WiMAXを2台持ちするメリットやデメリットは?お得な契約方法も紹介

2022.09.30
WiMAXを2台持ちするメリットやデメリットは?お得な契約方法も紹介

ポケット型Wi-Fiの概念を変えるほどの高速通信WiMAX。最近では自宅用のホームルーターとして契約を行う人も増えています。

このように使い方や使える場面のバリエーションが増えたことで「WiMAX端末を2台持ちする」という選択肢もありえるようになりました。

実際にWiMAXの2台持ちは使い方によっては非常に便利です。WiMAXの2台持ちをすることで、現在のネット環境をより安くより高品質にアップグレードしてくれる可能性もあります。

とくに下記のような不満をお持ちの方は、WiMAXの2台持ちを念頭に置いたネット環境の精査がおすすめです。

 ● WiMAXを使っているが、固定回線も含めて通信費が高くついている
 ● 固定回線もあるが、ほぼWiMAXしか使っていない

本記事ではWiMAXを2台持ちするメリットとデメリット、お得な契約方法を解説します。ぜひ最後までお読みいただき、WiMAXを主軸とした新たなネット環境の構築の参考にしてください。

※本記事は2022年9月29日に作成されたものです。
現在の状況とは異なる可能性があることをあらかじめご了承ください。

WiMAXを2台持ちする5つのメリット

まずは、WiMAXを2台持ちした場合のメリットについてです。
WiMAX端末の2台持ちのメリットを整理すると、次の5つのポイントが挙げられます。

 ● 2台目を安く契約できる場合がある
 ● 自宅用と外出用で使い分けられる
 ● 通信モードを使い分けられる
 ● 速度制限を回避できる
 ● 充電が切れても片方の端末で接続できる

それぞれ詳しく解説していきます。

2台目を安く契約できる場合がある

WiMAXでは、2台目を安く契約できる場合があります。

まずひとつはBroad WiMAXが実施している「2台同時お申し込みキャンペーン」で、契約時に2台目を同時に申し込むことで、5,000円がキャッシュバックされるというものです。

指定のオプションへの加入が必要など、利用するための条件がいくつか指定されていますが、2台目を安く契約する方法としては比較的利用しやすい方法です。

またすでに終了したオプションではありますが、以前は、UQ WiMAXが「ファミ得パック」というオプションを行なっていました、これは2台目分の契約が安くなるオプションで、すでにWiMAXに契約している場合に利用できる数少ないオプションでした。

しかしこれは旧WiMAX回線に限定したオプションで、WiMAX2+回線で利用できるものではありませんでした。また2020年3月で旧WiMAX回線が終了したことにともない、ファミ得パックもあわせて終了することになりました。

残念ながら、現行回線であるWiMAX2+にはファミ得パックに相当するオプションはありません。しかし、2021年9月から新たにWiMAX+5Gがスタートしたのにともない、今後同等のものが出てくる可能性はあります。

2台目の契約を検討している方はチェックしておくとよいでしょう。

自宅用と外出用で使い分けられる

WiMAXを2台持ちすることで、端末を自宅用と外出用で使い分けられます。

自宅用にWiMAXのホームルーターを1台用意しておくことで、固定回線の代わりとしても利用できるため、通信費を節約できます。

ちなみにWiMAXの通信速度は下り最大2.7Gbps※ と光回線並みです。ひと昔前までは、モバイル回線の速度は固定回線にかないませんでしたが、現在では固定回線以上の速度で通信できます。

下記に挙げた光回線のコストを考えても、WiMAXのホームルーターを兼用することは非常に合理的です。

 ● 開通工事費(工事費不要〜20,000円以上)
 ● 月額料金(4,000〜6,000円台)

またWi-Fiルーターは、モバイル型のものと自宅用のホームルーターとで、性能や特性が異なります。ホームルーターは屋内での利用を前提に作られているため、モバイル型のものと比べても、自宅での利用により向いています。また障害物が不得意なWiMAXの電波特性からも、電波の受信が強化されたホームルーターの方が、より通信の品質が安定します。

またモバイル型ルーター1台を使い回すと、複数人で使う場合に不便です。モバイル型のルーターを室内用として兼用してしまうと、ルーターを外に持ち出したときにほかの人がインターネットを利用できなくなってしまいます。

自宅用のルーターをもう1台用意しておくことで、それぞれのルーターからWiMAXを利用できるようになります。

※5Gは一部エリアでの提供です。表記の通信速度はシステム上の最大速度となります。通信速度は、通信環境やネットワークの混雑状況などに応じて低下します。

通信モードを使い分けられる

WiMAX端末を2台持ちしておくことで、ルーターごとの通信モードの使い分けができます。

通信モードにはデータ通信量にもとづいた通信制限が課されるものがあり、そのようなモードを使用する場合に、2台持ちは便利です。

具体的には、WiMAX2+での下記の2モードが挙げられます。

 ● ハイスピードモード
 ● ハイスピードプラスエリアモード

WiMAX2+では、WiMAX2+回線のみを使用したハイスピードモードと、WiMAX2+回線とau4GLTE回線※ を併用したハイスピードプラスエリアモードの2つの通信を利用できます。

ただし、ハイスピードプラスエリアモードでは1ヶ月15GBというデータ通信量の制限があります。これを超過すると、ハイスピードモードを含めたすべての通信速度が翌月まで128Kbpsまで制限されてしまうため、その月中はほぼWiMAXが使えなくなってしまいます。

しかし2台のルーターのうち、ハイスピードプラスエリアモードを利用する方を決めておけば、万が一速度制限の対象となっても、もう1台は通常通りの速度で使用できます。

※ WiMAXを申し込むサイトによっては、ハイスピードプラスエリアモードをご利用された月に、別途オプション料金として1,100円(税込)がかかる可能性がございます。

充電が切れても片方の端末で接続できる

ルーターの充電が切れた場合に対応しやすいのも、2台持ちのメリットです。2台のうち片方から使っていくことで、バッテリーが切れてももう一方の端末を使って通信を継続できます。

また、2台あるということは稼働時間が2倍になったのと同じです。1台だけの場合よりも、バッテリーの消費を気にすることなく、WiMAXでの通信を楽しめます。

なおWiMAXのルーターはサイズもモバイルバッテリーとほとんど変わりません。重さに関してはむしろモバイルバッテリーよりも軽いくらいなので、持ち歩く負担はそれほど大きくはないでしょう。

WiMAXを2台持ちする3つのデメリット

WiMAXの2台持ちにまったくデメリットがないわけではありません。ここからは、WiMAXを2台持ちした場合のデメリットについて見ていきましょう。

主なデメリットは以下の3点です。

 ● 2倍近くの費用が毎月かかる
 ● 違約金や賠償金も2倍かかる
 ● 2台目はキャンペーンやキャッシュバックの対象外になる場合がある

詳しく解説します。

2倍近くの費用が毎月かかる

2台持ちのために2回線を契約した場合、かかる費用もほぼ2倍になります。月額料金の支払額が上がるため、使い方がコストに見合うものかはあらかじめよく考えておくべきでしょう。

モバイル用の回線をもう1本増やすために契約した場合でも、使い方や使う時間帯によっては、固定回線の代わりとして使える場合もあります。費用が気になる方は、運用方法の見直しも含めて検討することをおすすめします。

違約金や賠償金も2倍かかる

2回線の契約ということは、解約や故障のリスクも2倍になるということです。

とくに解約した場合の違約金の負担は大きく、2回線分を解約すると、最大で2倍の解約金が発生します。何の目的で契約するのか、またいつまで使う予定なのかを、契約前によく検討しておく必要があります。

また端末を2台も持つことになるため、故障のリスクも2倍になります。2台同時に持ち歩いていれば、水濡れなどのアクシデントのリスクも2倍になるため、取り扱いには充分な注意が必要です。

必要に応じて、端末補償のオプションを追加するなどの対応をしましょう。

2台目はキャンペーンやキャッシュバックの対象外になる場合がある

WiMAXのキャンペーンやキャッシュバックでは、対象条件に初回の契約という条件が含まれることが多く、その場合、同一の名義ではキャンペーンやキャッシュバックに申し込めません。

2台分の契約をしていても、必ずしもキャンペーンなどの恩恵が受けられるわけではない点には注意してください。

WiMAXの2台目をお得に契約する方法

ここからはWiMAXの2台目をよりお得に契約するための方法について解説していきます。
ここで紹介する方法は下記の4つです。

 ● 2台目契約のキャンペーンを活用する
 ● 2台目の料金プランを提供するプロバイダを契約する
 ● 2台目を別名義で契約する
 ● 2台目を別のプロバイダで契約する

ひとつずつ詳しく解説します。

2台目契約のキャンペーンを活用する

まず検討したいのが、2台目契約のキャンペーンを利用する方法です。2台目契約のキャンペーンを実施しているプロバイダでないと利用できませんが、ぜひチェックしておきましょう

ちなみに本記事執筆時点では、Broad WiMAXで「2台目キャンペーン」※を実施しています。Broad WiMAXで2台同時に申し込むことで、5,000円がキャッシュバックされます。
(※)対象のプラン・指定オプション加入かつクレジットカード払いなどの条件有

2台持ち向けに用意された貴重なキャンペーンなので、ぜひチェックしてみることをおすすめします。

2台目の料金プランを提供するプロバイダを契約する

2台目の料金プランが1台目よりも安くなるプロバイダがあれば、そのようなプロバイダを選ぶのも方法のひとつです。とくにキャッシュバックは適用されたときにしかリターンを得られませんが、料金プランそのものが安くなれば、継続的にお得に利用できます。

キャンペーンなどをチェックし、2台目の月額料金が安くなるようであれば、そちらのプロバイダで契約を検討してみましょう。

2台目を別名義で契約する

2台目を別名義で契約するのもおすすめの方法です。家族などにお願いして、2台目を別名義で契約します。名義は変わりますが、別の人間が契約しているため、キャッシュバックやキャンペーンを再度申し込める場合があります。

キャッシュバックやキャンペーンはそれぞれの実施で利用条件が異なるため確認はそのつど必要ですが、別名義であれば同一世帯の人間でもOKな場合がほとんどです。
2台目割引キャンペーンなどよりもこちらの方がお得な場合も多いので、比較しながら決めるのがおすすめです。

2台目を別のプロバイダと契約する

2台目のWiMAXを別のプロバイダで契約するのもおすすめです。1台目の申し込み時とは状況が代わり、お得なキャンペーンやキャッシュバックが登場していることもあります。

逆に1台目の申し込み時に受けられていたキャンペーンやキャッシュバックが今はなくなっていることもあるため、同じプロバイダへのこだわりがなければ、別プロバイダでの検討は非常におすすめです。

またプロバイダが変わることで異なる契約年数を選べる場合もあります。1台目をある程度の期間使っているような場合は、契約期間の終わりを近づけられる場合もあります。

WiMAXの2台目契約におすすめのプロバイダ

ここからはWiMAXの2台目契約におすすめのプロバイダについて解説します。
紹介するのは以下の3つのプロバイダです。

 ● Broad WiMAX
 ● GMOとくとくBBWiMAX
 ● カシモWiMAX

それぞれ詳しく解説していきます。

Broad WiMAX

Broad WiMAX

最初に紹介するのが、Broad WiMAXです。
Broad WiMAXは2台目契約に関するキャッシュバックを実施している数少ないプロバイダのひとつです。「2台目キャンペーン」では、2台同時契約を行うことで、5,000円が還元されます。

※価格はすべて税込価格

プラン名ギガ放題バリュープランギガ放題フリープラン
最低利用期間2年なし
契約事務手数料3,300円3,300円
初期費用20,743円 (キャンペーン利用で0円)20,743円 (キャンペーン利用で0円)
月額利用料(初月)1,397円1,397円
月額利用料(2ヵ月目~)3,883円4,070円
通信速度下り最大2.7Gbps ※1下り最大2.7Gbps ※1
月間データ量データ無制限 ※2データ無制限※2
対応エリアWiMAX2+ / au 4G LTE / au 5G ※3WiMAX2+ / au 4G LTE / au 5G ※3
端末代一括払い:21,780円
分割払い:605円×36回
(計21,780円)
一括払い:21,780円
分割払い:605円×36回
(計21,780円)

※1 ベストエフォート型サービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。
※2 一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
※3 5Gは一部エリアで提供

GMOとくとくBB

GMOとくとくBBWiMAX

GMOとくとくBBも2台目持ちにおすすめのプロバイダです。GMOとくとくBBWiMAXでは高額のキャッシュバックを実施しており、最大で23,000円が還元されます。

1台目と別プロバイダで契約していた場合は、2台目をGMOとくとくBBで申し込むことで、新たにキャッシュバックを受け取ることができます。

またすでにGMOとくとくBBWiMAXを利用しているユーザーでも、2台目を別名義で申し込むことでキャッシュバックを受け取ることができます。

プラン名WiMAX+5G
月額料金(税込)1〜2ヶ月目:1,474円~
3〜36ヶ月目:3,784円~
37ヶ月目以降:4,444円~
契約事務手数料(税込)3,300円
契約期間24ヶ月
端末代金(税込)21,780円
下り最大速度2.7Gbps※
上り最大速度183Mbps※

※ベストエフォート型サービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。

カシモWiMAX

カシモWiMAX

カシモWiMAXはキャッシュバックやキャンペーンは少ないですが、月額料金が利用月数に関係なくほぼ一定なので、総費用を管理しやすいという利点があります。
解約時に端末を返却すると5,000円分のamazonギフト券を受け取れるのもうれしいポイントです。

プラン名縛りなしプラン
月額料金(税込)初月:1,408円~
2ヶ月目以降:4,378円~
契約事務手数料(税込)3,300円
契約期間0ヶ月
端末代金(税込)21,780円
下り最大速度2.7Gbps※
上り最大速度183Mbps※

※一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって通信速度が制限されることがあります。

WiMAXの2台目を契約する際の注意点

ここではWiMAXの2台目を契約する際の注意点について解説します。2台目契約する場合には、下記の点に注意が必要です。

 ● キャッシュバックの適用外になる可能性がある
 ● 家族名義で契約する場合は別途クレジットカードが必要になる

キャッシュバックの適用外になる可能性がある

2台目の契約を行う場合は、キャッシュバックの適用外になる可能性があります。

これはキャンペーンなどでも同様で、初回申し込み者限定という条件が付されているのもよくあるケースです。キャッシュバックやキャンペーンをどうしても受け取りたい場合は、契約者を変えるしかないため、家族にお願いして契約してもらうなどの対応が必要になります。

また場合によっては「同一世帯者がすでに受け取っている場合は不可」という可能性がないわけではないので、事前に条件をよくチェックしておきましょう。

家族名義で契約する場合は別途クレジットカードが必要になる

2台目を家族名義で契約する場合は、家族のクレジットカードが必要になる場合があります。

WiMAXは支払い方法としてクレジットカード払いが主流で、口座振替などのほかの支払い方法にはほとんど対応していません。

そのため、クレジットカードがない場合はプロバイダの選択肢が極端に少なくなってしまいます。クレジットカードを持っている家族にお願いするか、契約する家族名義のクレジットカードを新たに用意する必要があります。

2台目にポケット型Wi-Fiもおすすめ

2台目を契約するなら、ポケット型Wi-Fiもおすすめです。ポケット型Wi-Fiは選択肢が豊富でプランのバリエーションも多いため、用途や目的によってはWiMAXを2台持つよりもおすすめできる場合があります。

ポケット型Wi-Fiがおすすめできる理由には、以下の3点があります。

 ● WiMAXよりも広いエリアで利用できる
 ● WiMAXより安く契約できる
 ● 契約期間の縛りがないプロバイダと契約できる

それぞれ解説していきます。

WiMAXよりも広いエリアで利用できる

ポケット型Wi-Fiは国内の3大スマホキャリアの回線を借りてサービスを運営しています。それらの回線のエリアがそのままWi-Fiエリアとして使えるため、対応エリアがかなり広いという特徴があります。

このエリアの広さは、WiMAXのハイスピードモードとハイスピードエリアプラスモードの対比で考えると理解しやすいです。ハイスピードモードからハイスピードエリアプラスモードに切り替えるということは、WiMAX2+回線でエリアカバーできない場合にau4GLTE回線に切り替えるということと同じです。

つまりWiMAX2+回線よりもauの4GLTE回線に切り替えた方がエリアをカバーできるため、auをはじめとするスマホキャリアの回線を使うポケット型Wi-Fiの方がカバーエリアは広いということを意味しています。

電波のつながりやすさを優先したければ、スマホキャリアの回線を使用するポケット型Wi-Fiは、ぜひ検討しておきたいところです。

WiMAXより安く契約できる

ポケット型Wi-Fiの月額料金はWiMAXよりも安い場合が多く、契約する月間のゲータ通信量や契約期間でもWiMAXと比べて柔軟性が高いという特徴があります。そのため、実際の使い方にあわせたプランを選ぶことで、WiMAXよりもコストを抑えた契約ができます。

たとえば月間100GBを使えるMUGEN WiFiでは月額料金は3,718円(税込)~と、WiMAXと比べて安い値段で利用できます。

サービス名月間データ通信量月額料金(税込)
MUGEN WiFi100GB3,718円~
Broad WiMAX(ギガ放題バリュープラン)無制限(※)初月:1,397円~
1ヶ月目以降:3,883円~
GMOとくとくBBWiMAX無制限(※)1〜2ヶ月目:1,474円~
3〜36ヶ月目:3,784円~
37ヶ月目以降:4,444円~

※一定期間内に大量のデータ通信があった場合やネットワークの混雑する時間帯や状況によって、通信速度が制限される場合があります。

上記の表のとおり、WiMAXの月間データ通信量は無制限ですが、毎月の通信量が100GB以下なら、無制限の通信は必要ありません。このようなケースでは、より安い月額料金で使えるMUGEN WiFiの方がよりコスパよく利用できます。

契約期間の縛りがないプロバイダと契約できる

契約期間の縛りのないプロバイダと契約できるという点でも、ポケット型Wi-Fiはおすすめです。WiMAXには契約期間の縛りのないプランはないため、その点でもポケット型Wi-Fiには優位性があります。

とくに利用の予定がはっきりとしない場合は、契約期間の縛りのないポケット型Wi-Fiに契約することで、不要な月額料金の支払いや解約違約金の発生を避けられます。

2台目の契約におすすめのポケット型Wi-Fi

ここでは、2台目の契約におすすめのポケット型Wi-Fiとして、下記の2サービスを紹介します。

 ● THE WiFi
 ● 縛りなしWiFi

THE WiFi

THE WiFi

THE WiFiは通信にクラウドSIMを採用したポケット型Wi-Fiで、ドコモ、au、SoftBankの3つの回線を自動で切り替えながら使用できます。

プランは2種類あり、月間データ容量が100GBの固定プランと、通信量に応じて月額料金が段階的に変化するFiTプランがあり、使い方にあわせてプランを選べます。

プラン名THE WiFiプランTHE WiFiFiTプラン
月額料金(税込)3,828円~1GB/月まで:1,298円~
5GB/月まで:1,628円~
20GB/月まで:2,068円~
40GB/月まで:2,596円~
100GB/月まで:3,960円~
契約事務手数料(税込)3,300円3,300円
契約期間24ヶ月24ヶ月
端末代金(税込)0円0円
下り最大速度150Mbps※150Mbps※
上り最大速度50Mbps※50Mbps※

※ベストエフォート方式のため、通信環境により実際の通信速度は変化します。

また現在(本記事執筆時点)では、下記のキャンペーンを実施しており、初期費用を大幅に抑えながら利用を始められます。

 ● 4ヶ月基本料金0円
 ● 登録事務手数料1,000円引き
 ● THE WiFiポイント5,000円分付与

なお、THE WiFiポイントは毎月の支払いにも使えるため、実質的に5,000円分の割引と同等です。

縛りなしWiFi

縛りなしWiFi

縛りなしWiFiは、契約期間の縛りのないポケット型Wi-Fiで、好きなタイミングで解約できるのがポイントです。もちろん解約違約金は発生しないため、利用を始めやすいのもメリットのひとつです。
縛りなしWiFiでは、10GB、30GB、60GB、90GBの4つのプランを用意しており、自分の使い方にあったプランが選択可能です。

さらに、はじめておトクキャンペーン※や期間限定10,000円キャッシュバック※も行っているため契約の際はぜひご活用ください。

※詳しくは縛りなしWiFiの公式サイトをご確認ください。

プラン名10GBプラン30GBプラン60GBプラン90GBプラン
月額料金(税込)2,178円~3,278円~4,103円~4,818円~
契約事務手数料(税込)3,300円3,300円3,300円3,300円
契約期間なしなしなしなし
端末代金(税込)0円0円0円0円
下り最大速度150Mbps※150Mbps※150Mbps※150Mbps※
上り最大速度50Mbps※50Mbps※50Mbps※50Mbps※

※ベストエフォート方式のため、通信環境により実際の通信速度は変化します。

WiMAXの2台目契約に関するよくある質問

ここではWiMAXの2台目契約に関するよくある質問を紹介します。

短期間だけ利用したい場合は?

追加分のWiMAXを短期間だけ利用したい場合、WiMAXの契約はおすすめしません。

WiMAXは2、3年契約が中心で最低でも1年契約となっており、そもそも短期間の契約には向いていません。

契約期間内の解約は高額の解約金が発生するため、数週間、数ヶ月といった短期間で利用したい場合は、契約期間の縛りのないポケット型Wi-Fiをおすすめします。

2台目をお得に契約する方法は?

2台目をお得に契約する方法としては、本記事執筆時点の状況にもとづいた場合、Broad WiMAXの2台同時申し込みキャンペーンの利用があります。

WiMAXの申し込み時に2台同時に登録することで、5,000円が還元されます。

また別名義で新たに契約することで、初回申込者を対象としたキャンペーンやキャッシュバックを受け取るという方法もあります。

WiMAXとWiMAX2+の違いって何?

WiMAXは2009年のサービス開始当初に敷設されていた旧式のWiMAX回線です。現在の基準から見ると通信速度は遅く、2013年に通信速度が大幅に強化されたWiMAX2+がスタートしました。

ちなみにWiMAXのサービス開始当初の通信速度は下りおよそ40Mbpsで、のちにWiMAX2+の通信速度強化のためにおよそ13Mbpsまで速度が下がることになります。

またWiMAX2+は開始当初の110Mbpsから段階的に高速化していき、現在では440Mbpsまで最大速度をアップしています。

なお2020年3月をもって旧WiMAXはサービスを終了し、現在ではWiMAX2+とそれに5G対応を加えたWiMAX+5Gの2種類でWiMAXサービスは構成されています。

ファミ得パックって何?

ファミ得パックとは、UQ WiMAXで実施されていたオプションです。契約者に加えて家族がWiMAXを使用する場合に追加分の契約として、ファミ得パックが利用できました。

ファミ得パックを利用することで追加分の回線を割引価格で契約できましたが、利用できるのは旧WiMAXです。

なお、2020年の旧WiMAX回線の終了にあわせて、ファミ得パックの提供も終了しています。

まとめ

以上、本記事では、WiMAXの2台持ちを行うメリットとデメリットについて解説しました。

WiMAXはモバイルWi-Fiルーターのイメージが強いため、WiMAXの2台持ちと聞くとやや違和感を覚える方もいるかもしれません。しかしWiMAXの2台持ちは、目的に使い方さえはまれば非常に利便性の高い運用方法です。

またWiMAXはホームルーターとしても優秀で、光回線などの代わりとして選ぶ方も増えてきています。

上手に導入することで月額料金の圧縮などより生活スタイルにあった利用も可能になるので、ぜひ本記事を参考に、先入観にとらわれない選択を検討していただければと思います。

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