

夜間や特定の時間に通信速度が低下してしまう場合には、プロバイダの変更も視野に入れてみてください。

WEB上から申し込んで数時間後には利用できるところもあり、手間がかかりません。プロバイダを変えることに抵抗があれば、契約プランの見直しで改善するケースもあります。

少し高度な対処法

上記を試しても改善が見られない場合、DNSの設定変更、キャッシュクリアを試してみます。

少し複雑な方法のため、PC操作に自信がない方は避けた方が無難です。

○DNSの設定変更

DNSとは「Domain Name System」の略称です。WEBサイトにアクセスするとき、私たちはたいていサイト名やアドレスを入力します。

入力したサイト名やアドレスはDNSがIPアドレスに変換したのち、手元の端末にサイトが表示されます。通常、DNSはプロバイダから提供されているものを使用していますが、速度が遅いなら企業が公開しているパブリックDNSに変更すると、Wi-Fiの高速化が期待できます。

パブリックDNSは誰でも無料で使えるのが魅力で、公開している企業も数多く存在します。しかしなかにはセキュリティが危ぶまれるところもあるため、注意してください。パブリックDNSを使用するときは、信頼できるところを選びましょう。

○キャッシュクリア

PCやスマートフォンのキャッシュをクリアすると、端末にかかる負担を軽減でき、結果、速度が速くなったように感じられます。

キャッシュとは、1度閲覧したサイトのデータを端末に保存しておくことで、次の閲覧時に早く表示させられる反面、キャッシュがたまりすぎると端末の容量を圧迫して重くなるリスクを持っています。

通信速度に疑問が出たら、キャッシュクリアを試してみましょう。

PCでのみWi-Fiが遅くなる理由とは?

「スマホでは問題ないが、PCではWi-Fiが遅い、重い」といったケースもあります。

この場合、PCの設定・環境を見直すと改善がみられることもあります。セキュリティソフトやマイクロソフトのサービス、アップデートやドライバーの更新を試してみましょう。

再起動する

メモリの消費量の増加によって、動作が不安定になっているときの一時的な速度低下なら、再起動で問題を解決できます。

ルーターのトラブルシューティングを実行

ルーターの置き場所や一時的なトラブルが原因かも知れません。
ルーターのトラブルシューティングを実行して、状態を確認してみましょう。

クラウドサービスの設定を見直す

クラウドサービスはバックアップに欠かせませんが、常にフォルダを監視しています。

また、サイズの大きなファイルをコピーしているときはWi-Fiの速度が低下しやすくなります。クラウドサービスを常駐させないように設定を変更して、アップロードは手動で行うようにすると改善されます。

複数のクラウドサービスを利用しているなら、1つに絞って様子を見てください。

Windows updateの設定を見直す

Windows 10は、バックグラウンドで自動的にアップデートに必要なデータをダウンロードしています。容量の大きなデータをダウンロードすることもあり、通信速度低下の原因になります。

設定から「更新とセキュリティ」、「詳細オプション」にある「配信の最適化」をオフにしておきましょう。

○Windows updateを実行する

Windows updateには、システムやドライバーの更新など、PCを安全な状態に保つためのプログラムが含まれています。

もし実行できる状態なら、アップデートしておいてください。事前のバックアップは欠かさずに行いましょう。

ネットワークドライバーを更新する

Wi-Fiを使うのに必要なデバイスドライバーの不調が考えられるときは、ドライバーを更新してみるとよいでしょう。更新はデバイスマネージャーから行います。

高速スタートアップを解除する

高速スタートアップは、Windows 10に標準で設定されている機能です。

メモリやCPUなどの情報を保存しておき、次回起動時にそのデータを読み込んで起動時間を短縮できます。

ただし、メモリの情報を残し続けると動作が不安定になりやすく、一部のソフトウェアの読み込みが間に合わなくなるデメリットが存在します。設定を見直して、高速スタートアップの状態を確認してみましょう。

常駐ソフトの設定を見直す

Windows起動と同時に立ち上がるソフトウェアを常駐ソフトといいます。

自分で起動する手間がかからず便利ですが、そのぶんメモリ消費が増え、動作が不安定になりがちです。とくにソフトウェアをインストールするとき、一緒にインストールされている場合は見落としやすいので注意してください。

不要な常駐ソフトは停止させるか、削除して動作の安定を図りましょう。

マンション・アパートでWi-Fiが遅くなりやすい原因は?

マンションやアパートでWi-Fiが遅くなりやすい原因は、4つあります。

1つの回線に対して利用者が多すぎること、各部屋への配線方式が電話回線になっていること、プロバイダに問題があること、ルーターやONUが古いことが考えられます。

1つの回線に対して利用者が多すぎる

集合住宅の居住者が多ければ多いほど、1つの回線をシェアしているぶん、通信速度が低下する傾向にあります。回線はマンション一棟あたり、最大32分岐まで可能です。

単純計算ですが、たとえば最大約1Gbpsの光回線を32戸で使用したとすると、一戸あたり最大約32Mbpsの計算です。しかし、住人の中にヘビーユーザーがいると、1人で多量のデータ通信を行うため通信速度が低下することがあります。

各部屋への配線方式が電話回線

建物共有部の配電盤までは光回線が来ていても、そこから各部屋への配線方式が電話回線だった場合、最大速度は100Mbpsです。

仮に配電盤まで最大1Gbpsの光回線をひいても、電話回線の最大速度は100Mbpsが上限のため、これ以上の速度は出ません。

「配線の変更を大家さんか管理会社にリクエストする」ということもできますが、スムーズに承諾を得られるとは限りません。

プロバイダに問題がある

プロバイダの問題は、設備が弱い・ユーザー数の規模が大きい・IPv6非対応の3つが考えられます。

もしインターネット無料の集合住宅でプロバイダに問題があるなら、大家さんか管理会社に変更を相談しましょう。

集合住宅の入居率にも影響するため、対応してもらえる可能性があります。

○設備が弱い

通信設備が弱い、または十分に整っていない環境では速度が低下します。

インターネット接続事業をメインにしているプロバイダならこのような状況は避けられます。

○ユーザー数の規模が大きい

1つのプロバイダが抱えているユーザーが多すぎるのも、速度低下につながります。

大手だから安心というわけではありません。口コミやSNSを使って、評判を調べてみましょう。

○IPv6に非対応

インターネットには2種類の通信方式があります。

これまで主流だったIPv4と最新のIPv6があります。IPv6に対応していないプロバイダは、通信速度が遅い傾向です。

プロバイダを選ぶときは、IPv6に対応しているかについても確かめると安心です。

○集合住宅でもプロバイダは変えられる

集合住宅で設置されている回線が電話回線のときやどうしても改善が見込めない場合、プロバイダを変更することもできます。

また、集合住宅であっても、戸建てプランを契約することは可能です。ただし、戸建てプランの利用にあたっては開通工事が必要です。必ず、大家さんか管理会社に相談して許可を得てから申し込みましょう。

また、戸建てプランを契約すると料金は増加しますのでコスト面でも検討しましょう。申し込み前に、契約したい回線の提供エリアもチェックしてください。

ルーターやONUが古い

集合住宅の回線ではなく、自宅のルーターやONUが古いために速度が落ちているケースもあります。

ルーターの背面には無線LAN規格が記載されているので、規格が11acに対応しているかを確認してください。もしこの記載がIEEE802.11a/b/g/nになっていたら、速度は最大450Mbpsまでです。ルーターの交換は、据え置きならすぐにでも買い換えられます。

ただし、埋め込み式のルーターは注意が必要です。部屋ごとの工事が必要になるため、入居者の同意や工事日程の調整で時間と費用がかかります。

大家さんや管理会社に相談はできても、対応してもらえるかは不明です。対応してもらえるとしても、時間がかかることは覚悟しておきましょう。

通信障害の可能性

一時的につながりにくい、遅いと感じる場合、通信障害が発生しているかも知れません。

インターネット回線の事業者やプロバイダのサイトをチェックして、障害の有無を確認してください。一時的な障害は、問題が解決すれば解消されます。

Wi-Fiが夜に遅くなるのはなぜ?

夜間は在宅率が高いため、通信データが増加します。

そのため、夜間は通信速度の低下がよくみられます。また、動画やFPSといったオンラインゲームを快適にプレイするためには70Mbps以上の速度が必要 ※ですが、そのぶん他の利用者の回線を圧迫します。

また、ショッピングサイトや話題性の高いサイトにアクセスするとWEBページが重いのも、夜間に利用者が多いからです。

ルーターや端末に問題がなくとも、アクセスが集中したことでサーバーに負荷がかかり、結果として遅く感じます。

※参考:FPSなどのオンラインゲームで有利になる回線速度とPing値の目安!

Wi-Fiが遅いとこんなときに不便

Wi-Fiが遅いと、どのような場面で不便を感じやすいのでしょうか。
具体的には、次の4つの場面が挙げられます。

オンラインゲーム

FPSや格闘ゲームなど動きの激しいオンラインゲームをプレイするとき、Wi-Fiが遅いと快適に遊べなくなります。

画面のブレやちらつきは、目にもよくありません。麻雀や将棋といったボードゲームなどは、動きの少ないものなら安心して遊べます。

動画視聴

「ストリーミング配信で動画を見たり音楽を聴いたりするのが趣味」という方は、Wi-Fiの遅滞があると不快な思いをするでしょう。

本来はなめらかな人物の動きがぎこちないものになったり、好きな音楽の音声がブツブツ切れたりして、かなりのストレスとなります。

メールやSNS

メールでも容量の大きなファイルをやりとりする際には、通信速度が低下するとアップロード・ダウンロードに時間がかかります。

また、SNSでやりとりしている最中にうまく返信できない、受信できないなどの問題が発生しやすくなります。

ビデオ会議

テレワークではオンラインミーティングを行う機会が多いものです。

通信速度が低下すると、画面のカクつきや音声の遅延などが起こり、円滑なコミュニケーションが取りにくくなります。

社内でのビデオ会議ならまだしも、顧客相手の会議では先方に不快な思いをさせるリスクがあるため、通信速度の安定化、高速化は必須です。

Wi-Fi速度がどうしても遅いときは?

「Wi-Fiが遅い・調子が悪いときの対処法」を試してみても通信速度が改善されないときには、次のような方法で改善が見られる場合があります。

時間を置いてから接続してみる

シンプルな方法ですが、Wi-Fiの使用をいったんやめてみます。

その間、別のことをして時間をおきましょう。自分がWi-Fiを使うとき、たまたま回線が混みあって一時的に低下している場合は、この方法で改善されます。

一時的にスマホのテザリングを使う

モバイル通信できるスマートフォンを使って、PCやタブレット、ゲーム機器をインターネットに接続する機能をテザリングといいます。

iPhoneとAndroidそれぞれのやり方を解説します。

○iPhoneでのテザリング方法例

 1.ホーム画面から「設定」を押し、Wi-FiもしくはBluetoothをオンにする
 2.「設定」から「インターネット共有」「ほかの人の接続を許可」をオンにする
 3.直下に表示される「Wi-Fiのパスワード」を接続したい機器に入力する

Bluetoothで接続するときは、iPhoneと接続したい機器をペアリングさせます。接続したい機器がUSB接続に対応していれば、iPhoneとつないでテザリングすることも可能です。

USBテザリングは、電波状況のよくない場面でも活用できます。

○Androidでのテザリング方法例(Xperia 1 SOV40・Android OS 9 )

 1.ホーム画面の「基本性能」をタップ
 2.「設定」-「ネットワークとインターネット」を選択
 3.選択後「テザリング」をタップ
 4.最上部のボタンをスライドして、オンにする
 5.接続したい機器で「Xperia 1」を選び、Wi-Fiパスワードを入力して完了

いろいろ試してダメなら、回線の変更も検討しよう

紹介してきた方法を試しても回線速度の改善が見られないなら、回線の変更も視野に入れてください。まず、自分が契約している回線の種類を把握しておきましょう。

回線は固定回線と無線回線の2種類あります。

○固定回線

固定回線は光回線とADSLの2種類があります。

しかしADSLは新規契約を停止しているうえ、2023年1月31日にサービス自体が終了します。ですから実質、光回線の1種類といえるでしょう。

なお、光回線を利用していて通信速度の低下がみられるときは、プロバイダの変更を考えます。プロバイダを変更するときは、サービスや料金、通信速度をよく確認して、IPv6に対応したプロバイダを選びましょう。

○モバイル型Wi-Fiの利用もおすすめ

生活スタイルによっては、モバイル型Wi-Fi、工事不要の据え置き型Wi-Fi(ホームルーター)のほうがおすすめできる場合もあります。

とにかく速度を重視するなら光回線が候補となりますが、次の項目に一つでも当てはまる場合はモバイル回線の使用をおすすめします。

 ●外出が多く、外でもWi-Fiを使用したい
 ●月額料金を抑えて使用したい
 ●スマホのデータ使用量を抑えたい
 ●光回線は引っ越し時の手続きが面倒に感じる
 ●現在ADSLを使用していて、そこそこの速さが出ればいい
 ●賃貸物件で光回線の工事ができない

使っている携帯キャリアの提供するモバイル回線を利用すると、料金の割引が適用されることもあります。モバイル型Wi-Fiとホームルーターは工事を必要としないため、引っ越しが多い人や、集合住宅で回線工事ができない人でも手軽に利用を開始できます。

まとめ

Wi-Fiの速度低下が気になるときは、まず端末やルーターの不具合・ルーターの置き場所・電波干渉や接続端末の数を確認してください。

ルーターの置き場所を変える、端末やルーターを再起動もしくはアップデート、チャンネル変更などを試して改善するかチェックしてみましょう。

マンションやアパートで速度低下がみられるときは、プロバイダやルーター、ONUに問題がある可能性があります。ほかに、ヘビーユーザーによって回線が圧迫されていることも考えられます。そうした場合には大家さんや管理会社に相談してみましょう。

一時的な対応としてはWi-Fiを使う時間をずらしたり、スマートフォンのテザリングを利用したりして様子を見てみることも大切です。すべての対処法を試しても改善が見られなければ、回線の変更も視野に入れてください。

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