
WiMAXを2年契約できるプロバイダはどこ?3年契約とはどっちがお得?

WiMAXを検討しているとプロバイダがたくさんあり、どれにすればいいのか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
WiMAXは工事なしで、最短翌日から高速通信が実現できるサービスです。この記事ではどのプロバイダにすればいいか悩んでいる方に向けて、契約年数ごとにプロバイダを紹介します。
※本記事は2022年11月14日に作成されたものです。現在の状況とは異なる可能性があることを、あらかじめご了承ください。
※本記事でご紹介している2年(3年)契約ができるプロバイダは作成時点でのサービスであり、現在はプランの改定を行っています。経緯としてお役立てください。
目次
WiMAXを2年契約できるプロバイダ6選
最初にWiMAXについて簡単に紹介します。
WiMAXは「Worldwide Interoperability for Microwave Access」の略で、携帯電話の4GやLTEなどと同じ無線通信技術規格の一種です。
最初はUQコミュニケーションズが、WiMAX回線を利用しモバイルルーターサービスをUQ WiMAXと名付けてサービス提供していました。
時代を経るとともにUQ WiMAXというサービス名が省略され、現在ではインターネット回線としてだけでなく、サービスも含めてウェブサイトやメディア上ではWiMAXと呼ばれていることが多いです。
ここではWiMAXを2年契約できるプロバイダを厳選し、各プロバイダの特徴を解説します。
UQ WiMAX

UQWiMAXは、テレビCMも盛んに放映されているためご存じの方も多いと思います。契約者数3,500万人を超えている大手プロバイダです。
UQWiMAXのギガ放題プラスは、月額通常4,818円(税込)のところが「WiMAX+5Gはじめる割」で月額4,268円(税込)で利用可能です。
一部のエリアでは5Gにも対応しており、下りは最大2.7Gbpsと快適で高速なインターネット環境を作れます。
一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合や混雑する時間帯の通信速度を制限する場合がありますが、月間データ容量上限はなく、追加料金もありません。また、契約する前に15日間無料でWiMAXを試せる「Try WiMAX」も用意されておりユーザーにとっては嬉しいサービスです。
家の中で電波が入るのか心配な方や、同時接続台数に不安がある方など契約前に事前に試すことで安心して契約できます。
さらにauユーザーは「auスマートバリュー」で、毎月のスマホ料金に割引が適用される点が魅力です。
加えてワイヤレスホームルーターサービス顧客満足度を、2019年から2021にかけて3年連続総合満足度1位をとった実績もあります。いつ解約しても一律1,100円(税込)で解約手数料が安いことも支持される理由の一つです。
Broad WiMAX

Broad WiMAXは、株式会社LinkLifeが展開するプロバイダです。幅広い媒体で広告を打ち、HP上で「お客様満足、サポート充実度No.1」※1を標榜するほど、知名度や人気の高さに自信を持つWiMAXサービスとなっています。
Broad WiMAXの料金プランは契約金に縛りのないギガ放題フリープランと、2年契約のギガ放題バリュープランの2種類です。
両者の違いは2ヶ月目以降の月額の使用料金や契約解除料など料金面のみで、通信速度や通信制限の条件などほかの面で大きな違いはありません。
Broad WiMAXの月間データ容量や速度制限がかかる利用データ量はともに無制限※2で、通信制限が非常に緩いのがメリットです。また、通信速度は下り最大2.7Gbps※3で、動画視聴やSNSの閲覧・投稿などが快適に利用できる環境を整えられます。
HP上から申し込み可能で、クレジットカード決済を選択し指定のオプションに加入すると初期費用が0円になります。複雑な手続きなしで気軽にWiMAXを利用してみたい方におすすめのサービスといえるでしょう。
※1 日本マーケティングリサーチ機構 2021年7月度調べ※2一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります
※23 ベストエフォート型サービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません
BIC WiMAX

BIC WiMAXは、ビックカメラの子会社である株式会社ラネットが提供しているプロバイダです。インターネットでの申し込みはできず、ビックカメラやソフマップなどの店舗で契約できます。店舗で店員に情報を聞きながら契約したい人におすすめです。
回線工事不要、即日開通のため契約した日から快適インターネットが楽しめます。WiMAX+5G対応のホームルーター、モバイルルーターともに各4種類用意されており、自分自身にあったルーターを選べます。
プランはBICギガ放題プラスの1種類ですが、2年間は「WiMAX+5Gはじめる割」を使用することで月額4,268(税込)で利用できます。
J:COM WiMAX

J:COM WiMAXは、月額の価格が安いことが特徴のプロバイダです。
端末はGalaxy5GMobileWi-FiとSpeed Wi-Fi HOME 5G L12の2種類ですが、5Gに対応しており、月間データ容量も無制限※で利用できます。画面はWi-Fiルーターの中でも大きめのサイズになっており見やすいです。
初月無料で月額は4,268(税込)となっています。また、J:COMモバイルとセットでスマホのデータ増量ができるため、WiMAXとJ:COMモバイルをセットで加入するとお得に使用できます。
J:COM WiMAX+5Gは、WiMAX2+エリアに加え、auの5Gエリアと4GLTEエリアの一部が追加料金なしで利用可能です。
J:COM WiMAX+5Gを利用できるエリアの人は、より快適にインターネットを使用する環境を整えられます。
また、工事不要で届いたその日に使用できて、申し込みから端末の受け取り、初期設定まで全国どこでも自宅にいながらWEBで完結できます。
※一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります
YAMADA Airmobile WiMAX

YAMADA Airmobile WiMAXは5G通信対応で、YAMADA電気が提供しているプロバイダです。インターネット上では契約できず、店舗で契約を行います。
WiMAX+5Gの新プランは、従来のギガ放題プランと比べてau5Gが加わり、3日間の10GB制限もなくなりました。
ご自宅でテレワークや動画視聴する方にとっては、10GB制限がないことはメリットでしょう。また、利用場所の登録は不要で、エリア内ならいつでもどこでも利用可能なことも特徴です。
工事不要で使用できるホームタイプと、家でも外でも使えるモバイルタイプの2種類が用意されています。
WiMAXのおすすめプロバイダ4選
ここでは、WiMAXのおすすめプロバイダを4つに厳選し、ご紹介します。
GMOとくとくBB

GMOとくとくBBでは毎月実施している3万円前後の高額キャッシュバックキャンペーンが魅力的なプロパイダです。
GMOとくとくBBは業界最安値で、キャッシュバックにより端末代は無料です。ホームルーター、モバイルルーターともに2種類用意されており、2019~2020年度でお客様満足度1位を獲得した実績もあります。
他社からのお乗り換えで最大49,000円キャッシュバックになり、通常月額料金5,302円(税込)のところ1カ月~24ヵ月目は3,553円(税込)お得なプランもありますのでぜひ活用することをおすすめします。
また、利用開始から20日以内であればキャンセル可能で、WiMAXを初めて申し込む方には大きなメリットだといえます。利用エリアで思ったよりWiMAXの通信が入らなかった場合も、無料でキャンセルできるので安心して契約できますね。
カシモWiMAX

カシモWiMAXは最安値でWiMAXを利用したいという方におすすめのプロバイダです。縛りなしプランで初月1,408円(税込)、以降は月額4,373円(税込)で利用できます。
おかえしプログラム利用すると5,000円分amazonギフト券プレゼントでもらえますので実質端末代金が5,000円お得になります。WEBから24時間受付で申し込みもでき、全国配送料無料なので気軽に注文できます。
カシモWiMAXは費用の掛かるテレビCMを使用しておらず、販売店舗を持っていないため、コスト削減とプランの低価格化につなげられています。
販売店舗はありませんが契約後の電話サポートなど、安心して利用する体制は整えられているため、ルーターの故障やつながらない原因がわからないなど何かあった際でも安心です。
So-net WiMAX

So-netのWiMAXは月間データ量制限なしで、下り最大2.7Gbpsの快適通信を利用できるプロバイダです。プランはWiMAX2+ギガ放題とWiMAX+5Gの2種類用意されています。
WiMAX+5Gのスタンダードモードの場合、混雑していない限りは3日で10GBの制限もないため、快適にインターネットを利用することが可能です。
So-netモバイルWiMAX+5Gギガ放題プラスでは月額料金が4,730円で利用できます。
またホームルーター、モバイルルーターともに2種類用意されています。
さらにSo-netは、充実のオプションサービスがついていることが特徴です。たとえば、So-net暮らしのお守りワイドは、同時申し込みで6か月間自宅の水回りや鍵などのトラブルの生活トラブルを解決してくれます。
また、auやUQモバイルを利用されている方はスマホとセットで契約するとルーターの月額料金が割引になるサービスも行っているため、auやUQモバイルを利用中の方におすすめです。
Vision WiMAX

Vision WiMAXは、端末代金が無料のキャンペーンを多くやっているプロバイダです。最新の機種であっても端末代金が無料のため、WiMAXを導入するか悩まれている方にとくにおすすめ。
ホームルーター、モバイルルーターともに2種類用意されています。7月から料金が変わり今ならギガ放題プラスで通常月額料金が4,785円(税込)ですが、初月2,970円(税込)。1カ月~24カ月目4,130円(税込)で使用可能です。
東西2か所の発送拠点があり、13時までに申し込みをすることで、送料無料で最短翌日発送されるため届いたその日から使用できます。
Vision WiMAXでは解約違約金はかかりません。しかし、端末代金のお支払いが分割の場合、残りの支払い料金をまとめてお支払いしなければいけませんので注意しましょう。
WiMAXを契約する手順
WiMAXを契約する手順を説明します。
手順①:興味のあるWiMAXの対象エリアを確認する
WiMAXでは一部の地域でサービス提供を行っていません。申し込み前に利用場所対象エリア内であることを確認してください。
たとえばUQ WiMAXでは関東エリアのほとんど4Gに対応していますが、東京近郊でないと5Gには対応していません。2022年の秋にはさらに対応範囲が拡大する予定です。
手順②:料金プランや端末を選択する
自分が利用する予定のエリアがWiMAXに対応していた場合は、料金プランや端末を選択しましょう。データ容量をたくさん使う方はギガ放題のプランがおすすめです。
また、ご自身の使用用途によってホームルーター、モバイルルーターどちらにするのかを選べます。外出先で使用する可能性がある方は、モバイルルーターを選ぶとご自宅と外出先の両方でWiMAXを使用できるようになります。
それぞれのルーターにも利用できる端末は複数用意されていることが多いです。具体的に使用したい製品を決めましょう。現在は5G通信ができる製品が主流になってきています。
5Gの範囲は順次拡大しているため、とくにこだわりがなければ5G製品がおすすめです。
手順③:個人情報や支払い情報を入力して申し込む
製品が決まったら申し込みたいWiMAXプロバイダのホームページから個人情報や支払い情報を入力し契約手続きをしましょう。
一部WiMAXサービスは店頭でしか受け付けていないものもあるため注意が必要です。
WEBで申し込みできる場合、申し込みに必要なものは氏名・住所・連絡先などの個人情報、運転免許証などの本人確認書類、クレジットカードや口座情報などの支払い情報です。
WiMAXの支払いは基本的にクレジットカードになります。口座振替で支払えるプロバイダは限定されています。
口座振替を希望する方は、事前に対応しているか確認しておきましょう。契約が完了すると数日でWiMAX端末とSIMカードが自宅に届きます。工事や配線が必要なく、当日から利用開始できるものが多いです。
WiMAXを2年契約する際のよくある質問
WiMAXを2年契約する際によくある質問に事前に回答します。
2年契約は解約違約金が絡んでくることや、3年契約のようにキャンペーンが反映されないこともあるため少々複雑です。
ここで紹介するもの以外に不明点がある場合は、ホームページなどからプロバイダに直接問い合わせてみましょう。
違約金はどれぐらい発生するの?
WiMAXの解約違約金の料金設定はプロバイダによって異なります。
契約から何ヶ月経っているかによって請求される解約違約金の料金が違ってくるため、最低でも1年は使うなど解約違約金を抑えることが安く利用するにはおすすめです。
しかし、料金が一律のケースや、縛りなしWi-Fiのように高い料金が請求される場合もあるため、解約違約金は契約前にチェックするほうがよいでしょう。
契約は自動更新されるの?
結論からいうと、契約はどのプロバイダであっても自動更新されます。長期的に使用する人にとっては便利なサービスではありますが、自動更新で発生するトラブルが、解約するつもりでいたのに忘れて自動更新されてしまうケースです。
電話やメールで契約更新月を知らせてくれるケースもありますが、気づかないでいると契約更新月に解約が間に合わないことがあります。
その結果2年契約の場合は自動更新でさらに2年契約が延長されることになるため、契約した後に解約したいと感じる瞬間があれば、契約更新月がいつなのかを把握しておきましょう。
またはメモで残すなどして解約のタイミングをわかるようにしておくことをおすすめします。
積極的にキャンペーンを実施しているプロバイダはあるの?
キャッシュバックキャンペーンを実施しているプロバイダは多くありませんが、上記でも紹介した「Broad WiMAX」をはじめ、積極的に乗り換えキャンペーンを実施しているところもあります。
更新期間がすぎてしまった場合はどうすればいいの?
更新期間が過ぎると自動更新されているケースがほとんどです。
2年使用を続けるか、乗り換え違約金負担キャンペーンを実施しているプロバイダに切り替るか判断しましょう。
LTEオプションは無料で利用できるの?
WiMAXを一時的により速い速度で使えるようになる「LTEオプション」は、各プロバイダ
のプランによって、無料で利用できないところもあります。
プランによってはLTEオプションを利用する際に別途料金が発生することを頭に入れておきましょう。
更新月でも料金が請求されることがあるの?
WiMAX端末に限ったことではありませんが、機器端末が分割になっている場合は支払回数をチェックしておきましょう。
たとえば2年契約で3年間の分割であった場合、2年後更新月で解約したとしても機器端末残債分が一括で請求されることがあります。
解約タイミングの残債金によっては、高額請求になる可能性があるため契約条件を把握しておくことが重要です。
まとめ
この記事ではWiMAXのサービスを5つご紹介しました。
プロバイダによってそれぞれ実質月額料金やキャッシュバック、キャンペーンが異なるため、比較検討しご自身にあったプロバイダを選んでください。
利用状況によって異なりますが、解約する可能性がある方は解約違約金が安い2年契約、長期的に使用する予定で月額料金を安くしたい方は3年契約がおすすめです。
WiMAXはWEBで申し込みでき、工事不要で届いた当日から使えるため、快適なインターネット環境を整えるための選択肢のひとつです。WiMAXを導入し、快適なインターネット環境を整えましょう。
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