
ソフトバンクエアーとWiMAXを8つの項目で徹底比較!

ソフトバンクエアーとWiMAXは、どちらも工事不要でインターネットを楽しめるホームルーターです。WiMAXはポケット型Wi-Fiも提供しています。
ホームルーターはコンセントに接続して簡単な設定をするだけで、インターネットを利用できます。開通工事が必要なことも多い光回線などと比べると、ホームルーターは手軽に使えるのが特徴です。
今回はソフトバンクエアーとWiMAXの特徴の違いや、それぞれどんな人におすすめなのかをご紹介します。おすすめのプロバイダもご紹介しているため、参考にしてみてください。
※本記事は2022年10月3日に更新されたものです。
現在の状況とは異なる可能性があることをあらかじめご了承ください。
目次
ソフトバンクエアーとWiMAXを8つの項目で比較
ソフトバンクエアーとWiMAXをさまざまな項目で比較します。
ホームルーターを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。なお、こちらで述べるWiMAXはBroad WiMAXを想定しています。
〇比較表
ソフトバンクエアー | Broad WiMAX | |
通信回線 | 4G(AXGP)/4G LTE/5G※1 | WiMAX 2+ /4G LTE/5G(Sub6)※1 |
通信速度 | 最大2.1Gbps※2 | 最大2.7Gbps※2 |
速度制限 | 実質無制限※3実質無制限※4 | |
月額料金 | 5,368円(税込)~ | 1,397円(税込)~ |
端末代金 | 59,400円(税込)~ | 21,780円(税込) |
違約金 | 10,450円(税込) (2年自動更新プランで2年以内に解約した場合) | 3,883円(税込) (ギガ放題バリュープランで2年以内に解約した場合) |
キャンペーン | ・ソフトバンクエアースタート割プラス ・他社から乗り換えの場合、最大100,000円還元 | ・初期費用無料キャンペーン※5 ・2台同時に申し込みで最大5,000円キャッシュバック ・他社から乗り換えの場合、最大19,000円還元 |
※1 5Gは一部エリアでの提供です。
※2 表記の通信速度はシステム上の最大速度となります。通信速度は、通信環境やネットワークの混雑状況などに応じて低下します。
※3 夜間など一般的に利用が集中する時間帯は、サービスを安定して提供するために速度制限がかかることがあります。さらに、特定のエリアでネットワークの利用が集中した場合は、該当エリアで速度制限がかかることがあります。
※4 一定期間内に大量のデータ通信が発生した場合、混雑する時間帯の通信速度が制限される可能性があります。また、ギガ放題は直近3日間のデータ通信量が10GBを超えた場合、翌日の18時~深夜2時ごろまで通信速度が概ね1Mbpsに制限されます。
※5 クレカ支払を選択の上、安心サポートプラス、My Broadサポートの初回加入が条件です。
通信回線
ソフトバンクエアーは4G LTE対応であるソフトバンク回線と、AXGPという通信方式を利用しています。AXGPは、PHSで利用されていた通信規格を改良したものです。
4G LTE対応の回線は、地下などの電波が届きにくい場所でも、対応エリアであればつながるというメリットがあります。また、エリアは限定されますが、5G回線も提供しています。
一方でWiMAXは「WiMAX2+」や「WiMAX+5G」という回線を利用しています。WiMAX2+は携帯電話やスマートフォンの4G LTE回線とは別の回線の1つです。WiMAX2+はモバイル回線よりもやや電波が弱いため、地下などではつながりにくい場合もあるでしょう。
WiMAXではハイスピードプラスエリアモードといわれる、WiMAX2+回線に加えてよりエリアの広いau 4G LTE回線が利用できる通信モードも提供されています。ハイスピードプラスエリアモードはオプションですが、WiMAX2+の電波が届かないエリアでもau 4G LTE回線を利用してインターネット通信ができます。
通信速度
ソフトバンクエアーの下りの最大通信速度は、利用するAirターミナルやエリアによって変わってきます。上りは非公開です。
下りの最大通信速度は、Airターミナル5の4G通信の場合838Mbps、Airターミナル4NEXTなら612Mbps、Airターミナル4では481Mbps(一部エリアでは962Mbps)となっています。Airターミナル5であれば5G通信も可能で、5G対応エリアでは下りの最大速度が2.1Gbps(2,100Mbps)です。
これらはシステム上の最大通信速度であり、全国の主要都市で提供されています。エリアによって最大通信速度が違うため、詳しくは公式サイトなどの住所別下り最大通信速度情報を見てみましょう。
WiMAXは使用する端末によっても変わってきますが、5G対応であれば下り最大2.7Gbps※(2,700Mbps)、上り最大183Mbpsです。ソフトバンクエアーもWiMAXもメールやフルHD画質でのYouTube視聴などであれば問題ない速度ですが、通信速度はWiMAXの方が速いことがわかります。
参考:YouTubeヘルプ
※ 5Gは一部エリアでの提供です。表記の通信速度はシステム上の最大速度となります。通信速度は、通信環境やネットワークの混雑状況などに応じて低下します。
対応エリア
ソフトバンクのスマホが使えるエリアだからといって、必ずしもソフトバンクエアーが対応しているとは限りません。
AXGPという通信方式も利用しているため、ソフトバンク回線よりも対応エリアが狭い傾向にあるためです。エリア確認は無料でできるため、事前に確認すると安心です。
WiMAX 2+は、屋外基地局40,000局を達成しており、広いエリアでサービスを提供していることがわかります。さらに、空港や地下鉄、鉄道などの交通機関と協力してエリアを拡大しています。
公式サイトでは簡単に対応エリアをチェックできるため、お住まいの地域が対応しているか確認してみるとよいでしょう。
速度制限
速度制限はソフトバンクエアーとWiMAX両方に設けられています。
ソフトバンクエアーの場合、夜間など一般的に利用が集中する時間帯は、サービスを安定して提供するために速度制限がかかることがあります。さらに、特定のエリアでネットワークの利用が集中した場合は、該当エリアで速度制限がかかることがあります。
つまり、自分はそれほど使っていなかったとしても、他の利用者の通信状況次第では速度制限がかかってしまうということです。
一方でWiMAXの5G端末は、一定以上のデータ量を利用すると通信制限がかかるという制限は設けていません。ただし一定時間内に大量のデータ通信があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があるため注意が必要です。
月額料金
ソフトバンクエアーの月額基本料金は5,368円(税込)です。ルーターの機種、購入かレンタル※1かによって料金が変わり購入の場合はキャンペーンが適用され基本料金が割引されます。
36回払いでAirターミナル5※2を購入、月月割とSoftBank Airスタート割プラスを適用したケースを見てみましょう。
Airターミナル5を購入した場合、基本料金は5,368円(税込)で、月々の端末代金は1,980円(税込)かかります。月月割で、基本料金から毎月1,980円(税込)が最大36ヶ月間割引、SoftBank Airスタート割プラスで、毎月1,188円(税込)が最大24ヶ月間割引されます。
月々の支払い額の合計は、24ヶ月目までは4,180円(税込)、25ヶ月目以降は月額5,368円(税込)です。その他に、初期費用として契約事務手数料3,300円がかかります。
Broad WiMAXは「ギガ放題バリュープラン」「ギガ放題フリープラン」の2つの定額プランから選べます。2つのプランの違いは、最低利用期間です。ギガ放題バリュープランの最低利用期間は2年、ギガ放題フリープランは契約期間の縛りがないプランとなっています。
こちらでは、ギガ放題フリープランを例に挙げてみます。
月額利用料は初月が1,397円(税込)、2ヶ月目以降は4,070円(税込)ですが、ソフトバンクエアーと同じく36回の端末購入費用も含めた金額も見てみましょう。
端末代金は、毎月605円です。合計すると、月々の料金は、利用開始月は2,002円(税込)、2ヶ月目以降は4,675円(税込)、37ヶ月目以降は4,070円(税込)となっています。
その他に、契約事務手数料として3,300円(税込)と、初期費用20,743円(税込)がかかります。ただし、初期費用の20,743円は、キャンペーンを適用すると0円になります。詳しくは、キャンペーンの項目で解説します。
※1 Airターミナル5はレンタル提供なし
※2 5Gは一部エリアでの提供です。
端末代金
ソフトバンクエアーの端末代金はAirターミナル5だと71,280円(税込)、Airターミナル4/4NEXTだと59,400円(税込)、WiMAXは21,780円(税込)です。一括払い、分割払いに対応しています。端末代金を比較するとWiMAXの方が安いことがわかります。
ただしソフトバンクエアーを端末購入で契約すると、基本料金からAirターミナル5の場合は1,980円(税込)、Airターミナル4/4NEXTだと1,650円(税込)を36ヶ月間割り引く月月割が適用されます。
Airターミナル5の端末代金71,280円(税込)を36回の分割払いにすると月々1,980円(税込)、Airターミナル4/4NEXTの端末代金59,400円(税込)を36回の分割払いにすると月々1,650円(税込)のため、実質無料で購入できるということになります。
違約金
ソフトバンクエアーでは2021年9月15日から契約期間も解除料もない「Air 4G/5G共通プラン」を提供しています。そのため、現在契約する場合は違約金がありません。
ソフトバンクエアーには「2年自動更新プラン」という契約期間が2年のプランがありますが、2021年9月14日に新規受付を終了しています。2年自動更新プランの場合、契約満了月の当月、翌月、翌々月に解約をする場合は違約金がかかりませんが、この期間以外に解約する場合は違約金が10,450円(税込)かかります※。
※2021年7月1日(木)以降に契約満了月を迎えるお客さまから、解除料がかからない期間が契約満了月の当月、翌月、翌々月に変更となりました。
Broad WiMAXでは契約内容やいつ解約するかによって違約金が変わってきます。ギガ放題フリープランの場合は、契約期間の縛りがないため違約金はかかりません。2年縛りがあるギガ放題バリュープランでは、24ヶ月目よりも前に解約する場合、3,883円(税込)の違約金がかかります。
ギガ放題バリュープランで2年経過する前でも「いつでも解約サポート」というサービスを利用してBroad WiMAXが紹介する他のインターネット回線に乗り換えれば、違約金が無料です。利用期限はなく、いつでも利用できます。
キャンペーン
ソフトバンクエアーでは、ソフトバンクエアースタート割プラスとして条件を満たすと毎月の基本料金から最大24ヶ月間、月額1,188円(税込)割引されます。また、他社のネットサービスから乗り換える場合、利用中の回線の違約金や撤去工事費用を最大100,000円までキャッシュバックしてもらえます。
Broad WiMAXでは、他社のネットサービスを利用中でBroad WiMAXに乗り換える場合、19,000円(非課税)を上限として違約金を還元してもらえます。また、Webから申し込んで、クレジットカード払いを選択、安心サポートプラスとMy Broadサポートの2つのオプションに初回加入すると、Broad WiMAXの初期費用も0円になるためお得に乗り換えられるでしょう。
さらに2台同時に申し込みすると最大で5,000円のキャッシュバックがもらえるキャンペーンもあります。キャンペーンが適用されるには、初期費用無料キャンペーンと同様に、Web申し込み、クレジットカード払い、安心サポートプラスとMy Broadサポートへの初回加入などの条件を満たす必要があります。
ソフトバンクエアーはこんな人におすすめ
ソフトバンクエアーとBroad WiMAXを比較してみると、さまざまな点で違いがあることがわかりました。それぞれの特徴を踏まえた上で、ソフトバンクエアーはどんな人におすすめなのかを見ていきましょう。
端末を実質無料で使いたい人
ソフトバンクエアーを利用する場合、Airターミナル5やAirターミナル4NEXT、Airターミナル4といった端末が必要です。Airターミナル5は端末代金が71,280円(税込)、Airターミナル4/4NEXTは59,400円(税込)かかります。
ただし、Airターミナルを購入する場合は、毎月の基本料金から割引される月月割が最大で36ヶ月間適用されるため、実質無料で利用できるのです。Airターミナル5は月々1,980円(税込)、Airターミナル4NEXT/4は月々1,650円(税込)が基本料金から割引されます。
ただし、ソフトバンクエアーを解約すると割引が終了となる点には注意しましょう。
ソフトバンクやワイモバイルのスマートフォンを使っている人
ソフトバンクのスマートフォンを利用している場合は、家族のスマートフォンの料金が毎月最大1,100円(税込)割引になります。スマートフォンのプランによっては、毎月550円(税込)の割引です。
ワイモバイルのスマートフォンを利用している場合は、毎月最大1,188円(税込)割引になります。こちらも、プランによっては、毎月550円(税込)の割引です。
一緒に住んでいない家族も対象になるため、離れて住んでいる家族もソフトバンクやワイモバイルのスマートフォンを使っている場合は、さらにお得に利用できます。割引の期間はなく、永年割引であることもポイントです。
他社のインターネットを利用中で乗り換えたい人
他社のインターネットを利用中で、何らかの不満を持っていて乗り換えを検討している場合、契約期間が満了する前の解約や、契約の更新月以外での解約では違約金がかかってしまうことがあります。違約金があるために乗り換えたくてもできないケースもあるでしょう。
ソフトバンクエアーでは乗り換えキャンペーンを実施しており、乗り換えの際の違約金や撤去工事費用を合計で最大100,000円までキャッシュバックしてくれます。
他社に乗り換えたいけれど違約金が気になる場合は、キャンペーンを利用してみてはいかがでしょうか。
ソフトバンクエアーのおすすめプロバイダ3選
ソフトバンクエアーを利用する場合におすすめのプロバイダを3社ご紹介します。
ソフトバンクエアー(エース)

株式会社エースのソフトバンクエアーに関するページでは、スピード見積りができます。料金が気になる人は一度見積りを出してみるのもおすすめです。エリア確認も無料で行っています。取り扱っている端末は、Airターミナル4です。
○月額料金、プラン
月額基本料金は5,368円(税込)、契約事務手数料は3,300円(税込)です。
36回払いでAirターミナル4を購入した場合、端末料金は月々1,650円(税込)かかりますが、さまざまな割引が適用されます。
割引は主に3つで、月々割では月額1,650円(税込)が最大36ヶ月割引になります。SoftBank Airスタート割プラスでは月額1,188円(税込)、Airターミナル4!特別割引キャンペーンでは月額1,430円が、それぞれ最大24ヶ月割り引かれます。
これらを踏まえた月額料金は、1~24ヶ月目は2,750円(税込)、25ヶ月目以降は5,368円(税込)です。
○キャンペーン
エースのサイトから申し込むと、最大85,000円(税込)のキャッシュバックキャンペーンを受けられます。
キャッシュバックを受けるためには、いくつかの条件があります。ソフトバンクエアーを、エースの申し込みフォームから申し込み、端末を購入することで最大33,000円(税込)のキャッシュバックが受けられます。
33,000円を12で割ると2,750円となります。Airターミナル4を36回払いにした場合の1~12ヶ月目までの月額料金は2,750円(税込)であるため、ソフトバンクの公式特典とこちらのプロバイダの特典を併用することで、1年間は実質無料でインターネットを利用できることになります。
キャッシュバックキャンペーンは端末購入のみに適用されるので、端末のレンタルは対象外です。また、キャンペーンの適用条件として開通月を1ヶ月目と数えて12ヶ月間の利用が必要となります。
また、指定されたサービスやオプションに同時加入すると、キャッシュバック額が52,000円(税込)追加されます。
○速度
通信速度は、下り最大612Mbps※です。また、64台まで同時接続が可能です。
※ ベストエフォート形式のため、通信環境により実際の通信速度は変化します。利用が集中する時間帯は、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。なお、表記の速度はAirターミナル4 NEXTの場合となります。
モバレコAir(グッド・ラック)

ソフトバンクとグッド・ラックが公式コラボして登場したモバレコAirは、ソフトバンクエアーの機能を低価格で使えるサービスです。取り扱っている端末は、Airターミナル5とAirターミナル4NEXTです。
ソフトバンクエアーのインターネット回線と、グッド・ラックが提供する「GLプレミアムメンバーズ」というメールマガジンサービスをセットで販売しています。GLプレミアムメンバーズの会員費は不要です。
○月額料金、プラン
月額基本料金は、Airターミナル5、Airターミナル4NEXTともに5,368円(税込)です。初月は、契約事務手数料3,300円(税込)が別途かかります。
端末を36回払いで購入する場合、Airターミナル5の端末料金は月々1,980円(税込)、Airターミナル4NEXTの場合は月々1,650円(税込)です。
基本料金が最大36ヶ月間割引になる月月割と、最大24ヶ月間割引になるモバレコAir限定月額キャンペーンは、Airターミナル5/Airターミナル4NEXTともに対象になります。Airターミナル4NEXTは、最大22ヶ月間のAirターミナル4!特別割引キャンペーンの対象にもなります。
月月割の額は、Airターミナル5の場合は月々1,980円(税込)、Airターミナル4NEXTの場合は月々1,650円(税込)です。モバレコAir限定月額キャンペーンでは、Airターミナル5/Airターミナル4NEXTともに1~2ヶ月目は毎月最大3,201円(税込)、3~24ヶ月目は毎月最大1,689円(税込)が割引されます。Airターミナル4NEXTのAirターミナル4!特別割引キャンペーンは、3~24ヶ月目に最大929円(税込)が割引となります。
これらの割引を考慮すると、Airターミナル5を36回払いで購入する場合の月々の料金は、1~2ヶ月目は2,167円(税込)、3~24ヶ月目は3,679円(税込)、25ヶ月目以降は5,368円(税込)です。また、Airターミナル4NEXTの場合の月額は、1~2ヶ月目は2,167円(税込)、3~24ヶ月目は2,750円(税込)、25ヶ月目以降は5,368円(税込)となります。
モバレコAir限定月額キャンペーンは、端末レンタル場合でも適用できます。
○キャンペーン
最大で30,000円のキャッシュバックキャンペーンも実施中です。また、乗り換え時の違約金や撤去工事費が最大で100,000円キャッシュバックされるソフトバンク公式の乗り換えキャンペーンも併用できます。
○速度
Airターミナル5で5G通信を利用した場合、下り最大2.1Gbps※1・2の通信を楽しめます。同時接続台数は128台です。Airターミナル4NEXTの通信速度は、下り最大612Mbps※1で、同時接続台数は128台です。
※1 最大下り速度はスペック上の最大値です。実際の通信速度を表すものではありません。
※2 ソフトバンクエアーでご利用いただける5G対象エリアは限られます。
モバレコAir(フェイサム)

ソフトバンクとフェイサムの公式コラボにより、ソフトバンクエアーのインターネット回線と、メールマガジン配信サービス「GLプレミアムメンバーズ」をセットで販売しています。
GLプレミアムメンバーズの会員費はかかりません。取り扱っている端末は、Airターミナル5、Airターミナル4/4NEXTです。
○月額料金、プラン
月額基本料金は、Airターミナル5、Airターミナル4/4NEXTともに5,368円(税込)です。初月は、契約事務手数料3,300円(税込)が追加でかかります。
端末を36回払いで購入する場合、Airターミナル5の端末料金は月々1,980円(税込)、Airターミナル4/4NEXTの場合は月々1,650円(税込)です。
端末を購入した場合に受けられる主な割引は3種類です。基本料金が最大36ヶ月間割引になる月月割では、Airターミナル5の場合は1,980円(税込)、Airターミナル4NEXTの場合は1,650円(税込)が基本料金から割り引かれます。
モバレコAir限定月額キャンペーンは、機種によらず1~2ヶ月目は毎月最大3,201円(税込)、3~24ヶ月目は毎月最大1,689円(税込)が割引されます
Airターミナル4/4NEXTを購入した場合に3~24ヶ月目に受けられるAirターミナル4!特別割引キャンペーンの割引額は、月々929円(税込)です。
これらの割引を考慮すると、Airターミナル5を36回払いで購入する場合の月々の料金は、1~2ヶ月目は2,167円(税込)、3~24ヶ月目は3,679円(税込)、25ヶ月目以降は5,368円(税込)です。また、Airターミナル4NEXTの場合の月額は、1~2ヶ月目は2,167円(税込)、3~24ヶ月目は2,750円(税込)、25ヶ月目以降は5,368円(税込)となります。
○キャンペーン
最大26,580円のキャッシュバックキャンペーンも実施中です。フェイサムのサイトから新規でモバレコAirを申し込み、支払方法でクレジットカードを選択、端末を割賦契約で購入した方が対象です。
キャッシュバックは、申し込み月を含む12ヶ月目の末日までに行われます。他にも、キャッシュバック受け取りまで継続利用すること、本人確認書類の登録を7日間以内にするなどの条件があります。
ソフトバンク公式キャンペーンを併用すれば、乗り換え時の違約金や撤去工事費用も還元してもらえます。また、ソフトバンクやワイモバイルのスマートフォンを利用している場合は、月額利用料の割引も利用できます。
○速度
Airターミナル5で5G通信を利用した場合、下り最大2.4Gbps※1・2の高速通信を楽しめます。Airターミナル4/4NEXTは下り最大612Mbps※1で使えます。また、同時接続台数は128台です。
※1 最大下り速度はスペック上の最大値です。実際の通信速度を表すものではありません。
※2 ソフトバンクエアーでご利用いただける5G対象エリアは限られます。
WiMAXはこんな人におすすめ
ソフトバンクエアーとBroad WiMAXの特徴を踏まえた上で、次はWiMAXがどんな人におすすめなのかを見ていきましょう。
通信速度の速さを求める人
使用する端末によっても変わってきますが、WiMAXのホームルーターSpeed Wi-Fi HOME 5G L11や、ポケット型Wi-FiのSpeed Wi-Fi 5G X11の通信速度は、下り最大2.7Gbps※1、上り最大183Mbpsです。
ソフトバンクエアーの場合、5G対応エリアでAirターミナル5を使用すれば5G通信が可能ですが、下りの最大速度が2.1~2.4Gbps※2であり、WiMAXの方が速いことがわかります。
オンラインゲームや高画質での動画視聴など、容量の多い使い方をする場合は、通信速度が速いとより快適です。
※1 5Gは一部エリアでの提供です。表記の通信速度はシステム上の最大速度となります。通信速度は、通信環境やネットワークの混雑状況などに応じて低下します。
※2 最大下り速度はスペック上の最大値です。実際の通信速度を表すものではありません。ソフトバンクエアーでご利用いただける5G対象エリアは限られます。
5G通信をお得に利用したい人
Broad WiMAXの料金プランは2つあります。「ギガ放題バリュープラン」と「ギガ放題フリープラン」です。「ギガ放題バリュープラン」は2年契約となりますが、「ギガ放題フリープラン」は契約期間がないため、利用期間が決まっていない人におすすめです。
またどちらも5Gに対応しているため5Gエリアに住んでいる場合は、高速通信を利用できるでしょう。5Gに対応したホームルーターやポケット型Wi-Fiもいくつか提供されています。
さまざまな端末から選びたい人
ソフトバンクエアーの端末はホームルーターのみですが、WiMAXはホームルーターとポケット型Wi-Fiから選ぶことができ、それぞれでいくつか種類があります。
ホームルーターは標準で有線接続ができるので、自宅でインターネットを利用することがメインの場合におすすめです。ポケット型Wi-Fiは持ち運びができるため、家の中だけでなく外でもインターネットをよく利用する場合に使いやすいでしょう。
WiMAXは端末の種類があることから、自分にあった端末を選べるというメリットがあります。
端末代金を抑えたい人
ソフトバンクエアーの端末代金は、Airターミナル4/4NEXTだと59,400円(税込)、Airターミナル5は71,280円(税込)です。一方でWiMAXは21,780円(税込)と、端末代金がソフトバンクエアーと比べて安くなっています。
月月割を適用することで、Airターミナル4NEXT/4は月々1,650円(税込)、Airターミナル5は月々1,980円(税込)が基本料金から割引されるため、実質無料で端末を手に入れることが可能ですが、36ヶ月後までキャンペーンが継続しているとは限りません。
端末代金を抑えたいなら、WiMAXを検討してみてはいかがでしょうか。
auのスマートフォンを使っている人
auのスマートフォンを使っている場合、スマートバリューを適用することで、スマートフォンの利用料金が毎月最大で1,100円(税込)割引になります。auで加入している料金プランによって割引の金額は変わってきます。
Broad WiMAXのauスマホ割プランと、auスマートバリューの両方に加入する必要があります。
WiMAXのおすすめプロバイダ3選
WiMAXを利用する場合におすすめのプロバイダを3社ご紹介しますので、参考にしてみてください。
Broad WiMAX

Broad WiMAXでは2つの定額プランを提供しています。契約期間によってプランを選べます。
○月額料金、プラン
料金プランは、2年縛りのある「ギガ放題バリュープラン」と、契約期間の縛りがない「ギガ放題フリープラン」があります。どちらのプランも5G端末※1に対応したプランで、月間のデータ量は無制限※2です。
ギガ放題バリュープランの月額利用料は、初月1,397円(税込)、2ヶ月目以降は月額3,883円です。ギガ放題フリープランも、初月の月額利用料は1,397円(税込)です。2ヶ月目以降は月額4,070円(税込)になります。
端末代金は、一括払い、もしくは36回の分割払いから選択できます。一括払いの場合は初月に21,780円(税込)、分割払いの場合は月々605円(税込)です。分割払いを選択して、36ヶ月未満で解約した場合は、端末代金の残債分が請求されます。
また、ギガ放題バリュープランの場合、24ヶ月目よりも前に解約した場合、3,883円(税込)の契約解除料がかかります。
※1 5Gは一部エリアでの提供です。
※2 一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
○キャンペーン
お得なキャンペーンも実施中です。公式サイトのフォームから対象の端末をクレジットカード払いで申し込み、指定された2つのオプションに初回加入すると、初期費用20,743円(税込)が割引されます。
また、他社のインターネットサービスからの乗り換えで解約時の違約金が発生する場合、最大19,000円(非課税)を還元してもらえます。
契約事務手数料の3,300円(税込)はかかりますが、20,740円(税込)の初期費用がキャンペーンを適用することで0円となり、乗り換えキャンペーンを併用することで違約金の負担も減らせるため、お得に乗り換えられるでしょう。
さらに、2台同時申し込みで最大5,000円のキャッシュバックキャンペーンなども実施しています。
○速度
端末によりますが、5G対応エリアであれば、下り最大2.7Gbps※の通信が可能です。
※ 5Gは一部エリアでの提供です。表記の通信速度はシステム上の最大速度となります。通信速度は、通信環境やネットワークの混雑状況などに応じて低下します。
BIGLOBE WiMAX

BIGLOBE WiMAXの特徴をご紹介します。
○月額料金、プラン
料金プランは「ギガ放題プラス」のみでわかりやすいのが特徴です。
月額料金は初月0円、翌月以降4,928円(税込)です。ただし、特典利用により実際の支払い額は変わります。月額料金値引き特典では、1ヶ月目に3,762円相当(税込)、2~24ヶ月目に1,573円(税込)相当が割引になります。
特典の適用によって、1ヶ月目は1,166円(税込)、2~24ヶ月目は月額3,355円(税込)となっています。25ヶ月目以降は月額4,928円(税込)です。
端末代は、クレジットカード払いの場合は月々913円(税込)の24回払いで、口座振替の場合は21,912円(税込)の一括払いとなります。
初期設定のスタンダードモードよりも広いエリアで利用できるプラスエリアモードを利用する場合、月額1,100円(税込)がオプション料金として別途かかります。ただし「auスマートバリュー」もしくは「自宅セット割インターネットコース」が適用されている場合は、プラスエリアモードのオプション利用料は0円です。
契約期間の縛りがないため、途中解約しても違約金がかからないのもうれしいポイントです。ただし、初月に解約した場合は、月額利用料が0円ではなくなります。また、端末代の残債がある場合は、支払いが必要です。
○キャンペーン
過去には、キャッシュバック特典が受け取れるキャンペーンが実施されていたこともありますが、現時点では月額料金値引き特典以外のキャッシュバックキャンペーンはありません。
○速度
端末によりますが、5G対応エリアであれば、下り最大2.7Gbps※の通信が可能です。
※ 5Gは一部エリアでの提供です。表記の通信速度はシステム上の最大速度となります。通信速度は、通信環境やネットワークの混雑状況などに応じて低下します。
GMOとくとくBB

平日は15時30分まで、土日祝日は14時までの申し込みで、最短即日発送をしています。
○月額料金、プラン
通常の月額料金は5,302円(税込)です。初月には事務手数料が3,300円かかります。
GMOとくとくBBでは、月額料金値引きをしています。端末発送月、1ヶ月~24ヶ月目は月額1,749円(税込)の割引、25~35ヶ月目は月額1,199円(税込)、36ヶ月目以降は月額594円(税込)が割引となります。
そのため、24ヶ月目までは月額3,553円(税込)、25~35ヶ月目は月額4,103円(税込)、36ヶ月目以降は4,708円(税込)です。
端末代金は、月々605円(税込)の36回払いで、端末代金の支払い期間中に解約すると、残債分を一括で支払うことになります。
最低利用期間は端末発送月の翌月を1ヶ月とした24ヶ月です。最低利用期間内の解約は1,100円(税込)の違約金がかかる点には注意しましょう。
○キャンペーン
他社のインターネットサービスからの乗り換えで解約時の違約金が発生する場合、最大49,000円のキャッシュバックが受けられます。
キャンペーンを受けるためには、いくつかの条件を満たした上で、電話での申し込みが必要です。また、キャッシュバックは、端末発送月を1ヶ月として11ヶ月目に届く案内メールから登録が必要となるので忘れないようにしましょう。
○速度
端末によりますが、5G対応エリアであれば、下り最大2.7Gbps※の通信が可能です。
※ 5Gは一部エリアでの提供です。表記の通信速度はシステム上の最大速度となります。通信速度は、通信環境やネットワークの混雑状況などに応じて低下します。
ソフトバンクエアーとWiMAXに関するよくある質問
ソフトバンクエアーとWiMAXを比較する中で、気になる点やよくある質問について解説します。
ソフトバンクでWiMAXは契約できない?
ソフトバンクエアーはソフトバンクが提供しており、WiMAXはKDDIグループが提供しています。ソフトバンクとKDDIグループはライバル会社でもあり、ソフトバンクではWiMAXを提供していません。
WiMAXを契約したい場合は、今回ご紹介した代理店も参考に、WiMAXを取り扱っているプロバイダに相談しましょう。
ソフトバンクエアーは公式とプロバイダどっちのほうがお得?
ソフトバンクエアーは、プロバイダを通さずにソフトバンクと直接契約して利用することも可能です。ただ、プロバイダを通すことで、独自のキャンペーンが適用され、お得にインターネットを利用できる可能性があります。また、料金体系が異なる場合もあり、利用状況に応じたプランを選べます。
たとえば今回ご紹介したプロバイダでは、ソフトバンク公式の特典に加えて独自のキャッシュバックキャンペーンなどを行っています。ソフトバンクエアーの機能を低価格で使える、モバレコAirといったサービスもあります。
ソフトバンクエアーを提供するプロバイダはいくつもありますが、それぞれでキャンペーンの内容は変わってくるため、比較検討してお得に利用できるプロバイダを見つけましょう。
ソフトバンクエアーはポケット型Wi-Fiじゃない?
ソフトバンクエアーはホームルーターです。ポケット型Wi-Fiではないため、自宅でインターネットを利用する方に向いています。
ソフトバンクエアーは登録した自宅の住所のみで利用できます。引っ越しの際は、設置場所変更の手続きが必要です。
出張先や旅行先といった、一時的な利用を目的とした場所に移転することはできないとしています。登録した住所以外で利用した場合、利用できなくなる可能性があるため注意が必要です。
自宅だけでなく外でもインターネットを利用する場合はポケット型Wi-Fiが便利です。WiMAXはホームルーターだけでなく、持ち運び可能なポケット型Wi-Fiも提供しています。
ソフトバンクからも「データ通信専用50GBプラン」という、ポケット型Wi-Fiが利用できるサービスが提供されています。
プロバイダは何を基準にして選べばよい?
同じインターネット回線を利用する場合でも、どこを窓口にするかでキャンペーンや料金体系は変わってきます。たくさんあるプロバイダの特徴を比較検討する必要があります。
プランや月額料金の違いはもちろん、契約期間や違約金なども確認しましょう。キャンペーンを実施しているプロバイダであれば、よりお得にインターネットを利用できるでしょう。
また、他社のインターネットからの乗り換えの場合は、違約金や撤去工事費用が発生するケースもあります。違約金0円キャンペーンなどを実施しているプロバイダであれば、負担を減らして乗り換えが可能です。
ただし、キャンペーンを利用する際には適用条件などを細かくチェックしましょう。たとえばキャッシュバックの場合は、いつ還元されるのかといったことも要チェックです。プロバイダによっては、契約してから1年後に受け取れるというケースもあります。
ネットに接続できなくなった場合はどうすればよい?
ルーターや接続しているデバイスの電源を一度OFFにして、再度ONにすることで改善する場合があります。また、使っているデバイスのWi-Fi設定を一度OFFにして、再度ONにすることで接続できることもあります。
基地局からの電波を受信しやすい窓際に移動させるなど、ルーターの設置場所を工夫してみるのもおすすめです。いろいろ試しても改善しない場合は、契約先のプロバイダに問い合わせます。サイト内の窓口を確認し、チャットや電話などで相談してみましょう。
販売代理店によっては、通信状況が悪い場合は指定された日数以内に端末を返却することでキャンセル可能な場合もあります。
まとめ
ソフトバンクエアーとWiMAXは、プランや月額料金、通信速度、使っている回線、対応エリア、使用する端末の特徴、端末代金などさまざまな点で違いがあります。
比較した上で、ご自身の使い方に合ったサービスを選びましょう。
さらに、同じソフトバンクエアーやWiMAXを契約する場合でも、どのプロバイダを通すかによってプランや月額料金、キャンペーン、契約期間、違約金、支払い方法などが変わってきます。同じインターネットサービスを利用するなら、できればお得に契約したいですよね。
よりお得にインターネットを利用するためには、今回ご紹介した内容も参考にしながら、数あるプロバイダを比較して検討しましょう。
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